後悔は少なめのMY LIFE

労力と金銭は惜しまないstyle

配信ありすぎて困るオタクのGW

5月になり緊急事態宣言が今月一杯まで延長され、
舞台の予定がなくなりつつも新しい形態での上演があったり、また各所で過去作品の配信があったりと、外には出られないもののオタクは忙しい。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

私は現場の為に休みにする予定だった日が結局全部飛んでしまったので仕事になってしまい、GWは殆んど休みがありませんでした泣。
気がついたら29日から10日朝までほぼ休みなしでした泣。ダブルワークなので夜職が休みでも昼はあるとか夜勤明けの休みで翌日また夜勤とかで丸1日休んだ日がないという。あまりに可哀想な自分を甘やかす意味でさっきZOZOTOWNで服をぽちりました。着ていく現場ないけど(泣)。

そんなわけで、以下はこれまでに見たもの(感想)と見る予定のものの記録です。とにかく色々被りまくってこのGWは時間なさすぎて困りました泣。


ミュージカル刀剣乱舞
4/24~10日連続で無料配信された刀ミュ。
仕事(夜勤)がある日は見れず、幕末天狼傳、厳島神社、真剣乱舞祭2016、2017、つはもの、むすはじ、みほとせが途中までだったりPatchのLINEライブと重なったので流し見だったりでした。お芝居で最後までクリアしたのはみほとせだけかな。
みほとせは割と早い時点でこれは泣くわとなって案の定ダーダー泣いてしまった。
らぶフェスでミュの2部の雰囲気を掴みましたが、厳島神社のは刀ミュのガラコンサートの位置付けでFAですか?ミュ未履修なのですが回を重ねる毎に歌、ダンスのレベルが上がっていってすごいなあと。(語彙力) ファン層にガチ刀オタク歴史オタクが増えたので作品の方向性もしっかり定まっていってキャストのポテンシャルも高くなるという素晴らしい相乗効果でした。ちなみに岩融と長曽祢くんが好きだと言ったら友だちがめっちゃわかると言ってくれました笑。岩融と今剣のコンビが性癖どストライクなんですよ…ええデカい男と小さい子(こちらは男女問わず)の組み合わせが好きなんです。


うち劇「振り向くな、後ろに未来はない」
5/5の15時~19時~の2公演配信されたリモート朗読劇。
いきなり発表されて良知くんとりゅうじくんは分かるけど(NARUTOのうちは兄弟ですね)何故近ちゃん??と混乱してしまった。
でも良知くんと近ちゃんが共演するのがめっちゃ嬉しかったわたくしです。(Patchを知る前から見ていた人がPatchメンバーと共演するのが嬉しいマン)
疫病が流行った5年後の世界が舞台という、今だからこそこういう時事ネタでやるのかなと思ったり。
良知くんが元エリートの下っぱのチンピラ、りゅうじくんが兄貴分、近ちゃんが2人が取引先に持ってきた金を奪おうとする男。良知くんの挙動不審ぽい演技もしかしたら初めて見たかも。すいませんすいません連呼してた笑。りゅうじくんは穏やかなのに時々ヤクザの本性が出て怖かったし、近ちゃんは更に挙動不審でテンパり具合が面白かったな。これ3人の役シャッフルしたらまた面白そう。
3人がそれぞれ別の場所からリモートで朗読するスタイルは暫くは三密を避けなければいけない状況が続くので今後主流になりそうですね。
チケット代は3000円だったのですがこういう取り組みが今後増えることを考えると適正価格なのかなという気がします。
私は昼間は仕事があったので19時公演しか見れなかったのですが、通して見たら演技の違いが分かってまた楽しめたと思います。アーカイブが5日中しか見れないので時間なくて1公演のみしか買わなかったのでした。


ハイパープロジェクション演劇ハイキュー!!
・最強の挑戦者
6日に購入してその日に見ました。1週間なのであと2回は見たい。東京4公演だけで残り中止になってしまい、恒例の大楽収録が出来ないから円盤発売もなくなって、こうしてゲネプロ映像を配信してくれるのは有難いです。これだけでも売って欲しいけど一番良いのは再演ですよね。稲荷崎がもう予想以上に良かったし前回の飛翔で田中せんぱい以外不満しか残らなかった烏野メンバーがとても良くなっていたので。オープニングのキャスパレ(末満さんナイズドされているのでオープニングのキャスト紹介のことをキャストパレードと呼んでいます)で泣いてしまいました。これが私が好きなハイステだーーー!って。キャラの名前とキャストの動きと音楽がピッタリハマるマッピング。これぞハイステ。

以下4作品は来週以降見る予定。
・初演、頂の景色(再演)
…DVDも履修できていないのでまずはここから。
再演のチケットが鬼厳しかったと聞いている。
キャンディちゃんとしてはこの頃の青城(花巻くん)は見ておきたいと思う。
・烏野、復活!、勝者と敗者
この2つはDVD済み。勝者と敗者も生で観ている。だけどまだ推しが定まる前だったのでもう一度じっくり見たい。今見たら勝者と敗者でガン泣きできる自信ある。烏野、復活!では音駒との練習試合ばかり鬼リピートしていたのでちゃんと伊達工を見なければ。(以降、東京の陣までDVD購入済み)


舞台「野球」飛行機雲のホームラン
西田さんとこのメンタルフルボッコ確実の作品と言われていたので時間と気持ちに余裕のある時に見たかったけど11日までだったので夜勤ある日の昼間に無理矢理見ました。
ただただ野球がやりたい少年達が野球をやっている話だった。戦争が時代背景なので泣く要素しかなかった。言って申し訳ないのですが、私は西田さんの最初から最後までクライマックスなBGMずっと流しっぱなし(しかも上映時間めちゃ長)な演出がちょっと苦手でそれを置いて見ているから割と冷静だったのですが、記者志望の堂上(松井勇歩くん)がユメさんに自分の書いた記事を渡して「赤紙が来ました」と言うところでぶわっ(´;ω;`)と泣いてしまいましたね…あれはあかん
たわちゃんと安西くんはホント上手いね。彼らの出ているものは外しないなと思います。


劇団チョコレートケーキ「治天ノ君」
前回の記事に感想あげた愛マリはこちらの古川健氏の脚本。本家ではもっと重くより深い傾向だと聞いており、若干抵抗はあったのですが周囲にかなりお勧めされたので見ました。
大正天皇の話だったのですが、即位された年数が短く一般的に印象が薄いとされる天皇の生涯を演劇にするってなかなか挑戦的ですよね。庶民が皇族の内面を知ることはないので板の上で表現しているのはフィクションに過ぎないのですがリアルだなぁと感じさせられてつい「こういう題材を演劇で使うのはタブーではないのか?」と余計な心配をしてしまいました(笑)。配信を見ながらWikipedia大正天皇のことを調べたのですが、病弱で学校にあまり行けず(中退している)理系が苦手で漢詩作るのが得意、思ったことをすぐ行動に移す等々、俗説では頭の弱い方とされていたようです。父である明治天皇を神に近い神秘的な存在とすることでものすごく人間味溢れる魅力的な人として描かれていたと思います。普段エンタメ寄りの作品を見ることの方が多いのですが、歴史上の人物や出来事を重厚な会話と場面で綴った作品もたまには観たいものです。


TRINITY THE TRUMP (Truth、Reverse、Female)
現時点で未見。今月いっぱい配信お願いします!
過去にゲリラで主に真夜中に配信される以外見る術がなかったのがいきなり神(末満さん)の御慈悲でニコニコ内末満さんのチャンネル会員限定で配信されました。F→T→Rの順番で。すえちゃんはチケット先行時に課金するくらいのゆるさでしたが今回の配信と先日アップされたPatch8周年に寄せたブロマガを読む為に再度課金しました。
ちなみにピースピット時代の他作品もあがっていてこちらは会員でなくても見れるようです。TRUMPシリーズで末満さんを知った人はギャップで頭抱えそうなエンタメ色強めの楽しい作品も多いのでこちらも是非に!


こんなもんでしょうか。PatchのLINEライブのアーカイブもまだ全部見れてないのがあります。
暫く残ると分かっているからつい後回しにしてしまう。次のLINEライブは未定ですがいきなりされるとまた優先順位変わるからたまっていく一方なんだよねえ。時間の使い方を学ぶべき。


配信は過去のものだと無料だったり要課金であっても比較的お手頃価格で見れるのですが、前述の通り今後はオンラインでリモートによる上演が増えるのではと思います。投げ銭できる配信をする人もいるし、1文字2円でファンレターが送れるシステムを取り入れている人もいます。先が見えないこの状況で、演劇がこれからも私達の身近な大切なものであってくれるように、推し達は苦しくなったらいつでも口座を開放してくれ、と切に思うこの頃です。

推し活ができないオタクの備忘録

ステイホーム週間ですね。私は現場の為にとった休みを粛々と消化中です。

マジで若俳オタク兼観劇オタクは現場があってなんぼというのを思い知らされています。
会社と家の往復しかしていなくて休日は殆んど寝て過ごしています。ヤバいですね。
ちょっとした用事で出かけるついでに散歩してみたり18時くらいまでは開いているカフェもあるので入ったりしますが、経済回さないといけないのに三密にならないようにとかなかなか生きづらいです。
うがい手洗いマスクは欠かさず、入る時は1人を心がけて出来る範囲で貢献したいなと思います。

残念ながら(?)私はサービス業で所謂インフラストラクチャーと呼ばれる部類の中の職種(そんなに珍しくはないです)なので仕事は休みになりませんが、貰える給料は変わらないのでそこは有難いと思わなければいけないのでしょうね。
10万円の給付金が貰えたら、貯金したり固定資産税一括払いしたりはせずに遠征時に飛行機使ったりいつもより良いホテルに泊まったりして経済を回したい。早くそんな時が訪れますように。


以下、前回のブログ以降に中止&延期になった現場の記録です。


・4/11 □(シカク)イベント
チケットが届いて割とすぐに延期のお知らせが来ました。フォトチケどちゃくそカッコ良かったのでこれが使えないの勿体ない…でも返金がWeb申請した上で指定口座に入金されるのでチケットは大事にとっておきます。11月に延期になりました。返金されるのがチケット代のみというのはわかるのですが1公演につき1回のやたら高い配送料は戻ってこないので地味に痛いです…

・4/17~19 ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!! 最強の挑戦者」(大阪公演)
地方公演と東京凱旋が中止でDVD収録が出来なくなり、最初の東京4公演が幻となってしまいました。悲しい。稲荷崎見たかった。ところで私はハイステチケットを全て遠征先のコンビニで発券した為すぐに返金処理出来ず、郵送で返却するはめになりました。返金されるのは5月末くらいと思われます。急ぎではないけどあまりに遅いのは嫌なのでぴ◯はどこの店舗でも払い戻し出来るようにして欲しい。とりあえず今後は地元の行動半径内のコンビニで発券します。

・4/24~26 壱劇屋「BLACK SMITH」
何とか開催出来るよう尽力されていましたがさすがにもう4月に入ると世間がそういう雰囲気ではなくなってきたので見送りも致し方ないようでした。
主宰側は決して悪くないので謝罪を見るのは辛いなあと実感。FC先行の最前列のチケットォ…!しかし中止ではなく見送りで具体的に日程は決まっていませんが必ず上演されるものと思っています。
(※来年2月に上演決定しました。チケットはそのままスライドで使えるそうです)

・4/27 劇団Patch結成8周年記念イベント〜「Patchistory from 2012 to 2020〜」
こちらも延期になりました。イベントの一環で毎月行われる予定だったトークイベントも4、5月はなくなりました。好きな劇団のアニバーサリーイヤーが厳しいものになりオタクはとても悲しいのですがこれを乗り越えた先には必ず楽しいことがいっぱい待っていると信じています。

・5/1、2 アオバフェスティバル
毎年GWに開催されていた中之島春の文化祭が今年はなくなったのでその代わりに(?)(主催がABCではないので)企画された演劇コントダンス等のコラボイベント。こちらも開催見送りだそうで。いつか開催されますように。もちろん春の文化祭も。

5/7、8 「YOSHITHUNE 廻」
推しくん出演ということでチケットとりましたが成大くんのバーイベと被っていたのと、時期的に開催は難しいかもと薄々予想していたので、先行で2公演分のみ確保。後で増やせばいいかなと。1年後の2021年5月に延期だそうでチケットはそのままスライドして使えるとか。しかし私は推しくんが出演予定のキャストに入っていないので払い戻しします。まあ出演決まればまた取り直しますよ。

・5/10 金井成大バースデーイベント
こちらも□共々延期のお知らせがきました。9月ですって。そういえばどちらも会場がシブゲキなのですがシブゲキってキューブの持ち物(?)らしくて、だから延期の日付もすぐ決まったのかなと思いました。今時SNSアメブロのみ(しかも更新率めちゃ低い)の若俳ですがこの事態を鑑みてか、最近まめにブログ更新してくれるのですね。有難いですが正直コメントするのに戸惑う内容です。でもそういうところがとても「らしい」ので好きだなあと思うチョロいオタクでした。


それと一緒に書くのはどうかと思いましたが、3月に唯一行った舞台の感想も少し。


3/27、29 T-works#3 「愛する母、マリの肖像」
T-worksとは丹下真寿美さんの演劇ユニット、と呼んでいいのでしょうか。主宰というかプロデューサーさんが居て女優・丹下さんの魅力を発信していく団体みたいな感じだと思っているのですが。
丹下さんは繭期的言うと初演SPECTERのハリエット、TRUMP女性版のウルに当たるキャロルを演じられた方です。

偉人の伝記でメジャーなキュリー夫人ことマリ・キュリーの生涯を彼女の娘視点で描いた作品。
伝記でしか読んだことのない人の本からは分からなかった内面や対人関係が描かれていて、また時代背景も相まって今観るべき演劇だなあと感じました。
目に見えないウイルスと戦わなければいけない今だからこそ、みたいな。
開催にあたり運営側の心配りが素晴らしかったんですよ。マスク着用や消毒を徹底して、当日券は間を空けて座れるよう配置して下さったり。東京公演では終演後の面会はなかったのですが(会場が小さくロビーも狭かった為)、大阪は会場の中や外のウッドデッキと分けて人が集中しないようにしたり。
大阪での面会もなくて良いと思いましたが、こうして最大限の注意を払って機会を作って下さっていることは充分に伝わりました。人の多いところに娯楽の為に出かけることへの後ろめたさはありましたが
これを観に行ったことで感染はしていないので(一応2週間を目安にしている)本当に良かった。


最後に現時点でチケット確保している観劇予定の公演を記しておきます。

6月/ポップンマッシュルームチキン野郎「R老人の週末の御予定」「コチラハコブネ、オウトウセヨ」
7月/闇劇「獄都事変」
「KING OF DANCE」

どうか開催されますように…!オタクにお金落とさせてくれ~!!

3月の現場が殆んど消えた話と近況

ご無沙汰しております。3月全く更新なかったのはタイトルの通り現場がほぼコロナ感染症の影響でなくなったからです。
観劇予定が月末に集中していた為、月末に近づくに連れて次々と中止のお知らせが入ってきてじわじわ心がやられましたね。
以下、飛んでしまった現場です。


VR演劇「鈍色とイノセンス~Mixlaive殺人事件 45年目の真実~」
3月公演が中止になり、後半4月に上演予定が結局全公演中止。
・ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!
最強の挑戦者」(兵庫公演)
最初の東京公演4ステは上演できたものの翌週からの兵庫公演は中止。以降の地方公演も中止になり、おそらくこの分だと17日からの大阪公演、東京凱旋もそうなるのではないかと。
・「十二夜」(大阪公演)
東京公演4公演のみ上演。大阪公演は場所を変えて上演予定が直前に中止。

これを打っている今も行く予定だった公演の延期、中止のツイートが流れてくるし、推しくんの久しぶりの外部も延期になりました。

そういう状況を受け入れなければいけないようになっていて悲しいしつらい。でも推しの健康第一だし自分にもしものことがあると周囲も巻き込んでしまうことの方がもっとつらい。
終息が見えないのが余計にしんどいです。

私はテレワークできないサービス業なので普通に出勤していますが、まだ満員電車に乗らないで済む時間帯なので助かっています。
日常で必要なものがあれば買い物にも行くし、夜勤がなければ昼の仕事の帰りにカフェで一休みしたりしますが、まあ人出はいつもより少ないしゆったり座れますよね。
現場がないから新しい服買おうという気持ちになれないけどだからってお金たまるわけじゃない。
上演出来る保証はないけどチケット発売の発表があればチケット申し込みもするわけですよ。

そして現時点でGW直後まで組んでいた予定はほぼ消えました。まだ発表されていないのもありますがおそらく中止か延期になると思います。


とりあえず払い戻しした分のお金は臨時収入と思わずきちんととっておく(普段使わない口座に一時的に入れる)ことにします。
オタク現金あったら使っちゃう生き物だからさ!

なんかマイナスなことばっかり書いてしまってすみません。一応、決行された現場が1つだけありましたのでまた後日書きます。この記事と一緒にするのは憚りましたので。


今は精一杯感染しないよう予防に努めて推し達が無事お仕事出来るよう願います。
そして全てのオタク、生きて!と祈ります。

Uzumeプロデュース「青月の影、忘るる雷雲の中に」感想

20~23日まで東京で金井成大くんの主演舞台を観てきましたのでその感想です。なるべく早めにあげたかったので頑張って今月中の更新に入れました。
とても難解な作品だったので多少否定的なことも書いていますが多ステしたことは後悔していないし観れて良かった作品でしたと先に書いておきますね。


2/19~23 全9公演(新宿コフレリオシアター)
私が行ったのは内5公演。当初は4公演の予定でしたが、21日の昼がまるっと空いてしまったので当日券を増やしました。


先に公開されたあらすじからきっと重い話なのだと予想していました。20年ちょっと前に実際に起こった少年犯罪事件を元にしており、ノンフィクションに限りなく近いフィクションとして描かれていて
事件をもう一度検証しようとするジャーナリスト(成大くん)視点の物語…なのだけどミステリーというか推理小説のようだった。
めっちゃ観る人を選ぶなあと思いました。推しキャストが居ても多ステするのはしんどかった人は多いと思うし、是非観て欲しい!とお勧めも大変しにくい作品だったのではないでしょうか。

元になったのは神戸連続児童殺傷事件。私は世代的にものすごく覚えているし事件のあった場所の近所に住んでいる友人が複数いたこともあり、20数年経っても忘れられない事件です。
フィクションにつき犯人の少年が少女に変わっているのだけど、他に複数の実際にあった未成年による殺人事件を模したものが登場人物の過去に絡んでいて、時系列が板の上でぐちゃぐちゃになり一度ではとても理解しきれないというのが初見の印象でした。なので翌日当日券で増やしたのですが、4を5に増やしたところで私の頭では全てを理解することは無理でしたorz

台本が限定数ではあるけど物販にあったので最終日に買いました。(残っていないと思っていたらまだあった) 劇中のラジオ?テレビ?の報道の音声が雑音混じりに流れるのですが何を言っているのか聞き取れなくて台本読んでやっと繋がったというね。
助手の花香は守の考えにはあまり興味ないし理解しようともしない今どきの女性というキャラだったけど、実は小学生の時に蒼の妹サクラを殺した同級生だった、が真実だったんですね。何で蒼に最後謝るんだろうと最終日まで分からなかった…。
そういえば蒼がサクラ(久道雪)を監禁していた罪で尋問されていたのは、成人男性が家出少女とSNSで繋がって何もしていないのに未成年誘拐の罪に問われた最近の事件がモチーフですよね。
拓馬と国宗がやりとりしていたものはどうやら飴玉らしいのだけど(国宗が元公安でおそらく道を踏み外しているのは何となく分かったからクスリじゃないかと思っていた)、口田が久道雪にあげたのも飴だし叶野が守に選ばせていたのも飴だった。飴は何の象徴だったのだろうか。
元公安の国宗、元検察の口田、卯月の夫になった刑事の拓馬、この3人の関係も分かりづらいし、少年法を変える為に卯月に近づいた拓馬が結果として卯月を愛するようになったのもその設定は必要だろうかと思ったり。
とにかくすっきりと回収出来ないことだらけでここからメッセージを読み取れということなのかと思えなくもないのですが、あまりに解釈に迷うならその辺の枝葉は取っ払って敢えてこのような重いテーマを選んだ理由やメッセージは観る側それぞれ次第でいいのかとすら考えました。考察必須な作品は嫌いではないけどもう少し伏線を分かりやすく回収して欲しかったかな。

コフレリオシアターは初めて行きましたが100くらい席が作れそうなところを舞台美術の配置を考慮して敢えて70程度の座席数にしたのかな。そりゃチケット前売り完売になりますわ!(補助席置いて毎回10席くらい当日券出していました)
両サイドにも席を作って2回は上手から観て、残りは全部正面だったのですが、下手からも観てみたかったなあ。前楽は最前正面からだったので超至近距離で成大くんのあんな姿やこんな姿(とても語弊がある言い方)を目に焼き付けました。
座席の間隔がめちゃくちゃ狭く通路に余裕がないのは小劇場にありがちですが、ホスピタリティーの高さと推しの芝居を至近距離で堪能出来るのは比例しないという顕著な例ですね。

観劇したのが2日めの夜からだったので事前にどんな話だったかフォロワーのキャンディさんにリサーチして該当の事件のWikipediaを読んでおさらいしたところ、概要の中に性的な表現があり、劇中もしかしてその演技はそういう表現なの?と思わせるところを初見で観てしまい、キャンディさん達に話したら同意して貰えて安堵しました。隠しても仕方ないのではっきり書きますが、成大くん演じる守が人が殺される場面を見せられて、性的興奮を覚えて自慰行為ではないかと思わせる動きをしたのですね。なんか呻き声もヤバかったし。ただ、このシーンは翌日から抑えられているように感じました。
毎回複数場面で演技が変わるのでそこら辺の違いを見るのも密かに楽しみではありましたが。
擬似的自慰行為はともかく、卯月が守に自分を殺すことを望み守にナイフを握らせるのですが、ここは明らかに男女の性行為でした。卯月役の楠世蓮さん、とても好きな女優さんなのです。(何なら成大くんより数観ている) 彼女の目力のある演技に毎回やられていました。当日券増やしたのは彼女のセーラー服姿を見たかったのが半分くらいです。
擬似とはいえ性行為を思わせる演技を見せるってなかなか挑戦的だと思うのですが、私は推している人のリミッター振り切ったイッちゃっている演技を観たい人なので観れて良かったと思っています。

守が実はあの事件の犯人神矢卯月で顔を変え性転換して時守として生きてきた、というのはフェイクだったのですが、叶野さんのこのフェイク台詞のせいで更に混乱させられてしまった。後半、叶野さんのオフィス内での守、卯月、叶野さんの芝居は最大の見処だと思っています。そして個人的に叶野さんは立場上守に対して上からだし拘束して2回も平手打ちするという大変役得な良いキャラで、私は大変好きなアラフィフ美魔女です。
守も卯月と同様の犯罪を起こす可能性のある子供だったから卯月に出会っても生かされていた。2人共青い月を探し、守は生きて卯月は死んだ。
このことが示すもの、が今作品のテーマの1つかなと思いました。正解かどうかは全く自信ない。
そこは観た人それぞれが感じたことが正解なのでしょうね。(演劇あるあるですね)

それから、重い話ではありますが、その中で演者さんがちょいちょい笑えるアドリブを入れてきて少しホッとしました。安達さんは芸人らしく毎回かなり笑いをぶっこんでくるのですが、ちゃんと通常の芝居に戻れているから皆さん当たり前だけど役者ですわ。これで笑いが漏れたりしたら素人か!と興醒めしてしまうところでしたが実は毎回はらはらしていたのでした。シリアスな展開にギャグ入れる手法は賛否両論ですが、私は演出が好きであれば受け入れられる方ですね。
上映時間中に劇場内に流れる空気は緊張感溢れていて、うっかり音をたてることも憚りました。
座席がちょっと動くと軋むので内心とても申し訳ない気持ちで一杯でした。なので少し気が抜けるシーンがあって安心出来たんですね。


感想とは別に物販とか他のことも備忘録として書いておきます。
今回ランダムチェキがあり当たりはサイン入りだったのですが、推しを当てる為に積むことが出来ず、1回めで成大くんを出したのでそれで満足してしまって以降は手を出しませんでした。男性客で交換に応じて下さる方はけっこう居たようですが劇場周りにたむろしないように何度も声かけられていたので余計に積めなかった弱いオタクです。
利益の為にトレーディングとはせずランダムと銘打って大っぴらに交換させてくれないやり方が規模の大小問わず受け入れられないので、お金出すから推し(のグッズ)を下さいと何度でも言い続けます。
それと祝い花を送れない狭いところだったので代わりに差し入れが送れるトリートがあり、微力ながら差し入れを送らせて頂きました。飲食物の差し入れはNGなところが殆んどですが、合法的に推しに差し入れ出来るのはとても有難いシステムです。
そしてちゃんとトリートを送ったキャンディちゃん達の名札(送り状?)を1枚ずつブログに画像上げてくれてありがとうございます。

彼の演技が上手いかどうかは何をもって判断すれば良いのか分からないのですが、私は彼の芝居の引き出しの多さがとても好きで、同時に何をやりだすか全く読めないところも好きで、結果的にめちゃくちゃ変な人を推しているわけですね。

目に見えるファンサをするタイプの人ではありませんが、彼がキャンディちゃん達を大切に思ってくれているのはとても分かるし、キャンディちゃんになって成大くんのお芝居を観て満足出来て、すごく幸せな4日間でした。

★2020年2月

2月のその他観劇記録です。ちゃんと2月中に終わらせた自分えらい!この調子で来月も頑張りたい。

とはいえ、世間がこんな状態であちこちで公演やイベントの中止及び延期のニュースが流れてきて、来月は観劇出来るのかマジで不安になってきました。
パンデミック怖いけど経済が回らなくて生活に支障きたすのはもっと怖い。どうか一刻も早く趣味や娯楽が楽しめる世の中に戻って欲しいです。


2月1日 ブルーシャトルプロデュース「新撰組リメンバー」(ナレッジシアター)
新撰組シリーズの番外編。これまで描かれなかったこぼれ話をいくつかに分けて繋げたものでした。
頭から鴨りん芹沢鴨がトバしていてもしかしてコメディなのかと思ったのですが(実際割と笑えるところが多かった)、最後の1つ手前の原田左之助の話がだいぶ重くて、左之助が好きな私はけっこう辛かったのですが、その分最後を祇園祭で終わらせたところが救いでした。永倉新八を演じる黒田陽介くんがとても動ける方なのでこれまでは若手のアクティブな役が多かったのですが、今回はストーリーテラーとしての永倉新八がとても良い味出していたと思います。壬生ワッショイ節もお祭り騒ぎといいつつ旋律は割と重厚な感じなのがよきでした。
左之助、今回はエビちゃんこと海老澤健次さんだったのですが、エビちゃん観るの多分徳山秀典くんのライブにゲストで出た時以来だ…ていうかキューブ所属だったんだと改めて知った。


2月8日 「喜劇なにわ夫婦八景 米朝・絹子とおもろい弟子たち」(大阪松竹座)
田中亨くん出演ということでお誘いを受けて行ってきました。
そういえば以前書いた関西の劇場レビューで松竹座書いていませんでした。過去に何度か行ってます。
売店が2階、客席は更にその上。外観がネオルネッサンス風、内部は和洋折衷でとても雰囲気のある劇場です。売店がお土産屋さんみたい。地下にはレストランがあり幕間に食べられるお弁当売ってたりします。客層がほぼ高齢。たまにいるお金持ってそうなお姉さんはおそらく内博貴くんのファン。内くん観るのは一昨年のSHOCK以来でしたが、関西弁ネイティブだし着物似合ってたな。若だんさんって感じ。(関西弁の昔風の言い方で旦那さんのことを少し縮めてだんさんって言うのです)
ちなみに大阪松竹座ではジャニーズの公演もけっこうやります。
亨くんは中川夫妻の双子の息子役でした。家の中で追いかけっこしていたけど絶対会えない双子(笑)
キャストが大御所揃いの中で出番は短かったけれど2週間以上のロングラン公演を乗り切ったことは彼にとって大きな糧となったのではないでしょうか。
高年齢層向けの大御所メインの舞台の若手ポジションということで、以前にやはり高橋英樹さんの舞台に出たことのある大久保祥ちゃんとちょっと似てるなと思ってしまった私でした。祥ちゃんみたいに規模の大小は問わず派手さはなくても高いクオリティの舞台中心になりそうな感じがする。もちろんまだ21歳だし可能性は無限です。2.5舞台に出ることだってあるかもしれないから単なる予想ですけどね。
亨くんには関西に根付いた息の長い役者になって欲しいなあと思わずにいられないのでした。
それと真琴つばささん(宝塚)、桜花昇ぼるさん(OSK)、男役スターさんのオーラビンビンでした。
真矢みきさんや天海祐希さんくらい映像で女優として見ている人ならそこまで思わないのですが舞台中心のOGさんは男役の発声だなあと感じることが多いです。
好きなシーンは清(米朝)さんが絹子さんに食べていた林檎をデザートやない主食です俺にとってあんたは主食やと言ってキスするところなんですが、推しのことを例えるのに「推しの◯◯をオカズに白飯3杯食べられるわ!」「は?私にとって推しは主食だから!」という会話を思い出すの(笑)。


2月15日 「私のホストちゃん THE LAST LIVE」~最後まで愛をナメんなよ~(NHKホール)
人生初にして最後のホストちゃんでした。
推しに出てほしくない舞台とよく聞きますが、実際推しが出て観に行った人がもれなくハマっているのは面白い現象だなと思います。
ホストちゃん内でこれまでに披露された楽曲のライブということで全くの初心者でしたが、曲がどれもキャッチーだしパラパラを彷彿させる振付とユーロビートに昭和BBAがときめかないわけがない笑。
私はVIPシートではなかったのでホストの口説きはなかったのですが、何人か2階席にも来てくれて誰か側に来たら入場の時に貰ったハートのカードを渡そうと思っていたら湊人(三浦海里くん)が来たので思わず渡してしまったら後から猟平(白柏寿大くん)が来ましたorz ハイタッチ出来たからいいけど。
華音こと松岡充さんが歌い出すとやっぱりその場の雰囲気がガラっと変わる。さすが本職。華音さんの瀕死の一言「もう立ち直られへん…今日の昼来てた蜜柑のおかん、俺より年下…」爆笑しました。
心星ことSUPERNOVAのソンジェさん、片言の日本語でたまに天然ボケはさみつつ話す姿が可愛いし韓流全く疎い私でも素敵だなと思いました…というツイートしたらソンジェさんのファンの方々にめちゃくちゃいいね貰いました(笑)
そんなわたくしの一番の目当てはこの日のゲスト、ピザ屋のバイト松風ちひろこと悠未ひろ(ともちん)さんでした。口説き文句をちゃんと考えてなくてちょっと待ってね、と言い直したけどそれすらカッコ良かったです。事あるごとに言ってますが全ての若俳は宝塚を観て欲しい。己のビジュアルやルックスを商品のひとつとするなら観て決して損はないと思います。
これまでは姫達のラブによるNo.1選出でしたが、ライブではダーツで毎回1人を選び勝ち抜けするというやり方で、公演回数14に対してホスト15人なので最後の豊洲で1人だけ選ばれないという結末になるところを、最後は情事、蜜柑、甘王さんの3人でNo.1のレビューやったと聞き、そういう演出だとしても最後は大団円で良かったです。選ばれなかったホストの姫達がうかばれないもの。


当初は遠征以外の予定がなかったのですが、ご縁があって観に行けたものが多く、予定が観劇で埋まりました。有難いことです。

24日は中山の義くんのバースデーイベントに行ってきました。キャパ1000以上のピロティホールでバーイベやる若俳は今後もおそらく居ないと思います。義くんがやりたい30のこと、全部出来なかったのは残念でした。90分じゃ無理だよー!
義くん、30歳のお誕生日おめでとうございます。
そして尊敬してやまないお兄さんのご結婚も本当におめでとうございます。お祝いVTRの最後にお兄さん出てきて8月に結婚すると言った時の義くんの表情は忘れられないし、何ならお兄さん会場来てたし終わってからファンに結婚祝いされていて色々楽しかったです。個人的に義くんは劇団内で一番帝劇に近い人だと思っているし、実際そっち方面のキャリアを積み上げているところだと思うので是非とも帝劇に立つ姿を早く観たいものです。

それとこの記事の前のエントリで感想あげた舞台の合間に、推しくんがゲスト出演した先輩役者さんのバーイベに行ってきました。私はもちろんその役者さんも好きなのですが、正直ゲストの推しくん目当てで行くわけなので少しは憚る気持ちもあったのですけど、ここのブロググループやTwitterで別にゲスト目当てで行っても全く問題ないしむしろどんどん来て欲しいと向こうは思っているよという意見を拝見したので気にせず行きました。一応、物販でいくらかお金は落としてきましたよ!(せめてこのくらいはしたい…)
推しくんはゲストといいつつ全3回ともMCやっちゃうしイベントロゴの入った横断幕も手書きで作っちゃうしもう殆んどスタッフの働きでした。
そしてイベントも他のゲストやスタッフ(皆さん役者仲間)の方々が主役の方のことが好きだというのが伝わってきた良いイベントでした。
3回めは先に舞台のチケットとっていたのでパスしましたが今年に入ってから初めての近い距離での現場でした。時節柄マスク必須だったのでとりあえず目元だけ盛って顔の下半分はマスクがあるからと手抜きになってしまいました。様々なイベントが中止になる中、小規模のものはなかなか中止に出来ないことが多いようです。そんな環境で開催するからには客側も責任を持って参加しなければいけないなと考えさせられるこの頃です。(イコールコロナ早く収束してくれ)

迷ったけどとりあえず推し活に少しだけでも触れているので推し活マーク(★印)付けておきますね。

2020年1月

先月の観劇記録など。前半は観劇まったくしてなくて所謂観劇オタク的な現場始めは18日の刀ステの大千秋楽ライブビューイングでした。

刀ステはやっぱり今回の歴史上の人物キャスト全員カッコ良くて最高でした。岡田さん最後の挨拶で「また会おう」は反則です(泣)。一色さんの以蔵も初見より泣ける演技でした。あれだけ動きまくり犬のように吠えまくりよく体もつよなあ…
そうそう、次回作の予告が映った途端に周りが他キャストのスケジュールを確認し始めました。
終わってすぐ大演練もあるしどうなるんでしょうね。期間が長くなり公演数も増えたけどそれでもチケットはなかなかとれないのはつらいやね。


1月24日 「えんとつ町のプペル The stage」(AiiA2.5theater神戸)
ナイコン版プペルを観に行きたかったのですが、その頃東京にいるのにどうスケジュールをやりくりしても観に行けないことが分かり(何かを削れば良いのですがそれは出来ない…)、こちらを泣く泣く諦めた代わりにネルケ版を観に行きました。
須賀健太くんが出ていることしか知らなかったけどほぼ知ってる人だった。大きな劇場とネルケ版ということもあり、マッピングとかお金かかっているなーという印象。音楽がとてもスタイリッシュ。
ラップもあった。西野氏の原作を読んでいないのですが(すみません、舞台版公開前に無料で読めたみたいなのですが機会を逃してしまいました)、一昨年観たナイコン版とは設定が少し違いました。
プペルが顔出しで喋っている…!ナイコン版は中の人は居たけど回によって違う人で台詞はなかったはずです。ナイコン版のトシアキにあたるキャラクターは居たけどトシアキが実は異端だったという設定はなく何故煙の街になったかの理由が違っていた。
客層は親子連れが多かったな。


1月25日 イマーシブシアター「サクラヒメ桜姫東文章より~」(南座)
川原一馬くんを観に1公演だけ行きましたがハマると何度も行きたくなる中毒性のある舞台でした。
イマーシブというのは体験型演劇の総称で、要はお客が演者と同じ位置で作品の一部になって観れるという感じだと思って頂ければ。
私が観た印象は「歌舞伎の演目を題材にした三次元恋愛シミュレーションゲーム」でした。
ヒロインを取り巻く5人のタイプの違った男の中で毎回観客投票で1人だけが運命の相手として選ばれるのです。
1階が客席を取り払ったフラットな場所にセットを作り、観客が自由に行き来をして演技を観ることが出来る「都人エリア」、2階3階席が着席ではあるが最後にヒロインの運命の相手を投票することが出来る「雲上人エリア」、私は全体を観れると思って2階を選択しましたが、1階のあちこちでキャストが色々やっている上に死角になっている場所もあり全部は見えないんですよ!RPGゲームを進めていく時、いくつか選択肢があるじゃないですか。
各ルートのストーリーが数ヶ所で繰り広げられているイメージです。
皆さんそれぞれとても高いスキルを持った方々でダンスやアクションが素晴らしかった。
一馬くんのタップダンスが観れて嬉しかったなー。
私が観た日に選ばれたのがマジプリの平野くんだったのですが、正直あの投票どうやって集計しているのか全くわかりませんでした。事前に渡された5色に分かれた紙を折ってそれぞれのイメージカラーの面にして掲げるという投票だったのですが野鳥の会の方がどこかに居たのだろうか…


オタク的に現場はあと1つ、刀ステライビュの日の昼間はとある若俳さんのイベント?というには小規模すぎるのですが、とある目的の集まりに行ってきました。とても素敵な方でした。もっと沢山俳優としての姿を観たかったのですが、役者業は一旦お休みして今後は演劇に関わる仕事をされるそうです。
頑張って下さい!


1月は3演目5ステージでした。(ライビュは除く)
少ない月はこのくらいがデフォ。そして今年は意図的に減らしていきたい気持ちもあったりします。色々考えて取捨選択していきたいというか。でも私のことだから何だかんだで多ステはある程度はするんじゃないかな

…とここまで打っていたら4月の予定がいろいろ解禁されました。結局めっちゃ埋まってしまった(笑)
そして2月のオタ活も月末はないので2月分出来るだけ早めにあげたいと思います。

★Patch stage vol13「カーニバル!×13」感想(+近況とか)

2020年明けてもう2月なのですが、あけましておめでとうの挨拶もないままここまで引きずってしまいましたorz
何をしていたかというとニトリで本棚買ってきて自分で組み立ててとっちらかっていた元からある本棚からある程度移して、後はアクスタやぬいを飾ったり放置していたフライヤーやブロマイドを整理したり、100均巡りで買い出しと断捨離の日々でした。
あとは舞台の為に鬼滅の刃コミックス買って読んだりしてた。


今回はずっと寝かせていた去年のPatch stage vol13「カーニバル!カーニバル!カーニバル!カーニバル!カーニバル!カーニバル!カーニバル!カーニバル!カーニバル!カーニバル!カーニバル!カーニバル!カーニバル!」の感想を。


東京 10/31~11/3 全6公演(シアターサンモール)
大阪 11/6~11/10 全7公演(ABCホール)

初日外せないマンであり尚且つハムレット初日と大阪が重なって納谷くん日替わりが観れないことに気づき、10/31の初日だけ東京に行きました。
そしてハムレット初日の為に大阪公演の8日だけ休んで東京に行きました。
相変わらず無茶苦茶やってます。3月のSPECTER大阪公演とアルターの梯子のこと全く反省してない。
ていうかいちいち反省していたら好きなもの観れないじゃないですか!反省するくらいなら後悔しない方法を選びますオタクなので←
ドヤ顔で言うんじゃないよ自分

初日を観た率直な感想は、正直に言うと???な感じで終わりました。いや、面白かったのですがお席が若干見辛くてですね…譲って頂いたチケットで文句言ってはいけないのですが、これはサンモールの前方ブロックがフラットであり、そこら辺を考慮しない舞台美術が原因なので、アンケートには出来ればどの席からも見易い舞台美術を作って欲しいと書いてしまった。イマイチ話に集中出来なかった東京公演初日でした。ちなみに大阪公演は何故か舞台をとっぱらって最前列と演技するエリアをほぼ目と鼻の先の距離にしていたから、いつもは見易くて好きなD、E列がちょっと見辛くて逆に大楽に座った2階席の方が見易かったですね。

あ、あと推しのブロマイドが初日に買えなくてテンションダダ下がっていたこともある…
劇場着いた時は既にけっこう並んでいて、自分の番になると推しのブロマイドが売り切れていました。
こんなこと初めて!ビックリ!
翌日から1人1種2セットまでに制限されました。
当たりにランダムでサイン入っているから買い占める人が多いのは分かるのですが、何より推しくんのビジュアルがばちくそカッコ良くてですね。これは推してなくても欲しくなるわと思いました。
(今回は推しくんがビジュアルのディレクションを担当していたそうな)
大阪で買った時に当たりが出たのでラッキーでした。オタクの買い占めについては絶対ダメとは言わないけど、後に並んでいる人が買えないのは悲しいのでほどほどにって思います。まあサイン入り混ぜるから買い占めるのだし売る為には仕方ない部分もあるので何が良くて何があかんのかは難しいです。

ちょっとマイナスな文章になってしまいましたが、大阪公演は勝手知ったるABCホールですし、↑に書いたように若干見づらさはあったものの、言うほどストレスは感じなかったし、オタク的考察が段々出来てきたこともあって文字通り毎日がお祭り騒ぎでした。アフターイベントのアフターの井上拓ちゃんバースデーイベント、大楽の尾形くんのバースデーサプライズ(後日動画であがった)も超楽しかったです。拓ちゃんバースデーは拓ちゃん大好き元リーダーM川さんが拓ちゃんの顔プリントTシャツをキャストスタッフ全員分用意して、ほぼ動いていないTwitterアカウントもこの時ばかりは稼働して、また当日はメンバー全員Twitterのアイコンが拓ちゃんの赤ちゃん写真になっていてあまりのアホさにメンバーのリストをスクショしたくらいです。ホント、ぱっちのこういうところ大好き。アホすぎて。(誉め言葉です)
尾形くんの誕生日サプライズも、よくある揉め事になりかけてからのサプライズ成功~ってやつで、賛否両論あるかもですが(あれやられた本人の気持ちになったらマジで怖いし悲しくなると思う。そんでドッキリと分かったら泣くよね)、まあ公演中の誕生日もあまりないことなのでよしとしましょう。
(どこ目線?)


私は今作演の細川さんが作られる話がとても好きなので、好きな作家さんが好きな劇団を手がけて下さるということで本当に楽しみでした。
また初めての方がメンバーにどんな印象を持ってキャスティングして下さるのかもとても興味がありました。
だからこれまでの公演では見れなかったり本人達のイメージからだいぶ離れた感じのキャスティングになったんじゃないかなと思い、またそれがとっても良かったんですよ。
特にチンギス・ハーン様ね。ハーン様夢女増えたと思うわー私もです←
推しくんは推しであるけどそういうの除外したらハーン様が一番カッコいいし結婚したい。推しくんが演じていた岡田以蔵くんより結婚したい。
ハーン様とドク・ホリデイは中の人のイメージを覆すキャスティングで私はかなり好きです。
近ちゃんはずっと外部が多くてホームで彼を観る機会がこれまでなかったり、尾形くんはまだそんなに外部仕事をしていないので、そういう意味で型破りなキャスティングだったかなあと。
やっぱり役者ですからね、本人のイメージとは違う役はどんどん観たいしやってほしいです。
余談ですが、細川さんは推しくんのことがとても好きです。はい、私達同担です(笑)。以蔵くんは参謀的ポジションでどちゃくそ強くて推しくんがこれまでやったキャラと共通項は多いですが、初めて傷を負ってからのヘタレ具合が大変可愛かったです。細川さんがそうさせたかったんですねわかります!!!!(落ち着いて自分)


で、細川さんの作品好きと言うてますがそんなに沢山の作品を観ているわけではないので、私の細川作品の印象やイメージと今回のカーニバル!×13は割と新鮮に映ったのですが、細川作品を多く観ていらっしゃる観劇友だちは皆さん一様に細川版ラノベだと仰るんですね。なるほど、ハードボイルド、海外映画の影響を受けての粋でお洒落な台詞やガンアクション、893やギャングが活躍するみたいな要素もありつつのラノベだったと思われます。ラノベというのは舞台が月天獄土という月の世界という辺りでしょうか。SF、ファンタジー要素もあるし。
パンフレットにあった月天獄土の図解と相関図!
オタクこういうの大好き!ネーミングの由来とか
めっちゃ調べるしね!あと囚人番号の意味とかそれぞれどこに刻まれているかとかチェックするのが
楽しかったです。オタクですから(笑)。
浦の名前がウラヌス(ウラン)からきているとか携えている武器の形態が原爆のようだとか割と最初の時点で考察されていたと思います。
ゆうて細川さんもオタクなのでそりゃオタクが好きな要素放り込んできますよね。でも公演終わってからのツイートで諸葛亮孔明の正体明かされた時はびびりました。何やその後出しは!!!
孔明様のフリーザ様を連想させる変貌ぶりは日に日にすごくなっていってゾクゾクしました。
竹下くんは本人がとても真面目で真っ直ぐな人なので、そんな人が演じるラスボスはエモエモのエモでした。

天獄土の囚人達は斬られたり撃たれたりしたらめちゃくちゃ痛いけど死なないという設定で、死なないという点はTRUMPと同じだけど同じ設定を使って全く毛色の違う話になるのは違う作家なのだから当たり前だけど面白い。でも末満さんも細川さんも少年漫画要素大好きですよね。(世代的にはだいたい同じだと思うけど細川さんの方が少し上)
これは私が勝手に思っているだけなので全然スルーで構いませんが、お二人の軸が週刊少年ジャンプだとして、末満さんはそこから白泉社の少女漫画寄り、細川さんはスピリッツとかの青年漫画寄りなイメージがあります。あくまで感覚的なものなので直感みたいなものだと考えて頂ければ。


円盤は一応カメラ入れている回があったので多分なるはずです。ていうか前作のボクカツのDVDもあるんですけどねー。そういえば本公演でメジャーなレーベルから出て店舗発売されたのってSPECTERと磯ミュだけだなあ。後はインディーズでワタナベのネット販売だけだし。出るにしても未定なのがしんどいところ。円盤化は当たり前ではないというのは分かりますが。劇団の8周年プロジェクトも動き出したところだし、2作品の円盤発売も期待していますからねー!頼みますよホントに。