後悔は少なめのMY LIFE

労力と金銭は惜しまないstyle

★2020年2月

2月のその他観劇記録です。ちゃんと2月中に終わらせた自分えらい!この調子で来月も頑張りたい。

とはいえ、世間がこんな状態であちこちで公演やイベントの中止及び延期のニュースが流れてきて、来月は観劇出来るのかマジで不安になってきました。
パンデミック怖いけど経済が回らなくて生活に支障きたすのはもっと怖い。どうか一刻も早く趣味や娯楽が楽しめる世の中に戻って欲しいです。


2月1日 ブルーシャトルプロデュース「新撰組リメンバー」(ナレッジシアター)
新撰組シリーズの番外編。これまで描かれなかったこぼれ話をいくつかに分けて繋げたものでした。
頭から鴨りん芹沢鴨がトバしていてもしかしてコメディなのかと思ったのですが(実際割と笑えるところが多かった)、最後の1つ手前の原田左之助の話がだいぶ重くて、左之助が好きな私はけっこう辛かったのですが、その分最後を祇園祭で終わらせたところが救いでした。永倉新八を演じる黒田陽介くんがとても動ける方なのでこれまでは若手のアクティブな役が多かったのですが、今回はストーリーテラーとしての永倉新八がとても良い味出していたと思います。壬生ワッショイ節もお祭り騒ぎといいつつ旋律は割と重厚な感じなのがよきでした。
左之助、今回はエビちゃんこと海老澤健次さんだったのですが、エビちゃん観るの多分徳山秀典くんのライブにゲストで出た時以来だ…ていうかキューブ所属だったんだと改めて知った。


2月8日 「喜劇なにわ夫婦八景 米朝・絹子とおもろい弟子たち」(大阪松竹座)
田中亨くん出演ということでお誘いを受けて行ってきました。
そういえば以前書いた関西の劇場レビューで松竹座書いていませんでした。過去に何度か行ってます。
売店が2階、客席は更にその上。外観がネオルネッサンス風、内部は和洋折衷でとても雰囲気のある劇場です。売店がお土産屋さんみたい。地下にはレストランがあり幕間に食べられるお弁当売ってたりします。客層がほぼ高齢。たまにいるお金持ってそうなお姉さんはおそらく内博貴くんのファン。内くん観るのは一昨年のSHOCK以来でしたが、関西弁ネイティブだし着物似合ってたな。若だんさんって感じ。(関西弁の昔風の言い方で旦那さんのことを少し縮めてだんさんって言うのです)
ちなみに大阪松竹座ではジャニーズの公演もけっこうやります。
亨くんは中川夫妻の双子の息子役でした。家の中で追いかけっこしていたけど絶対会えない双子(笑)
キャストが大御所揃いの中で出番は短かったけれど2週間以上のロングラン公演を乗り切ったことは彼にとって大きな糧となったのではないでしょうか。
高年齢層向けの大御所メインの舞台の若手ポジションということで、以前にやはり高橋英樹さんの舞台に出たことのある大久保祥ちゃんとちょっと似てるなと思ってしまった私でした。祥ちゃんみたいに規模の大小は問わず派手さはなくても高いクオリティの舞台中心になりそうな感じがする。もちろんまだ21歳だし可能性は無限です。2.5舞台に出ることだってあるかもしれないから単なる予想ですけどね。
亨くんには関西に根付いた息の長い役者になって欲しいなあと思わずにいられないのでした。
それと真琴つばささん(宝塚)、桜花昇ぼるさん(OSK)、男役スターさんのオーラビンビンでした。
真矢みきさんや天海祐希さんくらい映像で女優として見ている人ならそこまで思わないのですが舞台中心のOGさんは男役の発声だなあと感じることが多いです。
好きなシーンは清(米朝)さんが絹子さんに食べていた林檎をデザートやない主食です俺にとってあんたは主食やと言ってキスするところなんですが、推しのことを例えるのに「推しの◯◯をオカズに白飯3杯食べられるわ!」「は?私にとって推しは主食だから!」という会話を思い出すの(笑)。


2月15日 「私のホストちゃん THE LAST LIVE」~最後まで愛をナメんなよ~(NHKホール)
人生初にして最後のホストちゃんでした。
推しに出てほしくない舞台とよく聞きますが、実際推しが出て観に行った人がもれなくハマっているのは面白い現象だなと思います。
ホストちゃん内でこれまでに披露された楽曲のライブということで全くの初心者でしたが、曲がどれもキャッチーだしパラパラを彷彿させる振付とユーロビートに昭和BBAがときめかないわけがない笑。
私はVIPシートではなかったのでホストの口説きはなかったのですが、何人か2階席にも来てくれて誰か側に来たら入場の時に貰ったハートのカードを渡そうと思っていたら湊人(三浦海里くん)が来たので思わず渡してしまったら後から猟平(白柏寿大くん)が来ましたorz ハイタッチ出来たからいいけど。
華音こと松岡充さんが歌い出すとやっぱりその場の雰囲気がガラっと変わる。さすが本職。華音さんの瀕死の一言「もう立ち直られへん…今日の昼来てた蜜柑のおかん、俺より年下…」爆笑しました。
心星ことSUPERNOVAのソンジェさん、片言の日本語でたまに天然ボケはさみつつ話す姿が可愛いし韓流全く疎い私でも素敵だなと思いました…というツイートしたらソンジェさんのファンの方々にめちゃくちゃいいね貰いました(笑)
そんなわたくしの一番の目当てはこの日のゲスト、ピザ屋のバイト松風ちひろこと悠未ひろ(ともちん)さんでした。口説き文句をちゃんと考えてなくてちょっと待ってね、と言い直したけどそれすらカッコ良かったです。事あるごとに言ってますが全ての若俳は宝塚を観て欲しい。己のビジュアルやルックスを商品のひとつとするなら観て決して損はないと思います。
これまでは姫達のラブによるNo.1選出でしたが、ライブではダーツで毎回1人を選び勝ち抜けするというやり方で、公演回数14に対してホスト15人なので最後の豊洲で1人だけ選ばれないという結末になるところを、最後は情事、蜜柑、甘王さんの3人でNo.1のレビューやったと聞き、そういう演出だとしても最後は大団円で良かったです。選ばれなかったホストの姫達がうかばれないもの。


当初は遠征以外の予定がなかったのですが、ご縁があって観に行けたものが多く、予定が観劇で埋まりました。有難いことです。

24日は中山の義くんのバースデーイベントに行ってきました。キャパ1000以上のピロティホールでバーイベやる若俳は今後もおそらく居ないと思います。義くんがやりたい30のこと、全部出来なかったのは残念でした。90分じゃ無理だよー!
義くん、30歳のお誕生日おめでとうございます。
そして尊敬してやまないお兄さんのご結婚も本当におめでとうございます。お祝いVTRの最後にお兄さん出てきて8月に結婚すると言った時の義くんの表情は忘れられないし、何ならお兄さん会場来てたし終わってからファンに結婚祝いされていて色々楽しかったです。個人的に義くんは劇団内で一番帝劇に近い人だと思っているし、実際そっち方面のキャリアを積み上げているところだと思うので是非とも帝劇に立つ姿を早く観たいものです。

それとこの記事の前のエントリで感想あげた舞台の合間に、推しくんがゲスト出演した先輩役者さんのバーイベに行ってきました。私はもちろんその役者さんも好きなのですが、正直ゲストの推しくん目当てで行くわけなので少しは憚る気持ちもあったのですけど、ここのブロググループやTwitterで別にゲスト目当てで行っても全く問題ないしむしろどんどん来て欲しいと向こうは思っているよという意見を拝見したので気にせず行きました。一応、物販でいくらかお金は落としてきましたよ!(せめてこのくらいはしたい…)
推しくんはゲストといいつつ全3回ともMCやっちゃうしイベントロゴの入った横断幕も手書きで作っちゃうしもう殆んどスタッフの働きでした。
そしてイベントも他のゲストやスタッフ(皆さん役者仲間)の方々が主役の方のことが好きだというのが伝わってきた良いイベントでした。
3回めは先に舞台のチケットとっていたのでパスしましたが今年に入ってから初めての近い距離での現場でした。時節柄マスク必須だったのでとりあえず目元だけ盛って顔の下半分はマスクがあるからと手抜きになってしまいました。様々なイベントが中止になる中、小規模のものはなかなか中止に出来ないことが多いようです。そんな環境で開催するからには客側も責任を持って参加しなければいけないなと考えさせられるこの頃です。(イコールコロナ早く収束してくれ)

迷ったけどとりあえず推し活に少しだけでも触れているので推し活マーク(★印)付けておきますね。