後悔は少なめのMY LIFE

労力と金銭は惜しまないstyle

★skプロデュース「Letter Later」感想

11/8~11 全6公演(アトリエファンファーレ)

ボクカツ東京公演あるのにその間に東京での客演入れる我が推しくん…地方オタクの事情も考えて欲しいという本音はありますが観に行かない選択肢もないので行きましたよ!ええ!
ホテル連泊でとれなかったから別になったけど!

ここ数年、小劇場中心に観劇してきたおかげで稽古期間にどのくらいとるかけっこう分かってきて、
だいたい平均して2週間くらいがデフォかなと思っているんですけど。
なので公演終わった翌日、小屋入りで合流、3日後本番とか相当に無茶なのですが、推しくんはその無茶なことをやってしまう人でした…
というわけで思い切って主宰の門野くんに何故推しくんのスケジュール分かっていたはずなのにオファーしたんですかって聞いてみましたよ。
曰く、俺も出来るの?大丈夫?って聞いたけど
彼がやります、やりたいですと言ってくれたから、
ということでした。
信頼、尊敬している人の力になりたい、沢山板の
上に立ちたいという推しくんらしいですね。
ホント、こういうとこ推せる。すこ。

上演時間70分というコンパクトな作品で、
推しくんの出番はまあこんなものかしらという感じでしたが、彼女が居ながらその友達とも付き合っていて、しかも彼女に嘘をついてお金をせびるという
控え目に言ってクズ男でした。最高。
え、最低の間違いではないですよ?
推しがクズ役を演じるというのはわたし的には
超オタク冥利に尽きるのです。
だって好きな役者の色んな姿を見たいのはオタクとして当然の気持ちだし、ギャップがあればあるほどいいじゃないですか。それがマイナスイメージなら尚良し。
舞台上で繰り広げられる3つの人間模様はやけにリアルで刺さるものばかりでした。
実は1つの家族のそれぞれのエピソードで、それを見ている過去に火事で命を落とした末っ子の女の子とその飼い犬というファンタジー要素強めでも決して不自然ではなく、また年老いた祖父の介護、ストーカーまがいの行為、二股恋愛といったしんどい
シチュエーションでも後味は悪くなかったです。
脚本の良さとキャストの力は大きい。
短い出番の中で推しくんの演技でうわぁ…となったのが、彼女に嘘をついて100万貸してと言うところでした。目が泳いでいて、あ、これから嘘つくなこの人と見ていて丸分かり。
こんなクズには騙されないわよ!と思っていても、
もしかしたからお金貸してしまうかも…と思わせるところが嫌すぎです。(誉めてます)
この表情ががっつり見れて満足です。これだけでも十分遠征した価値があるわ。


ところで今回の会場ですが、当初予定していたところが急に使えなくなり、一時は開催じたいが危ぶまれたのですが、何とか代替の会場が決まり無事上演される運びとなりました。
行政から指導が入ったらしいけど、詳細は明かされていないけど、消防法とかそっちかなあ。
おそらくあの会場は劇場としての申請していなかったと思うんですね。劇場だともっと細かい規制が入って申請通らないけどライブハウスならもう少し緩いと思われるわけですよ。だからあの劇場、去年の暮れと今年の頭に観た舞台はドリンクが提供されたんですね。チケット代にドリンク代も含まれているというていだったはず。
今後劇場として使えるかどうかは分かりませんが、
駅近で周辺も色んなお店があって情緒溢れる良いところだったので、いつかちゃんとクリアにしてまた劇場として通いたいものです。


次回予告~さて!次こそは!
いよいよ来週から東京凱旋公演に入り烏野卒業までカウントダウンが始まったハイステ兵庫&大阪公演の感想を!書きたい!頑張ります…