後悔は少なめのMY LIFE

労力と金銭は惜しまないstyle

2018年2月

4演目11ステージ


2月8~11日 ツツシニウム#4「ノコッタカンカク」(八幡山ワーサルシアター)
2つ前の日記で感想を上げていますのでそちらをご覧下さい。推し活で東京で観るのはお金かかって大変だけど楽しいからやめられない。遠征代は予定が早くから分かっていたら昼バスやLCCで節約出来るけど、帰りは新幹線だしホテル代もかかるしで、マジで宝くじ当選とFXで不労所得を得て東京に家借りたい←


2月17日 THE ROB CARLTON 15F「マダム」(HEP HALL)
前々から言うてますが、ここはホントに万人にオススメ出来る面白いところなので皆、観ると良いよ。
今回から東京進出も果たしました。
内容はマニアックなジャンルを描いたものが多いですが、専門的な知識はなくても全然大丈夫!
これまでに観たのはラグビーの試合中のそれぞれのコーチ陣の部屋、ビルの爆破解体専門の家族経営の会社、天才奇才が集まるとある研究室、でしたが、
とにかくそこで繰り広げられる会話が時にバカバカしくも面白い。
例えるならめっちゃ上品なアンジャッシュの勘違いコントみたいな。(あくまで私のイメージ)人を傷つけることでとる笑いが一切ないところも推せる。
チケットを早期予約すると名前を入れて貰えるという粋な特典があり、チケットの形態も毎回物語に因んだオシャレなもので、おもてなしの精神を前面に出した作品作りがとても良いのです。
今回は、年老いたマダムが体調を崩して療養中に彼女の友人や子供や孫達があれこれする話。
孫娘の1人が結婚を認めて貰おうと画策することがメインテーマでした。
基本的にメンズオンリーなのですが、女性役がいるので必然的にキャストの半分が女役をやることになります。
皆様所謂イケメン俳優ではなく(すみません)、女装も美しいとは言い難いのですけど(すみません)見たらちゃんと女性なのです。所作がとても美しい。
関西の笑いと東京の笑いの傾向は違うと思うのですが、ここの笑いはきっと東京でも受け入れられるのではないでしょうか。


2月24日 LION entertainment produce「オサエロ」(ABCホール)
ホストちゃん大楽直後の発表で急きょ勇歩くんの出演が決まり、ABCなので行って来ました。
推し以外のメンバーの客演はリピートは出来なくても推し活と被らない限り観に行くようにしているのですが、納谷松井近藤はどうしても東京の比率が高くなるので今回観れて良かったです。
戦時中の特攻隊の話ということで地雷必須やなと思いまして、案の定ボロ泣きでした。リピートした松井推しさん達に本当にお疲れ様でしたと言いたい。
勇歩くんは急きょ決まった割には主人公の親友という重要なポジションでした。
オサエロの意味が終盤に分かるのですがあれはあかん。無理。あんなんずるいわ…
当時は特攻で死ぬことが名誉で、皆、お国の為と死を恐れていなかった。だってそれが当たり前の時代だったから。主人公は機体の故障で1人だけ待機を命じられ、生き残って、年老いて尚そのことを悔いているのです。現代の感覚では到底考えられないことでそのギャップが辛かった。
勇歩くんの演じた親友は、好きな女の子よりも主人公と共に死ににいくことをより大事に思い、文字通り特攻で名誉の戦死を遂げる。
女の子は後に結婚して幸せなるけれど、ずっと心の中に抱えていた主人公と親友に対する気持ちを手紙にして癌で亡くなります。
3人の交わらない悲しい三角関係がしんどかった…
最後、年老いた主人公の側で今時のパリピがスマホで喋っていて電話の相手に「死ね」だの「殺す」だの言う場面があってですね。今の若者は簡単に口にするけれど決して軽々しく言ってはいけない言葉の重みっていうのかな。
若者と老人の対比と戦争を通じてそれらを感じさせるとても大切なシーンでした。
個人的な意見になりますが、チケット代がまあまあ高くてですね。もっとお手頃な価格でそれこそ若い世代に観て貰いたい作品だなと思ったのでした。


2月25日 もののふシリーズ最終章「駆けはやぶさ ひと大和」(森ノ宮ピロティホール)
西田さん演出のもののふシリーズ、最終章にして初観劇でした。
3部作ですがそれぞれが独立した話で、史実を元に幕末の時代を駆け抜けた若者達の物語、ということで良いですかね?
新撰組坂本龍馬が出てくる幕末の作品はこれまでに何度も観ていて、それぞれに違った解釈があるのですが、やはり新しい時代の幕開けと共に志半ばで死んでしまうもののふ達というだけで泣ける…
下級隊士にスポットを当てると更に泣けます。
休憩ありの3時間で一幕は若干眠くなるところもありましたが、二幕で一気にきました。
近藤と土方、沖田と市村、そして土方の建国のシーンは涙なしではいられなかった。
とにかくですね、的場浩司ニキ(近藤勇)、あらやん(土方歳三)、青木のつねさま(斎藤一)がカッコ良くてですね!他にも杉江、健人の刀ステ陣や久保田くんを観て、久しぶりに推し活以外で若俳にときめいていました。的場ニキは若俳ではないけど笑。
主人公中島登を演じたDa-iCEの花村くん、初めて観たけど演技じたいまだキャリアないんですよね。
でもとても安定していて良かった。決して強くないけど絵の才能に長けていて、自分だけの「絵」を描こうとする若者が優男風のルックスに合っていたと思います。ランダムグッズのブロマイドや缶バッジのレート高いのが青木、花村と聞いて納得。
青木つねさまは長物ぶん回す殺陣が最高にカッコ良かった!
伊藤博文役の近藤くんは出番少なかったのが残念だったけど、今回は彼の外部が観たくてチケットとったんだよと言っておきます。
一幕の割と最初の方で「イエッサー!」って言うんだけどそんな言い回しは幕末に存在してねえ!笑と突っ込んだわw あ、英語で「Yes,sir!」って言ったのか。伊藤博文が当時英語話せたかどうかまでは分からない…すまぬ
前述したけど東京中心のメンバーでも大阪で観れる時があれば出来るだけ観たいんだよね。
今回は出番少なかったけれど次に繋がるお仕事だったと思うので頑張って欲しい。
そうそう、後の席の人が安定の西田さんだし最後はどのくらい押すかなあ3、40分くらいかなあとか言っていて、やっぱり押すの前提なんかい!となりまして、結果的に3時間半でした。まあカテコ4回やったし、エンディングからいきなり花村くん作の挿入歌のソロライブ始まったから仕方ないか笑。
(ソロライブは大楽のみのスペシャルだったそう)
後、わたし的にはやたら挿入歌をバックに流しまくって常にクライマックスな演出は少々くどかったかなと思う。あれがなくても十分感動出来るんだけどね。西田さんの好みなんだろうな~。


観劇数、1月よりいい感じで増えてますね。
1月は遠征直後に体調悪くしたのが響きました。
後、2月は推し活として刀屋壱のイベントにも行きましたので、そちらの日記も別にあげます。
今暫くお待ち下さい。