後悔は少なめのMY LIFE

労力と金銭は惜しまないstyle

4/21 「ミュージカル薄桜鬼志譚 土方歳三編」

乙女ゲーは数年前にテニスの学プリやったくらいで(しかも仁王ルート攻略した後は立海他メンバー失敗続きで飽きてヤフオクで売った)、新撰組を題材にしたものという程度の知識しかないので、前回納谷健が出ていても観に行かなかったのですが、今回の土方歳三編に鬼の風間千景役で中河内雅貴が出ることに!!
最近は2.5から離れている人に何故既婚で三十路越えの今になってお声がかかったのか謎だったのですが、何でもテニミュ時代からお世話になっていたマーベラスからの直々の声がけで、ずっとオファーあったそうなのですが、スケジュールやタイミングが合わなくて漸く今回叶ったということらしい。
2.5だからという拘りは一切なく、世話になった方に恩返ししたいという中河内雅貴の人柄がよく分かります。彼はそういう男気のある人なのです。
ちなみに中河内雅貴はゆーても2.5はさほど多くないです。テニミュの後はSAMURAI7黒執事くらいです。あ、虹のプレリュードも漫画原作だから2.5のくくりか。まあ少ない方ですよね。


ゲームはやらないけど中河内と納谷の共演は観たい。今は劇団Patch中心だけどPatchよりずっと前から好きだった人が今好きな劇団のメンバーと共演なんて観たいに決まっている。
(どうしても一推し優先になるから観劇の数は減ってしまったけど降りたわけではないです)
そんな不純な動機ですが、中河内雅貴FCにてチケットご用意して頂けたので神戸公演に行ってきました。


観劇の為にゲームを始めるほど時間に余裕がなかったので、とりあえず公式で専門用語(変若水(おちみず)やら羅刹やら)をチェック。
ストーリーとキャラクターをWikipediaで把握しておくというごく簡単な予習だけで臨みました。
※そもそもゲームなのでいくつもルートがあり結末はどのようにでも作れるから何度も舞台化されているというのをその時に知りました※


結論から言うと、そのくらいの知識でも全然楽しめました。
何故かというとテニミュなんですよ薄ミュって。
テニミュ観ているとワクワク楽しい気持ちになるんですね、あれと同じことなのです。
音楽佐橋さん、振付本山先生、はいまんまテニミュですね~キャッチーなメロディーラインと華麗なダンスで一気に世界に引き込まれてしまう。
ちなみに演出は西田さん。上演時間長いです。休憩込みで約3時間弱。しかも状況によって長くなる場合があるみたいな注意書きがあった…さすが西田さん。時間オーバー前提かよ!!(駆けはやぶさ~の時もそんなこと言われていたな~)笑


斎藤一役の納谷くんは殺陣がかなり上達しているなーという印象。西田さんとこで鍛えられたかな。
私は彼と接触の機会があれば外部で共演する先輩役者を推すのですが(煉獄~の吉野圭吾さん)、今回も大阪ドンキホーテの前にあったチケットとグッズ先行販売のイベントにて
彼に私がPatch好きになるずっと前から応援しているダンスの超上手い先輩中河内雅貴をよろしく!と推してきました。
納谷くんの中でわたしはきっと「俺に俺の知らないベテラン役者を推してくる星璃パイセン本命の女」という認識です笑。
(接触の機会あってもそういう話しかしない笑)
土方役の和田雅成くんとマサはきっと仲良くなれそうと思っていて実際仲良くなって刀剣乱舞でも共演するので、何で次の刀ステには小夜出ないんや~と残念な気持ちです。
(刀ステは何とか1公演だけチケットご用意されたので観てきます)


ところで、乙女ゲーの舞台化ってつまりは若手俳優と女優が恋愛関係になって絡むわけじゃないですか。役者目当てで観に来る層てきには複雑になったりしないものでしょうか?
茶化しているわけでも何でもなく素朴な疑問です。


あまり感想になってない、納谷健と中河内雅貴がもっと仲良くなって欲しい願望たれ流し日記でごめんなさい。納谷くんはジャージーボーイズ観に行ったらいいと思うよ!

Patchメンバーの外部を観に行った

4月は同じような時期にメンバーの外部出演が重なりました。やはり推し活最優先なのでどうしても観る回数は最低限か行けて2回になってしまいます。
とりあえず義くんの5DAYSと勇歩くんのくろステ以外は観に行きました。


4月14日 ホットポットクッキング「GJ」(赤坂REDシアター)
考志くん東京進出おめでとうというわけで、推し活で東京滞在中、泊まっているところから地下鉄1本で行けるからという安易さで行って来ました。義くんごめんなさい。横浜遠いんだよ~(泣)
ホットポットクッキングは初めてですがこれまでにポップンの吹原さんが作演されたりしていて何となくコメディ路線のイメージでいたら全然違っていた(笑)。
客入れのBGMが80年代のシンディ・ローパーだったから余計にもっとポップな感じだと思ったんだけどなー。
何年も会っていない父親が亡くなり、遺産相続の為に別荘に訪れた主人公の心の葛藤を描いた話?
上手く言えないけどそんな話だったので、考志くんの出番を目当てに行った者としてはあれ?って感じで拍子抜けしてしまいました。
だって弁護士役の考志くんと深澤大河くんの出番、最初と最後だけなんだもん!
主人公が友達2人を連れて別荘にやって来て3人であれこれ相続の話するんだけど、友達2人がそれ友達って言わへんやろってくらい嫌味で辛辣できっつい娘達で(しかも3人ともめちゃかわなんだよー)、正直わたし、何を観に来たのかな??と思ったのですが、実は友達2人は実在する友達ではなく、主人公の内なる人格みたいな?あーこれは好きな人はすごい刺さるかもな設定だった。オープニングで3人が椅子の上に座り込んでいて上からビニール袋を被せられているのは繭に包まれている象徴だった…ぽい。ほらほら刺さるでしょ~(笑)
うーん時間とお金に余裕があればもう1回くらい観たかったかな。
あと当たり前だけどメイン3人目当ての男性客ばかりでした。
お父さん役の川口さんは素敵でした、そして同じ事務所とはいえあゆっちの無駄使い(今や大箱の商業メインの元トップ娘役)、メイン女の子は3人とも可愛いし、まあそれ考えたらお値段てきには妥当なのかもなー


4月20日 TAAC「正義姦」(浄土宗應典院 本堂)
老々介護、男尊女卑、パワハラモラハラ、偽装ありとあらゆる地雷踏みまくったファンタジー作品でした。
あんまりな表現ですが間違ってないと思います。
地雷踏み過ぎた内容でリピートはしんどかったので、上演台本が掲載されたパンフレットを購入しました。
枯れない植物園を作ることが可能という時点で既に現実的ではないんだよね。だからファンタジー。
花を枯らさない為に必要なのが人間が流した涙。
それを採取する為にお涙頂戴の映画のDVDを見せて涙をスポイトで吸いとるって…なーんやそれ!
とつっこんではいけないのは分かってるんです!
でも心のどこかでつっこまずにいられなかった。
激辛麻婆豆腐食べさせて出た涙はNGらしい。
丹下さん演じるアイミがヒステリックに皆の涙を集めるシーンは最高にイライラしました。
また丹下さんが上手いんだよそういう演技…
現代日本に蔓延る様々な問題を演劇を通して浮き彫りにして、決して目を背けてはいけないというコンセプトは分かるのだけど、わざわざ枯れない植物園にする必要はあったのかしら?
大々的に報道されている描写があるけど、実際植物園ってそこまで話題になるようなスポットか?
上演台本の初期設定にアイミのモデルは少し前に話題になった某リケジョのあの人とはっきりあったので、劇中の小◯方さんを思わせる会見シーンは最初からやるつもりだったんだろうな。でも個人的にはあそこは観ていてとても不快でした。全く笑えない。笑わせるつもりで作られたのではなくてもあのシーンいらんやろ。お話が重いものでなければパロディとして面白いと思えたのかもしれないけど、申し訳ないですがこの内容では全く笑えないし蛇足としか。実際に起こった事件を取り入れるのも良し悪しです。
散々書きましたが、キャストは皆さん素晴らしかったです。逆にあのキャストじゃないと無理でしょ。
中国人オーナーは民度の違いを見せつける為かな?
大塚さんはさすがの上手さでした。胡散臭い中国人が超ハマっていました。
ゆとり新人三好くんも女バッシングのモラハラ野郎田渕さんも、嫌味な役がハマり過ぎていてあて書きじゃないのと思いました。
あわさん立花さんの老夫婦はいずれ誰もがぶつかる問題が過ぎて本当にしんどかったし最後の自殺未遂は悲しいシーンなのに何故かとても美しかった。
キャストはともかく内容については割と否定的な感じにしか書いていないけど、お金払って良かったと思えないものには触れませんので。


4月20、22日 劇団ショウダウン「レインメーカー
ここのところ映像仕事中心だった竹下健人くんの久しぶりの外部舞台。
ショウダウンさん得意分野らしいファンタジーもの。
舞台は子供しかいないセルカ村。村の子供達は朝起きたらご飯が用意されていて、ご飯を食べたら年かさの子の指示でそれぞれ仕事をし、昼からは遊び、そしてまた寝て起きて…という生活をしている。
子供達は誰がご飯を用意してくれているのかということに全く疑問を持たずに生きている。
ここまでの設定だと、これまで当たり前だったことがそうでなくなる、ご飯が黙っていても出てくるのは子供だからで、大人になったら自分でやらなきゃいけない、みたいな?子供が大人になる過程を描いたお話のようですが、そういう要素もなくはないのだけど、そんな単純な話ではなかったorz
かつてセルカ村にいて、ある年齢になって村から居なくなったミラとテオ。大人になる為に村を出た二人だけど、テオは自分の居る世界に疑問を持ちミラは追随する。
村を出たというか強制的に連れて行かれた感じなのだけど、リピートしてもミラが付き従う大人側の目的(チャンピオンズゲームって結局何やってん)は私の残念な頭では分かりませんでした。
セルカ村の子供達はいずれそちらの世界に行くことになるけれど、そこに残ることも出来るらしい。
でもどちらを選んでも彼らがずっと幸せで居られることはないんだよなあ…いや大人になるってのはそういうことも含まれているんだけどさ。
ナツメさんの作品、私てきにかなり難解です(泣)。去年観たドラゴンカルトはファンタジーではなく現代もので難解ではなかったけど、東京で観た時は色々引っ掛かりがあって、大阪公演で漸くスッキリした感じだったからな~言ってはアレですが私には合わないのかもしれないです…
竹下くんが演じたのは大人のテオ。大人といいつつセルカ村の子供と対等というか俺は大人やぞとドヤる感じが子供っぽくて可愛かった。そして竹下くんといえばイケボ健在。彼の特に芝居をしている時の声が大好きなので、久しぶりに聞けて良かった♪


あといっこ、ミュージカル薄桜鬼も観に行ったのですがこれは別記事にて。
推し以外まとめるくせに納谷健だけ単独かよ!と思われそうですが違います。
中河内雅貴と納谷健の共演だから単独で書きたいだけです、ていうか本音としては新しい記事早くあげたい←

2018年3~4月

気がつけば1ヶ月以上の放置でした。その間にもアクセスあってありがたいですが何も更新せず申し訳ありません。
予定をキャンセルしたりで3月は思ったより観劇数が伸びませんでしたので、2ヶ月分まとめたいと思います。


3月10~11日 ストロボライト(HEP HALL)
東京行かなきゃ観れない福地教光さんが大阪のみの公演でしかも主演!これは観に行かなきゃというわけで珍しくリピートしてきました。
2015年に公開されたインディーズ映画の舞台化ということで私は観ていないのですが、今回の舞台向けの演出として、コロスによる場面解説が特徴的でした。
コロス=古代ギリシャ語の合唱隊のことから派生して、演劇においては複数の俳優で場面を説明する役割みたいな感じです。
今回はその場面のメイン以外の役者が全員で地の文を唱和するというものでした。
内容はサイコサスペンスもので正直一度では分かりにくい。謎が謎のままですっきりしなかった。
やっぱり映画を観ないとちゃんとした感想は出ないんじゃないかなあ。
カーテンコールの挨拶で映画にも出てらしたキャストさんがまた映画も上演されてほしい!みたいなこと仰っていて、実際他の地方ではありますが、映画祭にて上演されることになったとか。
うーん、いつか地元でもまた観れる時が来るといいなあ。


3月23~24日 大阪ドンキホーテ(中之島中央公会堂)
Patchと鹿殺しと大阪市のコラボ公演。
推しの誕生日と被って尚且つ国の重要文化財で100周年という節目の記念すべき公演なので、きちんと時間とって単独で感想を書きたいのですが、時間がないのでさくっと。
いつかきちんと書きますので!
前夜祭とメンバーによる直前のチケット販売&グッズ先行販売にも行って来ました。
前夜祭であった原作のスーパースター上演のおかげで本番はすんなり入っていけた。
小劇場テイスト満載なのをどうアレンジするのかと思っていましたが意外にも原作に忠実にやっていて、予習していた自分は抵抗なかったけど、観劇初心者な方々にはどう映ったのでしょうか。


4月8日 壱劇屋「二ツ巴」(ABCホール)
苦手な(すみません)ワードレス殺陣芝居だけど壱劇屋さんだから観たいし~まあ予定が合えば~くらいの気持ちで事前にチケットとらなかったのですが、友達が手違いで1枚余らせていたので譲って貰い、千秋楽だけ観に行きました。
主演がNMB48の2人なので壱劇屋初心者が多いということを見越して、福利厚生が大変充実しておりました。
Twitterで登場人物解説してくれたり、当日パンフレットに人物相関図はあるし、竹村さんのストーリー前説もあり、とても親切でした。
おかげで去年あれだけ苦手を連発していた私にも大変優しく、若干ここはどうなっているの?と分からない部分もありましたが、ちゃんとお話は理解できました。
個人的には今回のようにメイン客層のドルオタさん対象だから、ではなく毎回そうして頂けませんかね。事前情報はたくさんあっても困らないですし、最近ネット上でも話題になった小劇場のフライヤー不親切案件にも通じるところがあると思う。
譲って貰ったお席が2階だったのですが、舞台全体が見渡せて良かったです。
水流を表現する白い布芸がとても美しかった。
残念だったのは隣がほぼ前のめり通り越した姿勢()椅子の半分より前に腰掛けて屈んでいる)で観ていて、特に谷川愛梨さんの出てくる時に顕著だったのでおそらく彼女のオタクさんと思うのですが、あれは後の人に超迷惑です。私は隣だから直接迷惑ではないけど落ち着かないしで、かなり鬱陶しかったです。始まってしまうと注意も出来ないから後の人気の毒でした。頑張っている推しちゃんの評判を下げるようなオタクは滅んでどうぞ。
愚痴で締めるのもあれなので、主演の久代梨奈さん谷川愛梨さんについて。
舞台女優としてのキャリアはまだまだのお二人ですが、ポテンシャルの塊のようで観ていてとても魅力的でした。舞台上ではしっかり女優でありつつ、アイドルに必須の自分を魅せる方法を心得ていて、素敵でした。
カーテンコールの最後に二人が抱き合って泣いているのを観てキュンキュンしました。
自分はドルオタではないけど、アイドルと女優を頑張っている女の子は無条件に応援したくなります。



まだまだ書かなければいけないものたまっているので順次あげていきますね。
熱海殺人事件、GJ、正義姦、レインメーカー、薄桜鬼、どんな順番になるかは未定。
熱海~は単独ですが残りはまとめてかいくつかに分けますすみません。

イベントに行った日記も書くよ②

予想以上に楽しかったので日記にしました。


3月2日 壱劇屋「荒人神」応援上演イベント(イオンシネマ大日)
昨今流行りの声出しや応援グッズ持ち込みOKな上演会を映画じゃなく舞台作品の映像でやっちゃおうぜ企画。それもちゃんとした映画館で。所謂ライブビューイングではなく。
ゲストも呼んでアフタートークもしちゃうよ~ってここの劇団の本気度すげえわ。ファンもガチで楽しむ勢が多く、チケットはすぐに売り切れました。


荒人神は千秋楽のみの観劇でしたが、ちゃんと上演台本も買ったからストーリー分かった上でなら参加したいなーおっチケット代1500円やんけ!予約したろ!と軽いノリでしたが、いやー楽しかった!


映画殆ど見ない人なので(映画館苦手…)、応援上演も話には聞いているけど未経験で、作法とかどうすれば良いのか悩むところでしたが、とりあえず自分の気持ちが高まった時に思いの丈を叫べばええんやでと座長の大熊さんにアドバイスを頂きました笑。
後は恥じらいを捨てたらOK。そしてひたすら
「ざわ…ざわざわざわ」(福本作品のアレです)
「(田中亨くん)尊いいいいいいいいい~!!!」
「(田中亨くん)可愛いいいいいいいい~!!!」
「(主に竹村さん大熊さんに)後ろ後ろ~!!!」
「(西分さんに)お姉ちゃん頑張れええ~!!!」
「(過去作品の主人公全員集合で)キターーーーーーーー(゚∀゚≡゚∀゚)ーーーーーッ!!!!」
等叫んでいましたとさ。
たまに入る劇団員さんのツッコミが面白かった。
演劇の応援上演はDVDのコメンタリー収録のもっと自由度高いやつって感じ?
クライマックスは音楽に合わせて手拍子!
早めに来て前方センターに座ったのでキンブレやサイリウム持った人がどのくらい居たかは定かではないのですが、入ってくる人を見ていたら小道具オークションで落としたと思われる武器持参の人や、
登場キャラのコスプレっぽい人が居ました…ガチ勢や(笑)


ちょっと自分でも驚いたのが、あれだけ竹村さんの作る殺陣芝居について、言葉がないからストーリー分からん感性合わんと嘆いていた自分がですよ?
10月の心踏音の盲人さんとフミさんが幸せそうに踊るのを観て泣いた…。
話が分かった上で見ると新たな発見があって良いものです。(だからといってリピートしない辺り←)


終わってから竹村さんが「もういっこ映像ありまーす」と言ったところで場内から
「え、まって」「ちょ、やばい」「ヒュ~~ッ!」
等、2.5舞台の楽とかイベントの新作とか次回予告の発表時あるあるな反応が聞こえてきて面白かったです(笑)。壱劇屋さんもついにヒューヒュー言われるような団体になったんやなあ…(遠い目)
※ちなみに4月の新作、NMB48の子達が主演の予告映像でした


イベントというか、翌日はよきタイミングでFMラジオに推しが舞台告知で考志くんとゲストに来るということで見てきました。
(森ノ宮キューズモールのギャラリーカフェで公開放送なので誰でも見れるのです)
舞台の最前とか終演後の面会で至近距離は何度も経験していますが、改めてこういう場所で間近で見ると何となく緊張しますな(笑)
ていうか、大阪で推しを見ることじたいめちゃくちゃ久しぶりだってばよ?笑
鹿殺しの菜月さんもいらしていて、阪ドンの見処を話されました。
鹿さんは一昨年に一度だけ観たのですが、多分、阪ドンは全然タイプ違う話だと思います。
(観た作品は何だかぶっ飛んだ設定でファンタジー過ぎて若干ついていけなかったのです…)
2000円と破格のお値段ですが安すぎる!もっと払わせろ!と思わせたいって納得。

まあこの記事の主題である応援上演イベントも1500円以上の価値があったよねって話。
良いものによりお金を払うのは苦ではありません。
そんな作品にこれからももっと出会いたいなあ。
…というタイトルとは外れた終わり方になりましたが細かいことは(゚ε゚)キニシナイ!笑

イベントに行った日記も書くよ①

Twitterの固定用に年間の観劇リストをリンクさせているのですが、基本的にイベントはカウントしません。でもこちらのブログでは面白かったもの、印象的だったものは記事にしていきます。


2月18日 刀屋壱イベント「者ーshaー」(中目黒TRY)
ノコカン終わった週末にまた上京…今年に入って4回めです。推し活すごい。まあそれは置いといて。
刀屋壱と代表水野さんの名前じたいはけっこう前から知っていました。SPECTERのスタッフクレジットに表記があるからです。
武器のレンタルや製作をされているところというのは知っていたのですが、数年経って推しがそこのメンバーと共演したりする中で、こうしてゲストにも呼ばれると、やはり縁というものは大事だなと思います。

一応、イベントという体ですがお芝居もあって盛りだくさんの1時間半でした。オシャレなイベントスペースでしたが舞台スペースが低くて、旅館の宴会場風だったのと最前を桟敷席にしていたのと照明の感じが何となく大衆演劇ぽく見えました。

1部「怪盗!ノンバーバルルパン」
タイトル通り台詞のないルパン三世。台詞がなくても演出が漫画風なのでとても分かりやすい。
某所の殺陣芝居のストーリーが分からないと毎月嘆いていた私の残念な頭でも分かりやすくてずっと笑っていた。そりゃルパン三世の内容把握してたら理解できるっての!笑
春奈さん(不二子)の色仕掛けに簡単にやられる澤田さん(グラサンSP)が可愛かった。
映画泥棒な横見恵さんは動きがまんま映画泥棒でした。ベテランだと勝手に思っていたら21歳とめちゃくちゃ若かった。PMCさんの舞台で名前見たことあるので存在は知ってましたが初めて拝見しました。今月から正式にメンバーになられました。

2部「GRABBERS ー傾奇者ー」
伝説の2本の刀を巡る戦いと取り巻く人々の物語。
よくある感じの話でしたがイベントでやる用に敢えてベタな展開にしたように思えました。時間かけて練ったら更にカッコいいエンタメ時代劇になりそうなので観てみたい。
感情を表に出す陽キャな澤田さんってレアだよね。
当て馬ポジションで気の毒だったけど笑。
宮島のさゆりんは悪役がとてもお似合いだった。
横見さんと共に今月からメンバーとして加入して、
見る度にブラッシュアップされる末恐ろしい二十歳です。私の推し女優の1人!

3部 ゲストとメンバーによる殺陣演舞
ガチ対決からコントっぽいものもあり、推しは澤田さんとスーツ同士で素手での立ち回りからの刀持ちで最後は相討ち。カッコ良すぎて何か変なもの出そうでした() でもいきなり蒲田行進曲に乗ってカーテンコールになった笑。
春奈さんとはカレー作り対決で何故か玉ねぎの被り物で葱ソード持って戦っていました笑。ネタ対決でしたが女子と戦う推しをずっと見たかったので幸せ。今度はもっとガチなのをおながいします。
最後はにんじゃりばんばんに合わせて分身の術ダンスを踊ったのですが、このダンスがまた可愛くて!
私、ずっと彼のダンスはアイドル風キラキラ要素があると思っているので、是非ともそういうイメージで観て頂きたいです。きっとキラキラアイドルに見えてくるはず!(勿論、作品の傾向によってはアイドルとは全く違う路線のダンスの時もありますが)

メンバーの1人に自由斬(じゅうざ)さんという、推しの大好きなパイセン石部さんに似ている方がいまして(笑)、黒マスクと鎖帷子な黒装束の渋いキャラのはずがちょいちょい笑わせにくるので、ああそういう設定なのねと思ったりしました。
帰りに「わあー自由斬さん初めまして!めちゃくちゃ素敵でしたぁ~」と白々しく握手して貰いましたが、自由斬の中の人はいません設定だからいいんですきっと!笑


今回のチケット発売日が推しの舞台初日上演時間真っ最中でして、指定席には非売品ブロマイド付いてくると聞き、慌てて友達に頼んでチケットとって貰いました。
公演観に来られた方でイベント申し込めなかった方ごめんなさいとわざわざ謝罪ツイートしてくれた推しくんでしたが、こっちはどうしても行きたければ代理で申し込んで貰うのがオタクとして普通の感覚だと思っているのにさあ…どんだけ人間出来てるのさ!と泣きそうになりました。毎回100点満点の対応やでわいの推し…
なので私も推しごとにはこれからも物理的に可能な限り常に100%の力を尽くします。


それとですね、物販のブロマイドがどれも本当に素敵でしたの!ゲスト分は私服のオフショット風を集めたもので、これまでのブロマイドといえば本公演、外部問わずほぼキャラショットかたまに稽古写真があるくらいだったので、今回みたいなオフショットオンリーは初めてで嬉しかった~!
WEショップで毎月売ってるやつみたい!(笑)
私服に刀…最高かよ。


客席は常連さんが多く、ゲスト目当てだと若干アウェイな感じでしたが、楽しかったのでよし。
全3回でしたがさすがに月曜日に何度も休めないので日曜日のみ日帰りで往復新幹線代はキツかったけど、行って良かった。推し活に行ってお金使って後悔したことはないですし、これからもないです。

2018年2月

4演目11ステージ


2月8~11日 ツツシニウム#4「ノコッタカンカク」(八幡山ワーサルシアター)
2つ前の日記で感想を上げていますのでそちらをご覧下さい。推し活で東京で観るのはお金かかって大変だけど楽しいからやめられない。遠征代は予定が早くから分かっていたら昼バスやLCCで節約出来るけど、帰りは新幹線だしホテル代もかかるしで、マジで宝くじ当選とFXで不労所得を得て東京に家借りたい←


2月17日 THE ROB CARLTON 15F「マダム」(HEP HALL)
前々から言うてますが、ここはホントに万人にオススメ出来る面白いところなので皆、観ると良いよ。
今回から東京進出も果たしました。
内容はマニアックなジャンルを描いたものが多いですが、専門的な知識はなくても全然大丈夫!
これまでに観たのはラグビーの試合中のそれぞれのコーチ陣の部屋、ビルの爆破解体専門の家族経営の会社、天才奇才が集まるとある研究室、でしたが、
とにかくそこで繰り広げられる会話が時にバカバカしくも面白い。
例えるならめっちゃ上品なアンジャッシュの勘違いコントみたいな。(あくまで私のイメージ)人を傷つけることでとる笑いが一切ないところも推せる。
チケットを早期予約すると名前を入れて貰えるという粋な特典があり、チケットの形態も毎回物語に因んだオシャレなもので、おもてなしの精神を前面に出した作品作りがとても良いのです。
今回は、年老いたマダムが体調を崩して療養中に彼女の友人や子供や孫達があれこれする話。
孫娘の1人が結婚を認めて貰おうと画策することがメインテーマでした。
基本的にメンズオンリーなのですが、女性役がいるので必然的にキャストの半分が女役をやることになります。
皆様所謂イケメン俳優ではなく(すみません)、女装も美しいとは言い難いのですけど(すみません)見たらちゃんと女性なのです。所作がとても美しい。
関西の笑いと東京の笑いの傾向は違うと思うのですが、ここの笑いはきっと東京でも受け入れられるのではないでしょうか。


2月24日 LION entertainment produce「オサエロ」(ABCホール)
ホストちゃん大楽直後の発表で急きょ勇歩くんの出演が決まり、ABCなので行って来ました。
推し以外のメンバーの客演はリピートは出来なくても推し活と被らない限り観に行くようにしているのですが、納谷松井近藤はどうしても東京の比率が高くなるので今回観れて良かったです。
戦時中の特攻隊の話ということで地雷必須やなと思いまして、案の定ボロ泣きでした。リピートした松井推しさん達に本当にお疲れ様でしたと言いたい。
勇歩くんは急きょ決まった割には主人公の親友という重要なポジションでした。
オサエロの意味が終盤に分かるのですがあれはあかん。無理。あんなんずるいわ…
当時は特攻で死ぬことが名誉で、皆、お国の為と死を恐れていなかった。だってそれが当たり前の時代だったから。主人公は機体の故障で1人だけ待機を命じられ、生き残って、年老いて尚そのことを悔いているのです。現代の感覚では到底考えられないことでそのギャップが辛かった。
勇歩くんの演じた親友は、好きな女の子よりも主人公と共に死ににいくことをより大事に思い、文字通り特攻で名誉の戦死を遂げる。
女の子は後に結婚して幸せなるけれど、ずっと心の中に抱えていた主人公と親友に対する気持ちを手紙にして癌で亡くなります。
3人の交わらない悲しい三角関係がしんどかった…
最後、年老いた主人公の側で今時のパリピがスマホで喋っていて電話の相手に「死ね」だの「殺す」だの言う場面があってですね。今の若者は簡単に口にするけれど決して軽々しく言ってはいけない言葉の重みっていうのかな。
若者と老人の対比と戦争を通じてそれらを感じさせるとても大切なシーンでした。
個人的な意見になりますが、チケット代がまあまあ高くてですね。もっとお手頃な価格でそれこそ若い世代に観て貰いたい作品だなと思ったのでした。


2月25日 もののふシリーズ最終章「駆けはやぶさ ひと大和」(森ノ宮ピロティホール)
西田さん演出のもののふシリーズ、最終章にして初観劇でした。
3部作ですがそれぞれが独立した話で、史実を元に幕末の時代を駆け抜けた若者達の物語、ということで良いですかね?
新撰組坂本龍馬が出てくる幕末の作品はこれまでに何度も観ていて、それぞれに違った解釈があるのですが、やはり新しい時代の幕開けと共に志半ばで死んでしまうもののふ達というだけで泣ける…
下級隊士にスポットを当てると更に泣けます。
休憩ありの3時間で一幕は若干眠くなるところもありましたが、二幕で一気にきました。
近藤と土方、沖田と市村、そして土方の建国のシーンは涙なしではいられなかった。
とにかくですね、的場浩司ニキ(近藤勇)、あらやん(土方歳三)、青木のつねさま(斎藤一)がカッコ良くてですね!他にも杉江、健人の刀ステ陣や久保田くんを観て、久しぶりに推し活以外で若俳にときめいていました。的場ニキは若俳ではないけど笑。
主人公中島登を演じたDa-iCEの花村くん、初めて観たけど演技じたいまだキャリアないんですよね。
でもとても安定していて良かった。決して強くないけど絵の才能に長けていて、自分だけの「絵」を描こうとする若者が優男風のルックスに合っていたと思います。ランダムグッズのブロマイドや缶バッジのレート高いのが青木、花村と聞いて納得。
青木つねさまは長物ぶん回す殺陣が最高にカッコ良かった!
伊藤博文役の近藤くんは出番少なかったのが残念だったけど、今回は彼の外部が観たくてチケットとったんだよと言っておきます。
一幕の割と最初の方で「イエッサー!」って言うんだけどそんな言い回しは幕末に存在してねえ!笑と突っ込んだわw あ、英語で「Yes,sir!」って言ったのか。伊藤博文が当時英語話せたかどうかまでは分からない…すまぬ
前述したけど東京中心のメンバーでも大阪で観れる時があれば出来るだけ観たいんだよね。
今回は出番少なかったけれど次に繋がるお仕事だったと思うので頑張って欲しい。
そうそう、後の席の人が安定の西田さんだし最後はどのくらい押すかなあ3、40分くらいかなあとか言っていて、やっぱり押すの前提なんかい!となりまして、結果的に3時間半でした。まあカテコ4回やったし、エンディングからいきなり花村くん作の挿入歌のソロライブ始まったから仕方ないか笑。
(ソロライブは大楽のみのスペシャルだったそう)
後、わたし的にはやたら挿入歌をバックに流しまくって常にクライマックスな演出は少々くどかったかなと思う。あれがなくても十分感動出来るんだけどね。西田さんの好みなんだろうな~。


観劇数、1月よりいい感じで増えてますね。
1月は遠征直後に体調悪くしたのが響きました。
後、2月は推し活として刀屋壱のイベントにも行きましたので、そちらの日記も別にあげます。
今暫くお待ち下さい。

ボクラ団義「ぼくらの90分間戦争」感想

劇団10周年記念公演3都市ツアー
1/21の大阪公演の大千秋楽を観劇しました。


えと、これが「あの子の宿題」を全通出来なかった理由です。
東京公演を見るというのもありだったのですが、色々予定を合わせることが出来なくて、それでもボクラさんの公演が大阪で観れるのは外したくなくて、推しごとを削りました。
ちなみに当初はもっと行くつもりで先行で最前列とっていたし、あと池袋ウエストゲートパークの兵庫公演も最初の先行でとっていたのですが、2枚とも引き取り手がなく紙切れにしてしまいました。
あ、違う、ボクラさんの方はカンフェティチケットだったのでキャンセルできないので、制作さんに頼んで空席にならないように当日券に回して下さいとお願いしました。お金は返金されないけど最前席に空席作るよりは良いので。
結果的に約15000円くらい無駄にしちゃったなー
自己責任ですけどね。出来ればこういうことないようにしたいけど、特に商業舞台の前売りは早いので推しごと優先しちゃうと予定を先に入れづらくて
困りものです。


前置き長くなりました。10周年記念公演はゲストなしの劇団員のみの、文字通り90分間のパフォーマンスでした。


中学時代の同級生達が集まった郊外の別荘。
(ちなみに久保田作品ではよく田舎の別荘が使われます)
当時、彼らは若気の至りで飲酒した上にリーダー格の男の妹が運悪く溺死した。
その男は今、別荘の一室で闘病している。
集まった同級生達は当時何があったか、何故女の子が死んだのか、男の兄の前で真実をどう告げるか、
その会話がメインといって良い作品でした。
ワンシチュエーションで90分。通常のボクラさんの作品には珍しい短さでしたが、シリアスな会話劇なので観ている側はえらい緊張してしまう。
別荘のリビングのセットなので、他人の家を覗き見しているような感覚でした。
これは90分以上だとしんどい…いや90分でもかなり疲れました。


リーダー格の男・顕一についてはずいぶんと嫌な男として語られていたけど、中学時代の友達関係あるあるだよねえとパンフレットに載っていた久保田さんのプロット見て思った。
クラス内のイケてる層とそうでない層というのはいつの時代でも存在していて、表面上は仲良くても陰で悪口言うのは女子の専売特許じゃないんだよね。
男子の中でもそういうやっかみとか普通にあるんだよなー。顕一はジャイアンみたいな奴で、積もりに積もった皆の恨みが結果的に彼の妹を死なせてしまう。真実をどう告げるかの瀬戸際での彼らのせめぎあいは、見ていて胸が締めつけられたわ…。
最後、別れた奥さんが自分と娘に宛てた顕一の手紙を読むところで涙ボロボロ出ました。


ボクラ団義さんのこれまでの作品は、時代物やファンタジー、現代ものでもタイムリープやミステリー要素を取り入れたものが多くて、今回のようなシンプルなのはとても珍しい。
でも10周年だからこそ劇団員のみで敢えて派手さのない作品にしたのですね。
私はその内の3年ちょっとしか知らないけれど、
ボクラさんを知ってから、沢山の小劇場の素敵な
役者さんを観るようになったし、推し活にも多大な
影響を与えて下さったので、このご縁はこれからも
大切にしていきたい。


改めまして、10周年おめでとうございました!