後悔は少なめのMY LIFE

労力と金銭は惜しまないstyle

2017年6月

すっかりサボっていてはてなさんからそろそろ新しい記事書きませんかとメールが来るくらいご無沙汰でした。
たまにアクセス数が突出して多い日があったのですがそれはきっとあれだな、某黒タイツさんの舞台観に行った感想をかなりツイートしたのでサーチされたキャストさん含む方々が見て下さったのかと。
なるべく貯めないようにマイペースで頑張ります。

7演目12ステージ
※メトロノウムは7月にかかっているので6月までの分をカウントしました。

6月3日 CLUB SEVEN ZERO(シアター・ドラマシティ)
玉野和紀さんが手がけるもはやライフワークと言ってもいい(大袈裟?)クラブセブンが原点に帰って復活しました。ちなみに私は7から観てます。
クラセンシリーズについてはもっと親切に解説されている熱心なファンの方のブログ等ありますので詳しくはそちらを検索して下さい。
(不親切ですみません。あくまでこの日記は自分の観劇の備忘録ですのでご了承下さい)
前半の蚊の家族コントで蘭はなさんのかゆみちゃんがお隣の奥さん蚊のたーたんにイヤミ言われる場面がめっちゃ既視感あると思ったら、エリザベートゾフィーにいじめられるシシィでした笑。
ご長寿クイズのとめさんがやたらエロいババアに変貌していて割と目のやり場に困りました。モンキーマジックと宗方コーチも大好きです。吉野圭吾さんは素晴らしい役者です。次の舞台で共演する納谷健くんに吉野さんめっちゃすごいで!と超オススメするくらいに笑。50音順メドレーはこれまでに比べたら圧倒的に昭和な選曲で会場内の殆どのお客が喜んだはず笑。(年齢層がね…笑)私ももちろんその1人だ笑。毎回メドレーの選曲をチェックして流行りを覚えていたからなあ。昭和に優しいクラブセブン最高!そして今回ZEROなので次はどうなるか分からないけど、若手中心のGEM CLUBはまた来年やるのでこちらを楽しみに待ちたいと思います。


6月4日 モノモース「エンドルフィン」(インディペンデントシアター1st)
悪い芝居の山崎さん、柿喰う客の玉置さん、大塚さん、SUN!!改め藤本さんのユニット。これは行くしかないだろうと思って予約しました。アフタートークゲストが義くん健人くんの回に行きたかったけど先にクラセンゼロとっちゃったので翌日の公演に。ゴミの島に捨てられた少年が生きていく為に猫や虫や果ては自分の体の一部を食べて生き延びながら、その記録を音声としてスマホに残して死んでいく話…これは相当観る人選ぶのではというお話。
かなりグロテスクな表現もあるにせよ、舞台美術が皆大好きウェンディーさんで、色とりどりのテキスタイルを広くない舞台上にめいっぱい散らして目にも美しかったし(ゆーても布を血液や死骸に見立てているのだけど)、何より3人の演技が凄まじくて釘付けだった。玉置さんの絶叫なんて人間死ぬほどの痛みを味わうとこんな声出るんやなと思うくらいリアルだった。
肉が食べられなくなると聞いていたが私はそうでもなかったな。むしろ食べたくなった笑。
演劇だからこそ目をそらさずに観れた、みたいな。
これが漫画だったら無理だったかも、とか思ってしまったわけです。
良いものを見せて貰って満足したのも束の間、既に話題になっていますが、既存の作品を許可とらずにまんま使用しており盗作ではないかと騒がれ、結果的にチケット代を返金しますという何だか後味の悪い終わり方になってしまいました。まあ一部の粘着が貼り付いているけれど自分の周囲も含めて見る限りでは返金不要、3人の演技が素晴らしかったというのが多くこれ以上の追求はしませんというのが殆どだったと思います。
私自身は返金云々よりも対応が後手後手だったのが気になるかなあ。サイトの文章も山崎さんのブログも奥歯にものが挟まったような表現に引っかかります。あとフライヤー記載のあらすじと全く違っていたので余計に勘繰りたくなるんですよね。追求したところで誰も得しないと思いますが、今後山崎さんの作品を観ることに少し躊躇いが残ってしまったのは残念です。


6月16日 THE ROB CARTON「Lab.」(HEPホール)
昨年から観に行くようになった団体さんです。
おもてなしの精神と紳士的で上品さを忘れない万人にオススメ出来る面白さなので是非観て欲しい。基本、コメディなのだけどドタバタしていてもどこか品の良さが漂います。
私がこれまで観たのはラグビーの試合で両チームのスタッフルーム(サッカーや野球と違ってラグビーの監督コーチは別室で戦況を見ている)、アメリカの建物を爆破解体する家族経営の会社といったマニアックな題材でしたが、専門知識はなくても楽しめるし、時間もだいたい90~100分で小劇場の椅子が我慢出来るラインなのもよき。
舞台美術もリアルで細かいし、事前の予約だとチケットに名前を入れて貰えるというサービスもあります。このチケットがまた凝っているんですよね。凝りすぎて今回は保管するのに困りましたが(笑)こういうおもてなしの心は素敵です。今回はドイツのとある研究室に集う5人の変人もとい天才秀才英才俊才奇才達がスポンサーに支援を続けて貰う為にあれこれやらかすお話。ギャグのイメージはアンジャッシュの勘違いコントから下ネタを排除したような。伝われ笑。
前述のチケットなのですが、今回はブックカバータイプになっていて、自分の名前が彼らの支援者のところに連名で印字されていて、こういう心遣いが本当に粋だなあと思いました。
来年ついに東京進出されるので関東圏の方、是非とも観て欲しいです!

NARUTO~暁の調べ~(メルパルクホール)
マチソワで別舞台の梯子を久しぶりにやりました。
ともちん(悠味ひろさん)目当てでずっと行きたかったナルステです。良知くんにたけちゃんまで参戦したら行くしかないやろ!笑
いやもうね、クオリティの高さハンパなかったわ。キャラの再現率だけでもレベル高いのに、映像や二胡、和太鼓の生演奏を駆使したまさにライブスペクタクルでした。
シンガポールや上海での公演もあり、興行面での潤沢さを思わせます。あとナルステ?ナルミュといっても良いのでは?とうくらい歌唱シーン多かったしまた皆さん上手いんだよ~!そりゃ元ジェンヌ元四季とおったら当たり前ですわ…
メインがサスケとイタチのうちは兄弟の物語だったので良知くんとりゅうじくん観てずっとへらへらしてました。大蛇丸のサスケへの執着も中の人が女性なのでむしろ萌えた笑。(ヅカスキーなので若干倒錯していてすみません) あとは鬼鮫の出番もう少し欲しかった。たけちゃんはいくつになっても人外キャラ似合うなあ。(もちろん誉めています)


6月21、23、25日 OIL AGE OSAKA+TOKYO「ペーパーカンパニーゴーストカンパニー」(芸術創造館)
オイルエイジ~とは東西の「脂の乗った」「脂ぎった」「今にも引火しそうな」役者のユニット名。私は2015年の第2回「ミキシング・レディオ」から観ていますが、普段はなかなか観れない東京の役者さんを間近で観れる貴重な機会なので、何とか休みを調整して3回観劇しました。※推しメンの舞台は可能な限り通う分、他はなるべく1回(値段によっては2回)のみなので3回観るのはかなり珍しいのです
6番シード主宰松本陽一さんの過去作品の再演だそうです。会話劇なのにとにかく熱量がすごくて圧倒されました。冒頭部分の紙面編集で社員がオフィス内を走り回るシーンに飛び交う台詞量に間髪入れずぶっこんでくるギャグ!殺陣もダンスもないのに何だこのパワフルさとスピード感。
あるタブロイド紙の編集部が舞台。妻を不慮の事故で失ったかつての敏腕記者と妻の幽霊が出会う奇跡のハートフルコメディ、という一言では片付けられないてんこもりなお話でした。
トーリーは映画「ゴースト/ニューヨークの幻」を彷彿とさせる、亡くなった人間の幽霊が事件をかき回し最終的に愛する人の前からいなくなるというものでしたが、個々の役者のスペックの高さや様々な要素が上手くハマって、笑って泣いて本当に満足度の高いものでした。舞台美術もまた凝っているので細かいところをチェックする為に複数回観て良かったです。
推し女優の宮島さゆりんが大阪で観れたのが嬉しかったなあ。若手社員役だったのですが、テンパってブチ切れて絶叫したり白目剥いたりそれはそれは凄まじかった…こんな可愛い子に松本さん鬼や!いやあえてここはグッジョブと言おう…!笑
タブロイド紙に抗議する女性人権団体は悪役ポジションとして描かれていたけれど、見方を変えたら彼らは決して悪ではないんだよね。昨今の日常でマスコミに対して嫌悪感抱くことが多いのを考えたら、タブロイド紙は確実にゲスい団体でしょう。
だからこそ谷野まりえさん演じるカメラマンが自分の仕事に誇りを持っていることを人権団体に向かって主張するシーンは大好きで毎回泣きました。


6月29日 黒子のバスケ OVER-DRIVE(アイアシアター)
メトロノウム休暇で東京に居たのですが、この日だけ昼間まるっと空いていたので当日券狙いで行ってきました。平日昼なのでそこそこ当日券が出て無事観劇。中屋敷さん演出で八百屋舞台でした。露出狂を思い出したわ。そういやキャストに勇歩くん含めて何人が露出狂に出ていた人いたわ。
ハイキュー!!同様原作未読、キャラは何となく分かる程度でしたが面白かった!エアバスケだけでなくちゃんとボール持ってのプレーもありでした。
伊月役の勇歩くんに注目するつもりが、日向と木吉と花宮に持ってかれたーだって3人共安定して上手いんだもの!!特にもっくんの徹底したヒール役は良かったなー。黄瀬と青峰も良かったし緑間も色々持っていて面白かった。リコちゃんとさつきちゃんの女の子勢も可愛かった。勇歩くんちゃんと観たくてあと1回大阪で観たかったけど大阪は当日券も厳しかった模様。おそらく続きやると思うのでまた観れるといいな!


6月28日~7月3日 ENG「メトロノウム」(日暮里d-倉庫)
推しメン出演舞台につき、単独で感想日記を鋭意作成中です。今しばらくお待ち下さい。今回も本当に素晴らしい作品でした。