後悔は少なめのMY LIFE

労力と金銭は惜しまないstyle

★客演感想①(2013~2015年)

推しメンこと星璃くんの客演作品の数が増えてきたのでTwitterだけでなく感想を改めてまとめておきたいなあと思ったりしたので書いてみました。

とはいえ、もう3年以上前のツイートを引っ張ってくるのも面倒なので、改めて当時のことを思い出しつつまとめます。あくまで自分用とあと少しは布教目的もありますが、詳しく親切な感想にはならないと思いますのでその点ご了承下さい。

DVDの有無も入れてみましたが現在販売可能かどうかは各団体様にお問い合わせ下さい。

【Evergreen Online/EDIT】ALTERNAIT produce
20130705~0708
会場:インディペンデントシアター2nd
DVD:有

記念すべき最初の客演ていうかPatchで初めて客演として他団体さんに呼ばれたのが彼なのでした。
といっても私はこの頃まだPatchを応援していこうとふんわり思い始めていた頃で、まだ星璃くんのことは松井さんと並んで喋りが巧いメンバーくらいの認識で、興味はあるけど単独で小劇場に乗り込む勇気がなく、仕事の都合もあったけど行けなくはないけど無理はしたくないというスタンスだったので、結局行かずに終わりました。
で、数ヵ月後にどうしても観たくなって(というかもうこの頃には既に推していた)DVDがブラック★タイツさんの「桜×心中」で販売されるというのを聞きつけて、当日券で入ろうと思い世界館まで行ったのですが…当日券求める人が多過ぎて開演時間も迫っているのに列は全く進まなくて、もう観劇は諦めて列を抜けて物販コーナーに突撃し、DVDだけ買って帰りました。このおかげで私は後述予定の「ファウストの檻」初日を初めてのおタイツ半額にて観れたのでした(という後から判明するエピソード)
ストーリーはオンラインゲームのプレイヤー達のオフの世界と彼らがゲーム内で演じるキャラ(アバター)の世界が交錯する群像劇。
星璃くんの役は主人公のサラリーマンのアバター「ギド」。いかにもRPGのキャラな派手でひらひらした衣装なのですがお馴染みウェンディーさんでした。アバターの衣装はどれもステキだったなー。
ギドがレベル1のへっぽこから段々上がっていくと顔つきも精悍になり、殺陣も上手くなって成長していくのが見応えありました。仲間の女の子に告白されても答えられないところ、主人公が病んでいくのにリンクするところもまたよし。
共演者が関西小劇場で活躍している面々で、私は早川丈二さんをこれで初めて拝見したし、先日終わった「ドラゴンカルト」で共演した林遊民さん、和田雄太郎さんもここで知り合っているのね。
星璃くん、主人公のアバター役でDVDパッケージに映っているのに、クレジットはまだ下の方。
まだまだ発声も下手だし、殺陣はこの後の白浪で本格的に学んだみたいです。発展途上のまだ手前な星璃くんですが、初々しいのは間違いないです。
でもパンフレットの紹介写真見るとちょっと老けて、違う、何となく垢抜けてないように見える。
この後急速に可愛い系になります(笑)


【盆がえり】演劇集団よろずや
20140808~0810
会場:シアトリカル應典院
DVD:有

客演2作めにして主演です。Wですが主演です。
主人公が若夫婦ということでWなんですね。
広島の山間部にある古い家の三女が婿養子をとり家を継ぐ為に実家に戻って初めてのお盆を迎えるある日のお話。
星璃くんは婿養子の若旦那ですが東京で働いていたので広島弁ではありません。
天然ぽい奥さんを見守る優しい旦那さん。ちょっと尻に敷かれてなくもない(笑)。
平和そうに見える義実家だけど、長女は仕事を抱えて帰省し、次女は彼氏との別れに悩み、三女は流産した過去に囚われ、田舎の1日が過ぎて行く。
淡々とした地味な話ですが、独り暮しをしている自分には割と刺さるところもあり泣いてしまいましたねー。特に長女は家督を継ぐのも三女に任せて仕事一筋な人で、電話越しに苛々をぶつけているのが観ていてつらかったなあ。彼女のように仕事が出来るわけではないけど、設定上は一番年齢が近いからやはり一番感情移入出来た。
浴衣姿で亮治くん(星璃くんの役名)がここを終の棲家にしたいと言うラストシーンは毎回じーんとなっていました。
実は台風直撃がありまして、大阪市内はさほど影響はなく普通に電車で行けたのですが、遠方から来る予定の人は電車不通で来れなかったりと大変でした。


【紅蓮、ふたたび】A-CRAFT
20141008~1019
会場:笹塚ファクトリー
DVD:有

初の東京進出作品です。二十歳やそこらのキャリア浅い若手が劇団結成2年で東京で客演するってすごくないですか?!私はすごいと思います!
まだまだ客演するメンバーがいない中、星璃くんひとり抜きん出ているなという印象。
今でこそ2.5舞台に引く手あまたなメンバーも増えましたけどねー。
さて、この「紅蓮、ふたたび」を語る前に私とこの作品の演出の久保田唱さん主宰の「企画演劇集団ボクラ団義」について書かせて下さい。
2013年12月、たまたまあるきっかけで芸創館に東京の劇団の公演を観に行きました。それがボク団さんだったのですが、今まで観たことないタイプで面白かったのでまた機会があれば観たいなーと思っていたのです。そして星璃くんの初めて東京で客演が決まり、スタッフや共演者の名前を見たら「えーーーっ!去年観たあそこの人らやん!!!」…ここで私の運命は決まりました。
さすがに全部は行けなかったのですが、12日間の公演期間中、4回上京しました。トータル金額としては全通したくらいのお金がかかりました後悔はしていません(アホです)
元々第1作がありその続編なのですが、前作観てなくても独立した話なので理解できたし、何より私が大好きな日本刀が拳銃より強いB級風アクションだったので楽しめました。
星璃くんの役は、復讐に生きる殺し屋桜花の部下の1人「雷火(ライカ)」。他に2人いる部下達とは一線を画している風で、ヒロイン紅蓮(めちゃくちゃ強い)に横恋慕して桜花にボコられる。得意方面のキャラですね。
毎回アフターイベントがあり星璃くんはMCを努め、めちゃくちゃ馴染んでいました。コミュ王本領発揮です。松井さんと当時ドラマで東京にいた山田くんが観に来て、松井さんがアフタートークのゲストに出てくれたのですが、借りてきた猫のように大人しかったです笑。そんな松井さんも今やすっかり東京で活躍するようになりましたね。
キャスト降板→交代が何度かあって大変でしたが、この後も共演するボク団さん他、木本夕貴ちゃん、吉田宗洋さん、鈴木聖奈ちゃん、秋吉織江ちゃん、小川大悟さんを観れたし、笹塚ファクトリーも今は閉館になったので、この「紅蓮、ふたたび」は本当に私にとっては思い入れのある大切な作品なのです。この縁を大事にしていきたいと思っています。
ちなみに初めて観たボク団さんの「虹色の涙、鋼色の月」のイセ、「紅蓮、ふたたび」の村雨は竹石悟朗さんの役の中でも大好きなキャラです。


【Take me out to the moon】太子堂事務所
20150327~0329
会場:シアトリカル應典院
DVD:無

よろずやの寺田夢粋氏の教え子達の発表の場ということらしいです。今回は卒業公演みたいなものだったようです。SPECTER終わってすぐでしたが、稽古は2014年から行っていたみたいで星璃くんも本公演の合間を縫って参加していました。
公演は完全Wキャストで、ムーンチームとルーナチームに分かれ、星璃くんはムーン。同じチーム内に納谷健くんがいたことを補足しておきます。
お話は病弱で空想好きなヒロインの家族や友人や元カレとの交流、月に執着することと彼女自身の成長を描いたもの、なのですが、若干分かりづらいというかおそらくわざと現実世界の話をふんわりとしたファンタジー風に演出しているのかなあと。
星璃くんはヒロインの元カレ、納谷くんはヒロインの同僚で「○○っすねー」と軽い感じの人物でしたが、可愛い系なのに声が渋かったです笑。
演出の特徴なのか(盆がえりも同じ方)、割と死んだ家族の幽霊を出してくるんですよね。盆がえりはお母さんで、今回はお父さんでした。とりあえずグリーングリーンの歌は反則やわ←


まずはここまで。2015年続きはまた近日中に上げます。

★「サンサーラ式葬送入門」感想

3月1日~5日 シアターKASSAI 全8公演

Twitterでけっこう沢山ツイートしたこともあり、思い入れ強い作品になりましたゆえ、月毎の記事に入れるのは勿体なくて個別の日記にしました。

えっと、このブログで何度か推し、推しくんと表現しているのは劇団Patch星璃くんのことです。
ご存知の方多いかと思います。中河内雅貴くんも推し役者で他にもおりますが、一応そういうことでよろしくお願いします。
基本、彼の出演舞台は可能な限り観ると決めているので今回も全8公演観劇です。

初見では分かりにくかったけど、3公演め、サイドの下手席で見た時、あーそういうことか!と理解できたことが多かったです。
KASSAIプロデュースではお馴染みの、正面と下手が選べる自由席。演者のスペースに更に四角い台を作って主にそこで演じているので、下手サイド特有の見え方が楽しかった。半分は下手サイドで観ました。

多くの方が同様に仰っていたのですが、殺人のシーンを何とも思わず時には笑いながら観ていて、ふと我に返るとぞっとしたというのが主たる感想でしょうか。笑いが起こるのはキャストの演技力がすごいからそこまで引き込まれるわけですが、やっぱり普通に考えたら怖すぎます。それがお芝居の中の出来事であっても。そこまで考えて作られたほっそん(演出の細川博司さん)すごい…

細川作品に触れてまだ1年未満なのですが、私の考える彼の作品の最大の魅力は「背徳の中にかいま見える清純」だと思うのです。
今回の象徴は藍川くんでした。藍川くんが星璃くんでなかったらあんな神々しいオーラ出なかったかもしれない。ブレザーでなく詰襟をチョイスしたのもGJでした。18歳の少年が親くらい年上のおじさんにタメ口で喋り、おじさんも敬語で話すという俗っぽい言い方をすれば「萌え」がそこにありました。
ほっそんは星璃くんの可能性を無限大に引き出してくれると思っております。
自分でもすごいこと書いてるなと思いますが、推しだから仕方ないですはい(笑)

さてここから各キャラクターについて語ります。
長くなりますがお付き合い下さい。

男(仮名:工藤清顕)
小沢さんのイケボが大好きなのですが、今回自分を売って金を作るという衝撃的な役で、初っぱなから巨大オカマに前立腺弄られるシーンで固まってしまいました。しょぼくれた中年のおじさんが虐められるのにキュンとなってごめんなさい。
他人の戸籍を与えられ、工藤として殺し屋の仕事をこなしていく内に表情も良くなって声にも自信が溢れていて、そういうところがまた感覚を麻痺させていたんですね。ラストの黒船との会話が全てを物語っていました。あの「あれっ…」という台詞ね。
ほっそん曰くあて書きだそうです。確かにこんな悲惨な役は他の人には難しいかもな~

篠塚岳達
後でちょこんと結んだヘアスタイルといいスーツにサングラスとか教光さん反則だわ!笑
のらりくらりと適当にヤクザやって生きてきて結局サンサーラのことは何一つ信じてなくて、いつもご飯食べ損ねて(この演出は秀逸でした)、相反する潮田とは別な意味で人間くさいキャラでした。
でもフィリピンで遊んで暮らしている内にうっかり何かの紛争に巻き込まれて殺されそうよね。

潮田源治
武闘派ヤクザって時点であれだけど、組守るため極道の看板背負うためにヤクザを全うしているのだから篠塚よりまともなのかな。この話の人物は皆、欠陥だらけなのに視点変えたら普通になるのでそこがまた面白いところでした。演じる小川さんなりの設定で爪をヤスリで研ぐとか娘がいるとか(小川さんのスピンオフ設定ツイートより)繊細な演出もよき。ラフな黒スエットとスリーピースのギャップも素敵でした。

せりちゃん
藍川くんの中の人推しですが、物語の中で一番好きなキャラ聞かれたら彼を挙げます。飄々とした物言いゆるいファッション(ロングカーディガンと素足にスリッポンサイコー!)、全てが好き!でも殺し屋!あんな軽々しく人を殺すんだもん。カッコいいのに怖い。一推しキャラなのに悩ましいです。
せめて人を殺すことに嫌気がさしてもう人間にはなりたくない、とんびがいいなと空を見上げて言った彼の来世がそうでありますように。

甲斐
二推しキャラです笑。竹石悟朗さんをかれこれ3年ちょっと観てきたのですが、こんなにおバカで役立たずでカッコ悪い悟朗さん観たことないです。
そもそも自分のところでこの立ち位置にはキャスティングされないでしょう。いきなりキレたり言われたことがちゃんと出来ないアホさすら愛しい。
殺され方が悲惨過ぎて、泣く話ではないけどここだけちょっと悲しかった。

幸村満月
冒頭のホームレスが幸村先生だと確信したのは千秋楽でした。分からなかったというより違う次元に飛ばされてるってサンサーラ違うやん!と思っていたからなんですが。ホームレスが着けている時計が証明でした。結局サンサーラ失敗してたってことなんですね。きっと生きている間に信者からお布施ぼったくりまくったバチかしら笑。
先にも書いたけどバケツの水で溺死させられるシーンが一番の笑いどころだったことが恐ろしい。
でもあそこの笑いは物語が良いバランスに保たれている証拠なので、やっぱり奇妙な話ですよね。

黒船晃一郎
前回観た聡ちゃんの役が(バンタム7のクリーク・ブロー)とんでもないワルだったので、正反対の役キター!ってなって、また刑事3人の中で一番若手なのに実年齢が一番上というのが面白かったです。
藍川くんを殺した工藤を取り調べるシーン、最後の「あんた何言ってんだよ?!」が日に日に力入っていくのが観ていてよく分かりました。あそこで皆、正気に戻るんだから重要な役どころですよね。

境英則
推しキャラではないけど共感度一番高いです。
ヤクザから足洗って無農薬野菜作っていても人身売買の仲介でバックマージンで儲けているからアカン。そしてきっと篠塚の金をあわよくば…って気持ちあったはず。私が共感できるのは彼のそんな小市民でセコいところです。あと、結束さんの作業着姿が大好きです♪

狭間玲一
ネットリテラシーについて学ばなかったが為に殺されてしまった可哀想な人。
殺される直前の「僕は何処に行くんですか?」という台詞が達観していたし、撃たれた直後せりちゃんが軽く「もう一発」と言うのがまた怖かった~!
スレ立てて書き込みするところ、実は地味に好きなシーンです。ネット民のレスがリアル笑。

露口、松虫
蜂巣さんの20代には見えない貫禄が二つの全く違ったキャラを立たせていて見応えたっぷり。
オカマ露口は妙に可愛かった。性奴隷のいるお店の描写語るのリアルすぎィー!くたびれた中年男の見た目を申し分ないとかゴム手袋とか!笑
暗殺者松虫は甲斐くんの殺し方めちゃ怖かったけど、せりちゃんの死に際の願いを聞き入れてちゃんと死体を山に捨てた辺り割といい奴なのかも。
少ない出番でここまで考察させてくれて有難い。

常盤宗佑
有賀さんは初めて観る方なのですが、真面目な後輩黒船と対照的に口調とかいかにも軽くて実際そんな風に演じられていてリアルだなと思いました。見た目が刑事ぽくないので今度は真逆の役どころで観たいかも。
ネット民の台詞もあるある!って思って観てました。お前のスペック晒せやとか2ちゃんねるまとめサイトでよく見る笑。

唐戸利光
これまではほぼ星璃くんが最年少だったのですが、今回一番若手の方でした。役どころは今風の若者って感じかなと。多分やけど黒船が真面目にやってるのが何となく気に入らなくて、そろそろ暴力団との癒着に関わり始めた頃かも。演じる石見さんはアフタートークで○毛カットする教光さんを暴露したことが頭から離れませんすみません

藍川誠也
弟ポジションや従者、ライバルが似合う星璃くんがまさかのラスボスとは。私はこんな清らかで美しいオーラに包まれたラスボスは観たことがない。出番は少なかったけどインパクトは大きすぎました。
ほっそんには感謝しかないです本当にありがとうございます。藍川くんはサンサーラしたら次は昭和45年の大阪ですかね。時系列的にはFBIのプロファイラーかも?笑

今回の照明と音響もとても効果的で好きでした。
パチパチ鳴る音や裸電球や使用されたクラシック曲etc
細川作品でよく見る暗転の際にキャストが小道具運ぶ一連の仕草も計算されたスマートさだなぁ好きだなぁと思いましたね。
派手な殺陣やダンスは一切なくて、会話劇といっても一風変わった作風でしたが、全部観れて本当に良かったです。例え推しの出番は少なくても(笑)

2017年2月②

長くなってしまったので分けました。

2月18日 「暁!三國学園」(芸術創造館)
劇団ZTON河瀬仁志さん作の三國志パロディ学園バトルコメディ(と勝手に呼ぶ)。
どうやら再演らしい。三國志の人物を現代に当てはめて学園ものに仕立て上げた。
キャラの名前は三國志の人物名、魏呉蜀はカーストで分けられたクラス名でした。
Patchから有馬純くんが初客演でそれを目当てに観に行ったのですが、純くん殺陣頑張ってました。
掃除用具使った殺陣、斬新!
生徒会長曹孟子様の凛とした美しさにやられました。アイドル諸葛亮子ちゃんも可愛かったです。
しかし何故ラストで純くん演じる関羽くんがクラスメイトの趙雲くんとBL展開になるのか謎のままでした。まあ面白かったからいいか←
急遽、当日券で入ったので受付で有馬くんの扱いにして下さいと言ったのですが、お知り合いですかと聞かれました。有馬くんがいるPatchのファンですと主張するのもめんどくさかったので知り合いということにしておきました。ただのファンです!笑


2月25日 石原正一ショー「筋肉少女17」(コモンカフェ)
2014年にPatch8番勝負で「筋肉少年」を観ただけなのでオリジナルはもちろん初めて。
モンカフェという狭いハコでギャラリー30人くらいだったこともありめちゃくちゃ熱量高かった!
筋肉少年は少し削っているのだけどそれでも台詞とかまんまの場面がたくさんでした。
私はジャンプを初めとする少年漫画で青春を過ごした女なので、石原さんの繰り出す昭和生まれ限定の小ネタもほぼ分かったし、元カレがプオタだったのでプロレスネタもだいたい理解できました。
東さん演じるウォーズマンの娘がそらもうカッコ良くてですね…少年ではマイ推しくんの役でもあったので必然的に一番観てました。黒いライダース+インナーもボトムも黒というstyleがあんなにも似合うのは彼女の体型が素晴らしくバランスとれているからだと思うの。悪役のあわさん、さすがの存在感。
クラスタ的に面白かったのが、丹下さんの役が少年ではたっくんで、黒ぶち丸眼鏡おそろいのSPECTERのハリエットとノーム姉弟!
これはきっと狙ってのキャスティングですね…
山浦さん演じる用務員さんがお花育てていたし。
永津さんのロビン先生といい感じになっていたのですが、ティーチャークラウスとローザの道ならぬ恋やん!とオタク特有思考にまみれておりました。
帰りに牛丼かラーメンが食べたくなるお話でしたが、ちゃんと吉野屋に行きましたとさ。


2月26日 舞台「弱虫ペダル スタートライン」(オリックス劇場)
ついにペダステデビューしました!西田シャトナーさんだから前から興味はあったのですがなかなかチケットも取りにくくて。今回は新キャストということで割とすんなりチケットとれました。はい、林野たけちゃんの為です。だって御堂筋くんってたけちゃんが演じる為にあるような役じゃないですか!
村田さんが降りたならもうたけちゃんしかいないってくらいハマっていた…そしてトレブロあっさりコンプリート出来た←
原作未読だけど周囲にファンがそれなり多いのでキャラはほぼ分かるくらいの緩さですが、シャトナー演出馴染みありすぎてちゃんと話に入っていけました。破壊ランナーのおかげです(笑)
ていうかほぼ破壊ランナー観ている時の感覚でしたねパワーマイム!
キャラは手嶋くんが好きかなあ。鯨井くんが上手いからってこともあるけど。
兼ちゃんの銅橋くんすごくハマっていたのできっと4月の破壊ランナーでもソニックランナーだと思ったのに黒川役で驚いた。勿体ないな~
そうだ、意外だなと思ったのがけっこう歌唱シーンあるのに敢えて「ミュ」とは呼ばずあくまで「ペダステ」なんですね。シャトナーさんの拘りかー。
ペダステクラスタさんは是非破壊ランナーも観に行って欲しいです!(これが一番言いたかった)


イベント?というか今月はPatch現場が2つありましたのでそっちも残しておきます。

2月11日 「羽生蓮太郎」チケット&パチ合戦ブロマイド販売会 ( 森ノ宮ピロティホールロビー)
後の予定があったので早い時間に行きました。とりあえずブロマイドの販売数制限ありなので。
チケットは全て揃っていたので買うつもりはなかったのですが、元々キャパ少ないところの一般発売直前で用意した枚数も少なくてあっという間になくなってしまいました。
今年からスタッフになった勁剛くんが案内担当でスーツ姿が見れて嬉しかったな~
ブロマイド、最初は動きが良くなかったのか販売制限ないと言われて大人買いしたけど夕方には1セットに制限されていたと聞いて、この販売会だけの限定と煽らず売り方もうちょっと考えたら良かったのになーと思いました。だって年末あれだけお客入って地方から来た人多かったんですよ。ランダムでも需要あるに決まってるじゃん。そんで後から受注販売って。最初からそうしないことに何か意味でも?なんて思ってしまうやんごめん。


2月25日 タイトル忘れたけど仮装リレーマラソン大会 (森ノ宮キューズモール)
ごめんなさい、ホントにタイトル思い出せない。
キューズモール屋上のトラック使ってのチーム対向リレーマラソン(厳密には2時間でトラック何周出来るか競うもの)の司会進行と助っ人をPatchがやるというので夜勤明けに観に行ってきました。
事務所の決まりで写真撮影はだいたいNGがデフォですが、Patchの場合こういう一般人参加のイベントは撮影OKなことが多いです。宣伝の意味もあり運営側から拡散して下さいねと言われることもしばしば。素の彼らも観れて楽しいです。ただ直前告知が多いので予定が合わないこともあるかもですが、楽しい時間が過ごせます。舞台以外の彼らに触れたい人は機会があれば是非。

2017年2月①

7演目8ステージ

2月2日 BSP「龍の羅針盤 第二部 維新回天編」(ナレッジシアター)
BSPさんは必ず1公演は観に行くようにしているのですが、昨年の第一部は推し舞台と被って観れず。
第二部だけでも分かるかなと不安でした。
正直なところ??な部分もありましたが、BSPらしい個々の身体能力を生かしたダンスや殺陣は見応えありました。
ロープ芸(?)はあれ失敗したら悲惨やろな~な高度なテクニックが必要と思われましたがちゃんと成功していました。
坂本龍馬暗殺の真実については様々な媒体で表現されているし、昨年ボクラ団義さんの耳蒼を観ているのでそんなに驚かなかったな。
田中尚輝くんの中岡慎太郎はこれまでにない感じの「シュッとした」中岡でした。
金髪グラバーさんに思わずつけ鼻付けて「パーティー行かなあかんねん」と言わせかったわたくしでした。田渕さんごめんなさい!

2月11~12日 GPP公演「Actor,Actress,and more」(芸術創造館)
3作品のオムニバス…オムニバスというからには普通に3作品上演ってわけないですね。
3作品をこう繋げてきたか!とゾクゾクしました。
ナイトオンザプラネットという話が下地にあり、トニーの谷とホーンテッドガールを多少無理矢理組み込んで1つの話にしたというものでした。
小劇場に限らず舞台観てるとキャスト降板とか最悪公演じたいが中止になったりとかあるけど、実際ナイトオンザプラネットに出てくるような劇団まるごと行方不明とか怖すぎる!
(実際これに近いことがあったと後でキャストに教えて貰いましたが)(あと役者が行方不明になった事案も聞いたことがあります)
ところでホーンテッドガールは去年、バンタムクラスステージさんの短編集で観ておりまして。
演出はそんなに変わらないと思ったのですが、バンタムさんの時はずっと笑っていたのに、こちらでは最後の辺りでじわっときました。
バンタム版は女性キャストの平均年齢が若かったのですが、こっちはリーガン役の中村さんが割とミランダリンダ姉妹のお母さんに近い年齢だったからでしょうか。(あ、バンタム版の真夕さんもとっても良かったのですよ!) とても説得力がありました。エレンの丹下さんもパワフルでした。長台詞まくしたてるのとツッコミが圧巻。
そうそう、らんくんと駿九郎くんの共演、Patch stageも含めると何気に多いですね。


2月17日 斬劇「戦国BASARA 関ヶ原の戦い」(シアター・ドラマシティ)
ついに戦国BASARAデビューです。ゲーム全くやらないこの私が!笑
(戦国BASARAスーパージャンプで連載していたのを新テニのついでに読んでいた程度)
石田三成役の沖野晃司さんが観たいがためにチケット取りました。
前任の中村誠治郎さんに比べるとスピード全然って声もありましたが、そもそもオッキーの殺陣はそういうタイプじゃないし。西田さんの多すぎる手数に慣れている方々なら誠治郎さんが通常モードなのでしょうけど。ま、オッキーさん続投決まったのできっと浸透するでしょうね。浸透しますように。
ゲームやらなくても楽しく観れたし椎名鯛三くん末野卓磨くんのアクションは安定ですね。
しかし末野くん、顔隠してのあの動きは一歩間違うとめちゃくちゃ危険なのでくれぐれも怪我のないよう祈るばかりです。
あ、直虎ちゃん可愛かったし雑賀孫市お姉さまのウエストのくびれは眼福でした。
私はオッキーさんの美しい殺陣が大好きなので、小劇場の俳優さんが今後あらゆるメディアで活躍して見せつけてくれることを願ってやみません。


2月18日 オフブロードウェイミュージカル「ALTER BOYZ」(森ノ宮ピロティホール)
アルターボーイズは私が一番好きなミュージカルです。初演こそ観ていませんが再演からは新宿FACEと大阪公演と合同は欠かさず行っていたのですが、今年は主に金銭的理由で大阪のLEGACYのみ。GOLDも合同も観たかった…(;_;)(;_;)(;_;)
推しだから言いますが、マサの役者としての成長はアルターと共にあったんじゃないかなー。
同じようなキャリアの中ではダンスが抜きん出ている若手がそれ以上のレベルの中に入れられて、若さゆえの発言でバッシングされ、やがて認められて一人前の役者としてキャリアを重ねて。
マサのマークはその度に彼にしか出来ないそれぞれ違う最高のマークだったと思います。
アルターの醍醐味は小さな会場で観客が一体になれるところなので、大阪のホールでの開催は物足りなく感じますが、観れるだけでも有難いよね。
でもFACEで観てこそのアルターなので、次があれば(おそらくまた2年後くらいに)東京公演行きたいです!
次はもう東山リーダーと豪くんは確実に居ないと思うと寂しいですね。きっとLEGACYの他メンバーも彼らだけでは出ないのだと思います。でもそれが良いのでしょうね。引き際は大事です。


(思いの外長くなったので次の記事に続きます)

2017年1月

5演目11ステージ

1月8日 A NEW MUSICAL「クロスハート」(森ノ宮ピロティホール)
観劇始めは1週間ぶりのピロティホールでの(紅白パチ合戦が昨年のラスト)ジャニーズ舞台。
まあ私は中河内雅貴くんが目当てなのですが。
玉野さんが手掛けられてきた「CLUB SEVEN」の
第二部恒例のミニミュージカルを長編にリメイクしたもの。
玉野さん作のオリジナルミュージカルは割と設定が甘くてツッコミどころ多いのですが、そういうの気にしなければ分かりやすくて楽しめます。
主演の屋良くん中山くん、あまり大きくないけど舞台ですごく映える。さすがジャニーズ。
屋良くんは何度か舞台で観ていますが、中山優馬くんは初めてでした。
マサは何といっても大胡せしるさんとの絡みが見処でした。(現世も百年戦争の時も)
せしるさんは男役から娘役にチェンジされたジェンヌなので、その辺が生かされたカッコイイ女性がお似合いです。
大山真志くんはハードな玉野作品を連続で経験するのに(これの次はアルターボーイズ)、痩せる気配が全くなくていっそ潔かったです(笑)
個人的にマサとジャニーズの共演が続いているので、ENDLESS SHOCK出演も夢ではないかもしれないと思っています。


1月10日 「キャプテンハーロック~次元航海~」 中之島中央公会堂
去年の公演はちょうど東京に居たのですが推しの舞台を優先したので観に行けなくて、
満を持しての大阪公演なので行ってきました。
久しぶりに林野たけちゃんの舞台です。「紅蓮、ふたたび」以来かな。3年ぶり?
たけちゃんのハーロックはホントにカッコ良かったです。
扇けいさんのラフレシアは立ち姿からして美しくて、元タカラジェンヌ様、素敵でした。
中央公会堂の豪奢な造りと宇宙の壮大なイメージがマッチして良かったのですが、いかんせん集客が。
…公会堂のキャパに比べて空席が多すぎでした。
公演数もそれなりにあったのになあ。
もっと宣伝すれば良かったのに。あと、原作のオールドファンをもっと取り込めたらな…とか。
キャラの再現度はかなりのレベルだったので色々惜しい感じでした。


1月12~13日 舞台「刀剣乱舞 虚伝 燃ゆる本能寺」メルパルクホール
初演も観ているのですが、舞台が鏡面写しになっているということに気づいたのは、大阪公演終わってから人様のツイートからでした。
いやー末満さんが単なる再演にしないのはわかっていたけど!
これはある意味トゥルースリバース?
明智と蘭丸の台詞からの検証とか、私、初演DVD買ってないもんだから確認できなくて。
特典目当てで複数買いした方、不要であれば買い取りますよ!笑
ところで長谷部の不憫さにはたいへん萌えますね。
軍議でおでんが出たと聞いてあつあつのおでんだったら長谷部がきっと犠牲だわと思うけどそんな長谷部が好きです←


1月 メイシアタープロデュース「人恋唄~晶子と鉄幹」 メイシアター
与謝野晶子の波乱万丈な人生を描いた脚本を大熊さんが演出したらこんなんなりましたーな作品。
和装なのに壱劇屋のお馴染みパフォーマンスが溢れていました。
不要じゃないかという感想も見ましたが、逆にこのパフォーマンスがないと壱劇屋がやる意味がないので、私はこれで良かったと思いますね。
西分さん演じる晶子は彼女らしい力強さがあって素敵なヒロインでした。
石川啄木金田一京助の関係性がほんのりBL風だったように思えましたというのはここだけの話。


1月27~29日 劇団ショウダウン「ドラゴンカルト」シアターグリーンBOXinBOX
ファンタジー作品メインと聞いていたのですが、今回は現代劇のミステリーもの。
ストーリーは面白いのだけど脚本がちょっと私の中で消化しきれない感じが否めなくて…
もっと色々と生かせたのではと思うと惜しいんですよね。
(推しが演じるキャラクターの扱いとかね)
ストーリーはかなり背中が寒くなりました。
こんなこと実際起こったらめちゃくちゃ怖い!
でも起こらないとは限らないんですよね…
人狼サイコパスの組み合わせはなかなか恐ろしかったです。
3月末の大阪公演も行きますが、キャストが増えているしどのくらいブラッシュアップされているか楽しみです。