後悔は少なめのMY LIFE

労力と金銭は惜しまないstyle

★2022年12月①

12月の活動記録観劇編です。①ということは②もあります。②はいつもの観劇以外のオタク活動記録です。

 

12/12 「ガチでネバーエンディングなストーリぃ!」(森ノ宮ピロティホール

ここでは表明していなかったと思いますが私はジャニオタでして(本命はTOKIOJ-FRIENDSのカウコンに通っていた古のオタクです)といっても今は緩~く茶の間なんですけどその中でもAぇ!groupの「THE GREATEST SHOW-NEN」は舞台演出家、脚本家とコラボして1つの舞台作品を作るというコンセプトの番組でとっても馴染みのある関西小劇場の方々も沢山出ているので毎週欠かさず見ているのです。満を持して4都市ツアーをするというのでゆうてジャニーズだし簡単にはとれないだろうな~でもダメ元で申し込んでおくか~と番組先行で大阪公演申し込んだら当たったので行ってきました。

 

「世界を救うため、冒険の旅に出た伝説の勇者たち6人は、
激しい戦いの末、世界に光を取り戻した。
にも関わらず、物語は終わらなかった。
ラスボスも倒し、隠しボスも倒した。
全員カンストしたし、最強装備もそろえた。
それでも終わらない。
エンドロールも流れたし、
もうモンスターが襲ってくる心配もない。
……終わらない。終わらせてくれ。
どうやったら終わるねん。関西弁まで出た。
6人は物語を終えるため、再び終結した。
本当にネバーエンディングな物語を
終わらせる冒険が始まった。」

(公式サイトSTORYより)

 

RPGの主人公・勇者のゆうやのパーティーの話ですが、現実世界のゆうやは就活中の学生で、2つの世界のリンクが絶妙でした。衣装はさすがジャニーズで金かけてるなーと思いました。RPGゲーム独特のドット絵を生地に落とし込んでいて解像度の低いドット絵が三次元になった!って感じ?伝わりますかね?ゲーム世界の舞台美術は広いピロティの舞台を活かしているけどどこか小劇場っぽくもあり。ゆうやの部屋のセットとチャンジになる時の回転なんかこれまでに沢山観ましたね。ゆうや以外のゲームキャラが現実世界にやってきて部屋の家電に置き換わるところが一番の見どころかなと思います。5人の家電着ぐるみ姿が面白いし日替わりネタもあるし。この日替わりネタは公演を重ねる毎に練られていくのではないかと。これだからリピートしたくなるんだよな~円盤にならないかなあ無理かなあ。

グッズはパンフレットだけでいいやとお金を用意していかなかったのですが見たらトートバッグが大容量でとても可愛かったので気がついたら買っていた。現金足りなかったのでカード切ってしまった…。私みたいな緩い茶の間が当たったので割とチケット取りやすかったのかなと思ったのですが東京はやはり厳しかったみたいです。私は1つ行けたらいいやと大阪の平日1公演のピンポイントだったのですが、愛知と広島も入れたら良かったなとリピートしたくなっている自分がいて、もしかしたらファミクラ出戻りになるかも…とか思ったり思わなかったり。カテコの時に劇中曲を歌いながらはけていく佐野くんの歌の上手さにちょっとぐらっときました。さすが元四季の子役。でも贔屓は福本くんです。

 

12/23~24 BOBJACK THEATER「幸福レコード2022」(TACCS1179)

2022年ラストの推し活。23日マチソワと24日マチネの3公演を観劇。めちゃくちゃ良かった!もっと観たかった~!ボブジャックさんは初めてですがまあ~日替わり小ネタの多いこと!特に丸山さん蜂須さん太立さんの御三方。客演も同様に日替わりやっちゃうのでボブジャックさんのお家芸なんですかね?推しくんの役は出番は思ったより短かったのですが(そして半分以上の時間手足縛られた状態)話がすごく良かったので気にならなかったな。密田(推しくんの役名)は漫才コンビのツッコミタイプで池内(吉田翔吾さん)とのやりとりがサンドイッチマンのコントみたいだった。池内が富澤で密田が伊達です。(お笑いあまり詳しくないのでおそらく適切な例えではないです)

池内がセツナのボイレコを踏んづけて壊しちゃうところで胸が痛くなりました。笑いもふんだんなので泣きはしなかったのですが、このシーンと芳賀→セツナの今度ヨドバシに新しいボイレコを見に行こう、に(´;ω;`)ウッ…となりました。

良いお話でしたが気になる点もいくつか。結局「とある組織」ってなんなん?今回再演ということですがこっちは初見なので池内と密田が所属している政府の機関の正体がずっと気になっていたのに明かされないまま終わってしまい、壮大な設定の割に尻切れトンボ感が拭えずでした。が、2回目で政府機関についてというかあと1年くらいで世界が終わってしまう設定はこの話においてはそんなに重要じゃないんだなと気づきました。でも気になる人はなるよな~私もどちらかといえばそこは回収して欲しい派だけど作り手がそうではないならまあ…。中野さんがキャバ嬢になったいきさつもスルーだったし(これは尺が足りなかったのかな)隣人の水島が強姦魔のままアパートを去っていったのは彼だけ救いがなくてええ…となったけど、その方が現実的っちゃ現実的なのかもね。こいつまた引っ越し先で女の子襲うやんええんかそれでと思ったところで改心しちゃうのはリアリティに欠けるってことでしょうか。明日地球が滅ぶかもしれないし滅ばなくても自分が死んでしまうかもしれない。パンフレットの中で脚本の守山さんが書かれていた良くも悪くも否応なしに変わっていく世界、まさにそのことなんだろうな。

 

いきなりのホストの王子様?になんじゃこりゃ???と思われたことでしょう(笑)

泊まったホテルが歌舞伎町だったのですが23日ソワレに向かう道にホストクラブのデコトラいっぱい走っていてその中で三度見してしまったやつ。こんなん笑うわ。

 

 

12/29 石原正一ショー「もっとよろしくキャノンボール’22」(コモンカフェ

2022年観劇納め。30日も普通に仕事だったのでソワレしか選択肢がなかったという。

開場10分前に着いたら2人しか待っていなくてこれだと確実に最前じゃん…というわけで最前ドセンに座れました。キャスト13人中5人が刀ステキャストでした。上田一軒さんはグレショーでコラボされているしすごいキャストばっかですね!(川下さんもジャニストの番組でナレーションされていますね)

キャノンボールとは1980年代の洋画のタイトル。観たことはないけどタイトルだけは聞いたことがあって調べたら車のレースの話なんですね。レース参加者のキャラ立ちと石原さんお得意の漫画アニメの小ネタとのクロスが関西小劇場。’令和のオタクにもウケるように(?)流行りネタもぶっこんでくる。アーニャとロイドの正体が実はじゃりン子チエとテツで無限列車VS機関車やえもんの一騎打ちからの竹下くんがアキラ100%で優勝でした。役名のアキラってそういう??何を言ってるのかわかんねーと思うが俺も何を観たのかわからなかった…(面白かった)坂口さんのテツの声真似めっちゃ似てた。一体いつからロイドの声が江口拓也ではなく西川のりおだと思っていた…?あ、テツのCVは西川のりおだったの知ってる人います?私は昭和のオタクなので知ってます…

 

 

2022年は35ステージしか見れなかったので振り返りするほどではないかな~。書きたい気もするけど時間が圧倒的に足りません。観劇数が減ったのは仕方ないけど観劇力も比例して落ちているのでそれはもう少し取り戻したい。でも無理はしないこと。

 

推し活については舞台は欠かさなかったけど半分くらいは自分に合わなかったな。チケット代も安くはないので残念でした。顔が知られて色んなところに呼ばれたら中には合わないものもあるでしょうってことで。でもラストに観た幸福レコード2022がすごく良かったので終わりよければ全て良しとします。