後悔は少なめのMY LIFE

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★舞台「鬼滅の刃」感想

あけまして2月!新年初めてのブログですよ。
今年の目標とかあとずっと寝かせているカーニバル!×13の感想とか貯めているのですが、取り急ぎ「鬼滅の刃」を先月東京と神戸で、また大楽をライブビューイングで観たので感想です。


1/23 銀河劇場(マチネ、ソワレ)
1/31 AiiA2.5theater神戸

計3回観に行きました。あらゆる先行申し込んで行けたのは3公演ですが、空前絶後のチケット難だったので仕方ないです。ご縁があり譲って頂いたり交換して頂いたりで3つも観れたことに感謝しかありません。そして分かったのは欲望ダダ漏れなオタクよりライトなファンの方がチケット当たり易いということ。いや今回に限らず刀ステとかエーステとかチケットとり難い舞台はほんまこれよ。


キャスパレから末満&和田節全開フルスロットルでした。めっちゃ既視感!!!
どっかのTRUMPシリーズとかTRUMPシリーズとかTRUMPシリーズとか…(たまにPatchの幽悲伝)
無惨様は始まりの吸血種だった…?(鬼です)
あとめっちゃミュージカルやん!!!!
全体通すと曲数はそうでもないけど台詞をメロディに乗せて歌うのがよく見るミュージカル。
義勇さんの笑止千万~の台詞が歌になったインパクト強すぎでしょ…(脳内リピート待ったなし)
メインテーマに無惨様のテーマが重なる合唱もめちゃくちゃミュージカル。
しかしミュージカルと銘打たずあくまで舞台、なのでこれはミュージカル(といっても差し支えない)舞台、なのだと解釈しました。何だ、磯ミュか←
まあ同じ末満和田作品だし?
善逸の女に騙され借金抱えて~の一連の台詞を歌にしてしまうところ(善逸のブリッジ付き)がとっても磯ミュ。筋肉ええじゃないかを思い出しました。


原作4巻途中まででしたが2時間40分でうまいことまとめたなあと思いました。善逸、伊之助が揃うところまでが区切りいいですもんね。
休憩ありでかなり長いのですが間延びすることもなく体感としては2時間くらいだったような。

初見、開始10分弱くらいでしょうか。炭治郎が鬼になった禰豆子に襲われてもみ合うところ、炭治郎の「頑張れ!」「守ってやれなくてごめんな」で涙腺やられました。だいたい炭治郎と禰豆子絡みで泣いてました。鱗滝さんの「お前はすごい子だ!」「よく生きて戻った!!」、禰豆子が珠世さんに抱きつくところも泣けました。
家族を惨殺されて鬼になった妹と2人きりの兄妹だから、家族のような存在の人とのシーンに泣けるのかもしれません。

推しくんは錆兎としての出番は少なかったのですが、その分アンサンブルとしてモブ役でけっこう出ていてオペラグラスから目が離せませんでした。
錆兎、良かったです。狐の面が割れるタイミングで隣の人がオペラ構えたので皆考えることは同じですね(笑)。イケメンでしょ私の推しくん!
(前はよく般若顔とか言われたんですよね。まあいわゆる正統派のイケメンフェイスとは少し系統が違うとは思います)
VS炭治郎は永遠に観ていられる…かっけぇ…
ライビュでは大画面でアップになるんですよ…推しのアップは至高…
冒頭出てくる竹雄は長男よりガタイいいし後から映像で出てくる竈門家で母ちゃんの側にいるのほぼ父ちゃんやん!と思ったり(笑)
大正ロマンの歌のうどん屋さんは大変可愛かったですねえ。あの歌とダンス大好きなんですがちょっと磯ミュみありますよね?(磯ミュ知ってる方々へ)


他キャストについても語りたい。
義勇さん礼生くん。私は数年前から推しくんと礼生くんの顔が似てると主張していたのですがお分かり頂けただろうか。おかげで男子は義勇さん推しになりそうです。礼生くんブロマイドを買ったのは菊丸英二以来ですよ…。
鱗滝さんの高木さんは最後までお面をとらなかったですね。役者さんの顔はSNSでわかるけど舞台上で敢えて見せないところはさすがだなあと。鋼塚さんとの繋ぎは毎回同じネタっぽかったけど炭治郎の着替えの尺の関係で義勇さんの好物鮭大根がある時とない時がありました笑。
皆一様に善逸の声を絶賛していたけどホント植ちゃんどこから声出してるの…と思いました。そうか、喉に下野さん飼ってたのか理解←
あと100公演はいけますと大楽カテコで言っていた植ちゃん頼もしすぎました。
祐吾くんの伊之助の合法雄っぱいは一体何カップあるのでしょうか。シックスパックとか足技とか君どんだけ鍛えてんねん…と思いました。脳筋全開キャラとあの体とあの顔のバランスは反則ですわ。あと猪頭が段々可愛く見えてきたのでもふりたい。
さとちゃん愈史郎。さとちゃん観るの久しぶりだな?4STRIKE以来?いや多分それ以降で見ている。もうアラサーか!って驚いた記憶があるから。さとちゃんはちょっと毒のある素直じゃない子やらせると上手い。珠世様の前で素直なのも可愛い。
珠世様のみみちゃん、雪組トップ娘役の頃から宝塚を観るようになったのですが退団してから舞台や映像でちょいちょい観ていて2.5は初めて。宝塚と2.5の親和性は高いと思うので(2.5に出ているジェンヌさん多いですよね)とても素敵でした。
無惨様のヒデ様。2.5界の妖しい敵役といえばヒデ様の公式がハマりすぎ。無惨様オンステージ。
無惨様が舞台上に現れただけで全て持っていくオーラがすごい。
炭治郎の亮太くんは名前は知ってたけどパタリロ!映画で見ただけなので舞台は今回が初めてでした。
ずっと出ずっぱりで台詞もめいっぱいで(モノローグが多い!)すごい熱量だった。大画面だと顔にめちゃくちゃ汗かいてるの分かるんですね。まだ21歳と若くてこれからどんどん伸びるんだろうなあ。
カテコの最後、禰豆子に見せる笑顔と手を繋いで2人ではけていくところは毎回温かい気持ちで観ていました。

禰豆子、真菰、黒髪、白髪の女の子キャストは皆さん初めましてでしたが全員可愛くて眼福でございました。アンサンブルが7人いて尚且つ役付の人も兼役していて20人はいるだろうと誰もが思っただろうな。私は原作では禰豆子推しなのですが、禰豆子の可愛さが天井知らずで悶絶していました。あのピョコピョコ歩き可愛すぎ~!!台詞がない分のアイコンタクトとかすごく上手くてまた蹴りの動きが素早くて素敵な女優さんだなあと思いました。髙石あかりさん、覚えました!ついでに私と誕生日同じなのでこれからも応援したい。

アンサンブルといえば↑にも書きましたが、7人しかいないのに皆さん色んな役をされていてアンサンブルと呼ぶには勿体ない方々でした。
関西の小劇場ではお馴染みの壱劇屋さんの竹村さん
と西分さんがまた素晴らしくてね~最近東京支部も出来たことだし、手鬼の中の人や朱紗丸の中の人に興味を持たれた方は是非壱劇屋さんの公演を観て欲しいです。今回の演出で、水の呼吸や矢琶羽の矢印の見せ方がすごい壱劇屋ぽいなあと思っていたのですが、ああいうのをデジタル効果使わずに全部人力でやってしまう劇団です。
末満さんが関西小劇場から始められた方なので、皆が兼役をしたり映像を使いながらアナログも併用する手法がピッタリハマっていたのではないでしょうか。襖が動く演出とかお馴染みですやん…


まだ書きたいことはありますが最後に推しくんの大楽でのキャスト挨拶について。
推しくんはいつも出演舞台の挨拶で「演劇はお客様から時間やお金、たくさんのものを頂いて成り立っている」「たくさんの方に観てもらって観劇の輪が広がり演劇界の発展に繋がる」といった主旨のことを話すのですが、今回もそのことに触れてくれて会場の大小に関わらず根底がぶれなくてこういうところが本当に好きだし推せる!と認識しました。※ちなみにお金を使って頂いて…のところで少し笑いが起きたのですがおそらくこういう挨拶をされる方があまり居ないのかなという感じに思いました。決して変なこと言ってるというのではないはずです
今後も大きな舞台に出ることがあると思いますが変わらず信じてついていきます!!
(でも今回みたいにチケットとれないのは出来れば勘弁願いたい…と小声で主張しておきます)


勢いで書いてしまいました。この勢いであと1つ下書きに残っているカーニバル!×13の感想を何とかしたいです。ホント、早い内にあげないとダメだとは分かっているんですけどね~