後悔は少なめのMY LIFE

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メサイア観に行ったらとんだ沼だった話と2018年2月と3月

2月は観劇数が少なかったので3月と一緒に書こうとしていたら初メサイアにオタクの心を鷲掴みにされました。ゆーて歴戦のメサイアファンの方々のような感想が書けるほどの力はないのですが、いつもの観劇記録にプラスアルファでメサイアに関しては少し語る内容になる予定です。

まずはメサイア以外の観劇記録。


2/16、22 BSP「新選組」(ナレッジシアター)
新選組の始まりから終わりまでを描いた3部作。
16日はマチソワで暁ノ章と宵ノ章、22日は終ノ章を観に行きました。
私はスタンダードな順番で観ましたが、順番変えて観ると印象がガラリと違うと思う。
1つの章が2話構成で全6話で休憩挟むので見易かったです。
BSPは特にこの人という推しメンバーはいないのですが、今回は客演の原田左之助役の新井將くん推しでした。いくつか新選組題材の舞台を観ていますが左之助のキャラが好きなんですよね。新井くんはまさに理想の左之助でした。背が高くて槍回しがすごくカッコ良かった。キラキライケメンタイプの若俳ではないけど笑顔がめちゃくちゃ良い!
あと劇中ずっと着物の袖捲っているし洋装になってもシャツの袖捲るしダンダラ模様の羽織の袖も捲るから殆どジレ状態でした。すこ。
そうだ、物販並ぶ時にBSP初めてらしいお二人様が公演グッズと過去グッズがあって分かりにくそうだったので教えてあげて誰を観に来たか聞いてみたら和田さんの劇判目当てとのことでちょっと感動。
TRUMPシリーズかハイステかなと予想したのですがどこからの和田推しなのか気になりました。
何せ和田さんの仕事の振り幅広いですからね。
ピューロランドのマイメロ曲まで手がけられているそうですから!


2/24 ザ・プラン9 芝居座~其の三~「無人島に何か一つ持ってくとしたら、何持ってく?」(近鉄アート館)
おーい久馬さんはPatchと何度か仕事されているので馴染みだし、すっかり東京での仕事メインになった納谷健くんが大阪の客演で観れる貴重な機会なので行って来ました。
久馬さんの月刊コントを何度か観ていてそのノリかと思っていたらちゃんと芝居だった(失礼な)
芸人さん演技上手いからそこは安心して観ていられます。浅越ゴエさんの息子の子役の子旨かったな。シチオ(納谷くんの役)をストーカーしていたデブスの女ミドリが体型も顔も性格も変えていて最後に正体明かすところがじわじわ怖かった。


3/8 AKB48×劇団鹿殺し×コンドルズ「山犬」(ABCホール)
アイドルさんが出ているから当たり前に男性客ばかりだったのですが、アイドル主演とは思えないグロ要素たっぷりのサバイバルホラーでした。
携帯通じない山奥の廃墟に何日も閉じ込められたら精神おかしくなるんだね…怖い…
私はここに出ているAKB48の3人誰も知らなかったけどやはり舞台をやろうとする子は度胸あるなあと思わずにいられなかった。アイドルの彼女達を推しているオタクさん達は彼女達のアイドルの姿には程遠い狂気を孕んだ芝居を観てどう感じただろうか。
暫くカレーと肉が食べられなくなりそうな話でしたが、鹿殺しさんではお馴染みのオリジナル楽曲披露もあり楽しめました。


3/2 「メサイアトワイライト―黄昏の荒野―」(メルパルクホール)
前楽と大楽に行きました。長く続いている人気シリーズだし大楽観ただけでは理解できないので映画の幻夜ノ刻を観て、熱心なファンの方によるメサイア布教関連ブログを読んで基礎知識を得ました。
刻シリーズのニコ生配信は夜勤の仕事がありリアルタイムで見れず、漸く先日3作品見ました。
(視聴期限ギリギリでしたよ)

……とんだ泥沼でした……

東京公演観た人がこぞってメサイアしんどいつらい連発していましたが確かにつらいししんどかった。
てか話には聞いていたけど予想以上にオタクの性癖を刺激してくるんですね。
何ですかこのキャラクター1人1人のハードモード人生。1人ずつスピンオフ作れるやないですか。


メサイアは現代に近い架空の世界が舞台です。
とはいえテロ組織や新興宗教といった、現代日本に置き換えても違和感のない題材が物語の肝となっているので入りやすいです。
バディものとかたった1人の相方しかピンチを救えないとか劇中何度も出てくるチャーチの鉄の掟とかオタク大好き要素いっぱいだし、何ならBがLな妄想とかめっちゃしやすいはずなんですが。ええ私もオタク歴だけはやたら長いしそういう妄想も好きですけど(…)メサイアに関してはそっちはNGだなって思います。もちろんそれを否定するつもりはないのですが(おおっぴらにするのとは違いますよー)、そういうの完全に超越した結びつきや人と人との繋がりがはるかに上回っていて妄想は勝てないわけです。(語彙力ないから上手く言えないけど伝われ)


そんな中、私が気になったのは南トランの王子様とそのSPでした。
映画の幻夜も見ましたが、その頃ハイステや□イベントに行き、何よりアルターの出演が決まってじわじわ金井成大とかいう人に浸食されつつあったのでもう仕方ないです。
悪夢によって部下を殺してしまいその部下によって悪夢から目覚めさせられる王子様の最期…
ビジネス越えた主従関係が嫌いな女子っているんですかいやいない(反語)!!!!!
どうか黒坂には南トランのこれからを担って貰いたい。リュカ様と共に。南トラン万歳!!!


映画で見たときは何かあるんだろうなくらいにしか思っていなかったサリュートとスーク。
今回はこの2人がいるボスホート側のお話ということで。これはあれです、悪として描かれている側も見方変えたら違うやつですよ。
ジェ山田くんすごい熱入っていて観ているこっちも自然と引き込まれてしまう。100人斬りとかさ~!
優等生でクールで冷めた物言いだった子のこれまでの生い立ちが明らかになってからの凄味よ…
それと私は幻夜でこの2人を知ったのでスークがこんなに感情露にする子とは思わなくて驚いた。
サリュートの存在ありきだけど。北方を捨てて旅立ったスークは今後どうやって物語に絡んでいくのかな。北方といえば木暮の行く末も気になる…
ここに雛森とユランの関係も絡んできて次回すごいことになりそうです。


刻シリーズはそれぞれグサグサ刺さりましたが月詠は特にガン泣きでした。あれは泣くだろ!!!
御神体と現御神体の万夜と穂波の関係しんどい。
そこに小太郎入るともう涙止まらへん…
そういや杉浦レネの動きが小太郎の大きな体躯を生かした大振り気味のアクションとどこか似ていて、彼が万夜のメサイアになったのも理解できる。
杉浦さー陽キャに見えるけどきっとハードモード人生歩いてきてるよ。ハーフで大家族だし。
Twitterで感想検索していたら、ラストで黒子たんがチャーチが解体される!と衝撃の一言を放った際に杉浦がニヤリと笑ったのが気になるというのがありまして、これが伏線なら杉浦とんでもねえ奴かもしれません。次の黎明ノ刻が楽しみです!
しかし最速のオフィシャル先行が全くとれず泣。
刻シリーズラストなのに東京はGロッソで公演数少なくて何とか大阪1つでも確保したい。次の先行いつだ…


大楽のカテコが終わってキャストが捌けていって下りてきたスクリーンに次回作が発表された時の絶叫すごかったな。私はその場に居なかったけど去年のボクカツ東京公演千秋楽終わりにSPECTER再演が発表された時もこんな感じだったんだろうと思います。そういやメサイアのしんどさってTRUMPシリーズに似てるかも。過去作を遡って見た時の衝撃度の高さとか。でもメサイアはしんどいけど結末はハッピーエンド寄り(所謂メリバではあるけど)だから絶望しかないというわけではないことは救いかもしれません。メサイア=救い人だけに。


最後はうまく終わらせたつもりですが、いつもの観劇記録も入れてしまい、まとまりのない文章ですみません。とにかくメサイアしんどいメサイアつらいメサイアチケット寄越せと言いたい日記でした。
お読み頂きありがとうございました。