後悔は少なめのMY LIFE

労力と金銭は惜しまないstyle

ALTAR BOYZのダイマをしようと思う

タイトル通り3/20から始まる「ALTAR BOYZ」ダイマブログを書こうと思います。
とはいえ詳細については公式TWITTERやサイトがありますのでそちらをご覧下さい。
ここではとにかくアルターはいいぞ!アルター観てくれ!」とウザく主張します。
しがない地方住まいの弱いオタクなので休みもチケットも増やせない上に私の文章力で
どのくらい伝わるかは分かりませんが、少しでも観たい!チケット増やしたい!
と思う人が増えたらいいな!
ストーリーの結末までは書きませんが当ブログはネタバレにあまり配慮は致しません。
ですので公演前は真っ新な状態で臨みたいの!という方は回れ右でお願いします。


アルターボーイズはオフブロードウェイミュージカルです。
ブロードウェイが日本における商業演劇で、オフブロードウェイは所謂小劇場、
アングラぽいイメージだと思って頂ければ良いかと。
2009年に日本版が上演され、以来、2010年、2012年、2014年、2017年と再演を重ね
今回が6度目の再演で10周年という記念公演でございます。
私は2010年の再演からでここからチーム分けがされるようになり公演数も増えました。

参考までに歴代キャストを並べてみました。
(マシュー、マーク、フアン、ルーク、アブラハムの順番です)

 

2009年 東山義久中河内雅貴、植木豪、田中ロウマ良知真次
2010年(RED)東山義久中河内雅貴、植木豪、小林遼介、良知真次
(ORANGE)中塚晧平、松下洸平、和田泰右、森新吾、上間善一郎
2012年(RED)東山義久橋本汰斗、植木豪、小林遼介、良知真次
(ORANGE)中塚晧平、鯨井康介、和田泰右、森新吾、三上俊
(GREEN)大河元気、海宝直人、井澤勇貴、上口耕平、上間善一郎
2014年(LEGEND)東山義久中河内雅貴、植木豪、小林遼介&森新吾、良知真次
(新生RED)大山真志、法月康平、大久保祥太郎、川原一馬、山下翔央
2017年(LEGACY)東山義久中河内雅貴、植木豪、森新吾、良知真次
(GOLD)大山真志、法月康平、松浦司、石川新太、常川藍里

 

毎回新しいボーイズが誕生し、チーム分けも変化に富んでいますが、今回は2チーム編成で片方を日替わりでシャッフル!しかも初代からアブラハムを演じてきた良知真次さんが今度はマシューを演じるという。これに関しては古くからのファンは良く思っていない向きが多いですし、私も何だかモヤっとします。しかしこのブログはダイマが目的なので、ネガティブなことは出来るだけ書かないようにします。(後でちょっと触れるかもですが)

 

世界中で上演されているアルターボーイズですが、ダンスの激しさは日本がダントツです。※YOU TUBEで検索したら海外の映像が見れるので参考までに
会場は歌舞伎町の新宿FACE。ライブハイスですね。アルターボーイズというグループが世界ツアーのファイナルで日本にやってきていて私達はそれを見に来たという設定。

ここでアルターの使用楽曲について解説。
YOU TUBEでももちろん映像込みで聴けます。とてもノリの良い曲ばかりなので検索して気になった方はアマゾンで海外版のサントラが購入できます。
日本語版の歌詞は残念ながら権利等の大人の事情で公開されておりません。
(初演時にうっかりサイトに載ったことがありましたがすぐ消されました)
(2012年版に各チームがオープニング曲を歌ったCDが会場のみで販売されています)
なので聴き取って覚えるしかないのですが、上記の様な事情がありますので
間違っても覚えた歌詞をネット上に公開するのはNGです。(以前そういうことがありました)
DVDが出ないのも大人の事情なのでそれらがクリア出来たら英語の歌詞と訳詩の比較が
出来てとても面白いんですけどね。(これは2014年版のパンフレットで翻訳の北丸先生が興味深い解説をされています)

 

WE ARE THE ALTAR BOYZ
オープニングの鐘の音からテンション爆上がります!

RHYTHM IN ME
これはとにかくマークのエロいダンスと歌詞に注目して下さい!
エロいダンスと歌詞です。大事なことなので2回言います。

CHURCH RULEZ
ダンスがかわいいのです。特にお皿回すところ。

THE CALLING
スマホ全盛期の今になっても初演から使われているガラケー

THE MIRACLE SONG
聖書をラップにするとこうなります。

EVERYBODY FITS
羊ちゃんのパペットは初演から使われている年代もの。
当時のアルターガールズ(私も含む)がこぞってアマゾンで買った為、もう在庫はありません。なので公式グッズが作られました。

アブラハムのパペット使いに注目して下さい。とっても可愛いです。

SOMETHING ABOUT YOU
マシューが客席からお客を舞台に上げて歌います。
選ばれるのはほぼ固定席なのでその席はエンジェル席と呼ばれ座れたら超ラッキー。アルターが日本で上演される限りはいつかは座ってみたいアルターガールズの夢の席。
ちなみに歌詞はおいおい…って感じですね(←)

BODY,MIND&SOUL LA VIDA ETERNAL EPIPHANY
それぞれルーク曲、フアン曲、マーク曲です。
歌詞が彼らのバックボーンを知ると深い。特にエピファニー
でも海外版だと解釈違いで笑いが起きたりするのでなかなか説明が難しいところ。

賛美歌918番
シスターがお昼寝の時に歌ってくれたという設定は無理じゃないかという激しい曲ですが、そこはつっこまないで圧巻のダンスにご期待下さい。

I BELIEVE
劇中のアブラハムのあるシーン(割と最初)が最後のこの曲に繋がっていきます。
とても重要なシーンです。


以上の曲を劇中生バンドによる演奏で踊り、歌います。
5人のメンバーが出ずっぱりで芝居をしながらです。
そりゃ皆痩せますわ!

(例外はGOLD以降の大山真志くんです。新生REDの頃痩せたのに何で…)
ライブを観に来ているので演奏の時は大いにノッて下さい。でも立っちゃダメ。
あくまで隣の人の迷惑にならないように、ですね。
物販でサイリウムが売られますが、最後のメドレーライブの時のみ使用可です。
(この時はスタンディングOKです)


各キャラクターについて。

マシュー
リーダー。演じる人によって若干変わってくるがイケメン設定ぽい。
他メンバーと違って抱えている闇はないように見えるが…

マーク
振付担当。子供の頃苛められているところマシューに助けて貰った。
マシュー大好き。LGBT

フアン
衣装担当。移民で捨て子。スペイン訛りの英語(関西弁)を話す。

ルーク
車の運転担当。更生施設(少年院)に入っていた。脳筋

アブラハム
作詞担当。ユダヤ人。衣装に六芒星のマークが付いている。羊パペットが彼だけ黒なのは異質なものの象徴と言える。

 

ここだけ押さえておけば大丈夫くらいの簡潔な紹介文になりました。
基本設定はこんな感じですが、演じる人によって色んなカラーがあり、
またそこを楽しむのもWキャストの醍醐味かなと思います。

アブラハムは敬語使いから若干オタクぽいキャラだったりユダヤ人=商売上手な片鱗が見えたり、マークは可愛い系のキャストばかりではないところがまた良いんですね。個人的に今回一番贔屓の金井成大くんのマークがどうなるか楽しみでなりません。(ちなみに私は中河内雅貴氏推しでしたのでマークが一番好きです)
この通り、アルターボーイズは世間からはみ出した人達の集まりです。
一見何のコンプレックスもない完璧なリーダーマシューにも実は…
そういう人達が「家族」になろうとするお話です。

 

ここまでざっと書いてきましたが、ちょっとだけネガティブなことも書きます。
前述でモヤっとしたという件です。アルターは前述の通り、世間からはみ出した人達がひとつになるお話です。(もちろんそこに風刺や皮肉もまじえてですが)
チーム分けWキャストは観劇の楽しみでもあるからいいとして、家族であるメンバーを1つのチームの中でころころ変えるのはいかがなものかというのもありまして。またアルターは作品じたいのファンがとても多いのですが、再演を重ねることによってこれまでのファンを満足させ尚且つ新規のファンを増やしたい運営側とファンの思惑が一致しなきゃそりゃチケットも売れません。アフタートークやったり卒業したLEGACYメンバーを呼んでスペシャルシーンとか、観たいけど何だかすっきりしないんですね。
(決してこれ以上チケット増やせない地方のオタクだから僻みで言っているのではありません)

ついでに言わせて貰えば以前はなかった個人ブロマイドが買えるようになったのはありがたいけれどその分シークレットの缶バッジやブロマイドも出て複雑っちゃ複雑です。ブラインドグッズ大嫌いマンなので。
色々書きましたが、アルターボーイズという作品が大好きですし、これまでどのキャストを観ても外したと思うことはなかったので、今回も素晴らしいものを見せてくれると期待して止みません。

宗教の要素がたくさんなので日本人には伝わりにくいところがあるかもしれません。でも一度観てハマったら多分、キリスト教についてめっちゃ調べると思います。オタクならきっと!そしてリピートしたくなるはず。

ちなみにチケットはまだ買えます。楽はないと思うのですが(自分が行けない日程のは調べてもいない←)譲渡も探せばあります。新宿FACEのよさは行った人なら分かって頂けると思いますが、アルター新宿FACEならではですよ!

合同公演もありますが、まずは新宿FACEでの臨場感を味わって頂きたいです。

ちなみに合同公演はシーンごとに各チームが交代で登場します。場面によっては全員出てきたり。(SPARKは人数多いから交代もきっと多い…)ストーリーが変わることはありませんが、人数多い分お遊び的な部分も多いと思うしお祭りですね。

ステラボールは横に広いので全員並んでも余裕ですね!(2012年版の3チーム合同は新宿BLAZEというライブハウスだったのでめちゃくちゃ狭かった!) 


 

いよいよ3/20、TEAM SPARKのプレビュー公演からスタートです! 

行かれる方、どうぞめいっぱい楽しんできて下さい!