後悔は少なめのMY LIFE

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Patch stage vol11「JOURNEY-浪花忍法帖」無事に感想書き終えるまでがJOURNEYです其の②

遠征行くまでにと宣言したにも関わらず遠征期間突入しています。時間は幸いあるので何とか記憶を振り絞って各キャストの感想を書きたいと思います。
自分の日記だししれっとスルーしても良いけど、
やはり其の①としているからにはちゃんと最後まで
やりとげないとね。
というわけで、各キャストについて思うところや
4期以外のメンバーについてはオススメ作品も
書いております。


◆松井勇歩as恵比三(霧)、弁才(虹)
皆一様に霧のゆほ三はPatchの正統派で勇歩くんにピッタリ、な表現なのだけど、まさにその通りで
それなりファン歴長い私なんかは白浪クインテットの駄右衛門を思い出してしまいます。
彼にはセンターポジションが似合うしPatchの太陽そのままのキャラクターがしっくりきていました。
もちろん今後は下の子が台頭してきて主演もその都度変わるとは思うけど、センターの安定感は
今のところピカイチな勇歩くんです。
本人にも言ったけど、ジャンプ漫画の主人公に例えるなら「Mr.Fullswing」の猿野天国!(伝われ)
私、お話の中ではほぼ泣くことはなかったけど、
東京の大楽の彼の挨拶でまんまと泣かされました。
彼が座長でいることの安心感よ。
ゆほ才は、東京で一緒に観た初Patchの友だちが
「恵比三の子、挨拶が大阪のお兄ちゃん!って感じで本人ぽくて合っていたけど、役としては弁才の方が似合うね」と言っていて、なるほどー初めて観る人はそう思うんだなと新鮮でした。
そういえば、勇歩くんのセンターポジション主人公って他は白浪クインテットくらいなんですよね。
ハブレンも主人公だけどちょっと違う。(似た部分はあると思いますが)
これまでの作品をトータルしてみたら陰のある役の方が多いんじゃないかな?
弁才は夏に観たキャプテン翼の日向くんを思い出した私です。例えがいちいち古くてゴメン。
そんな松井勇歩くんのオススメ作品はPatch8番勝負その五「逆さの鳥」、Patch stage vol7「幽悲伝」です。闇(病み)松井が堪能できます。
但し前者はもう流通していないので、ツテを作って借りて見て下さい(すみません)


星璃as毘沙丸(霧)、布丁(虹)
推しメンです、あ、ご存知ですよねすみません笑。
Patch stageでは2番手、ライバル(悪)役ポジション
が多いので、今回も勇歩くん同様しょり丸は安定でした。オープニングの高笑いからの腕をバッ!が
控えめに言って最高でした。
布丁様は実際はパッパなのにしょり丁はマッマみが
強かった笑。一番近いイメージが西遊記三蔵法師なんですよね。最初にビジュアル見た時に思った。
きっとなや三が悪さしたらお仕置きするんだわ、みたいな笑。
閻魔大王は本役で遊びがあまり入れられない分、
ハジけていたなぁ笑。ゴルフスイングとかw
あれ見て一昔前に流行ったオヤジギャルか!と
思いました。(BBAですまんな)
今回、殺陣師デビューでした。客演で名だたる先輩方から殺陣を教わってきたのでそれらを自劇団に
還元出来る機会だったのですね。毎回ブログで
自分が客演出るのはPatchの為、自分はPatchの一員と公言しているので、まさに有言実行。
ホント、こういうところ推せる…
適材適所って意味では殺陣付けするのは彼しかいないし、小道具製作にしたって自分達のことは自分達でやるという劇団としてのポリシーが好きなので
フライヤーのスタッフクレジットにメンバーの
名前が載るのは私てきには本当に嬉しい。
殺陣と言えばプロレスの技を取り入れた理由を聞いてみたいかな。禄郎と大角のティヘラを観た時、この二人でこの技やるんか~!とビックリしたので。
本公演では2番手、ライバル以外にもいかにも星璃くんぽい従者や報われない系が多いのですが、
それ以外というならオススメは断然外部客演です。
これまでに構築した人脈で色んなところに呼ばれて
その度に様々な役で観れるので。
どうしても脇役が多くなるけど主演であれば、ENGさんの「セカンドユースリープ」、主演ではないけどある意味主人公じゃんな同じくENGさんの「メトロノウム」を自信もって推薦します。
あと現在絶賛上演中の「クレプトキング」も是非…
ってENGさんのダイマじゃないですよ!笑
本当はもっとオススメあるけどDVDになっていないものも多いので…。詳しくはこの日記の過去記事の
客演紹介をドゾー(というダイマ)


◆納谷健as弁才(霧)、恵比三(虹)
霧が正統派Patchなら虹はニューウェーブ、なイメージです。これまでにない亜種?みたいな。
でもPatchのこれからを担っていく4期ちゃんズにはこれ以上の舞台はないなって思えた虹Verで、
納谷くんはまさにそのセンターに相応しかった。
アレな言い方ですが、やっぱり収支って大事だし
(末満さんが言うてはったんやで!)、初の東京進出ってことで確実に集客出来る子を主演に据えるのは
必然かなと。でも納谷くんは慢心することなく
自分なりの恵比三、弁才を作り上げようと必死に
もがいていたんだなあと終演後のブログで思いました。こういう考えが出来る子がPatchにいるのは
すごい武器だと思うよ。
入っていきなり刀剣乱舞だし、以降仕事切らさないし今後も東京が拠点になるのは事務所の方針も
あるのだろうけど、そこはそれ、劇団が変わっていくことを受け入れられるファンでありたいので、
Patchが全国区で活躍できる劇団になる為に全て
必要なことだと思ってこれからも応援したい。
納谷くんの武器はよくネタでいじられるミニマムさと身体能力なのですが、毎回本当によく動くなあと感心して観ていました。
イナバウワーとかブレイクダンサーみたいな足あげポーズとか。
刀飛ばしたり巻物逆にしたりミスも散見されたので、こういうところ見るとまだまだ足りない部分が
あるなあと思います。えらそうでごめんね。
でもここをクリア出来たら更に上に行けるし、
彼にはそれだけの力があると信じているので、
これからも精進して欲しい。
そしてなや三をジャンプ漫画の主人公に例えると「幽遊白書」の浦飯幽助!愛され主人公です。


◇三好大貴as布丁(霧)、毘沙丸(虹)
友だちとも言っていたのだけど、今回らんくんが殺陣では一番不利というか切り替え難しいんじゃない?9月まで外部仕事あったし毘沙丸と布丁での切り替えという意味で。(星璃くんは自分が殺陣考えているので除外)
なので虹初日はらんくんがんばれ!な思いで観ておりましたよ。
らん丸の方がしょり丸より藁人形に釘打ってそうと思ったのはここだけの話(笑)。
らん丁はね~子供2人も作っておいて釈天様に身分違いだから内密になんててめーひでえ男だな!と
思いましたね!ゲスですね!(笑)
これはしょり丸にはあまり感じなかったので、
らんくんのキャラクターが物語っているのだろうな~(誉めてますからね!)
閻魔大王のアドリブが回を重ねる毎に面白くなって、東京公演ではついに閻魔バンドまで登場して
尺はどうなるんやとけっこうハラハラした笑。
ゲスだったり人間的にアレな役が妙に似合うらんくんのオススメ作品はやはり本人がかなり拗らせて
いるのでPatch stage vol6「SPECTER」ですかね。
末満さんの三好には変態の役しかさせない発言で
だいたいそういう役=三好のイメージついてしまったのですが、個人的にはPatch8番勝負其の壱「11人の嫉妬する男達」内「メイクルーム」に出てくる
カオルコ先輩が大好きです。何なら嫁に貰いたい
くらいに。リアルなアラサーOLで泣けます。
残念ながらこちらもやはり流通していないので…以下省略


◆吉本考志as大角
本人も言っていたけど、まんま考志くんなキャラクターだった。でもまんま考志くんでも悪役というのがいつもと違っていて新鮮だったな。
悪役でよくいる単細胞バカポジションですが、あんなデカい刀を躊躇なく振り回しているのだから、
きっと殺す時は容赦ないのだろう。
禄郎にてめーは忍には向いてねえと言っているくらいだから非常なんだとは思うよ。
でもやっぱりビジュアルはいつもの考志くんなんだよなぁ。あのワンショルダー片乳モロ出し見たら
はじめ人間ギャートルズ思い出して仕方なかったわ笑。骨付きマンモスの肉豪快に食ってそう←
今回はコメディリリーフな役回りでしたが、弁才の
体縛りの術にかかってからの掛け合いが毎回楽しかった。なや才の時に限ってやたら下品ネタ(ニンニクまみれとか口吸いとか)多かったように思う。
納谷推しさんに叩かれたりしないか割と真面目に
心配していました。私はそういうネタは嫌いではないですけどね!笑
東京公演ではずっと声がガラガラで雨の中ランニングして風邪でも引いたのかしらと思いましたが
本人は違うと否定していたので何だったんだろ…
考志くんのオススメ作品はPatch stage vol4「破壊ランナー」のDJ早井速三です。円盤にすらなっていないのでオススメするにも見て貰えないのですが
他団体さんの「破壊ランナー」は円盤化されているので、そこで早井のキャラをチェックできます。
始終早口で捲し立てるように解説しながら、パワーマイムで他のあらゆる役もこなしていて本当に
すごかったんですよ。
ハブレンの宮春お父ちゃんもすごく良かったなあ。考志くんは本当にPatch入った時からビジュアルが定まらない人で、役によって顔つきも体重もめちゃくちゃ変わる人なのでPatchの松山ケンイチもしくは鈴木亮平と呼びたい。


◇尾形大悟as禄郎
ジャー忍初日、まあけっこうアレな出来だったわけですがそんな中、終演後友だち見つけての第一声が
「大悟くんが良かったーーー!」という良かった探しな一言でした。
本人の、禄郎のモチーフ福禄寿の名前の通り幸せの象徴だったという言葉がもうね、本当に素敵でねえ。ハブレンの亨くんに続いて今回は大悟くんが観客のハートをガッチリ掴んだな!と思いました。
禄郎のシーンはマジで全部大好き!台詞のひとつひとつがしっかりこちらに刺さって伝わるの。
「先輩!言うこときく!」のインパクトよ。
ゆほ三となや三に対するアプローチの違いをチェックするのは楽しかったです。大楽でいきなりアズマ
に付いていく条件をゆほ三に出された時のアドリブ
返しが素に戻っていたので、そこら辺もう少し
臨機応変になれたらもっと成長できるかと。
(でもあのアドリブはラストだからってちょっと遊びすぎ…というのが本音です)
大悟くんの良さというのが何か考えてみたのだが、
磯ミュを観た時、大悟くんはメイン扱いではなかったけど、何故か小吉は印象的だったんだよね。
大学でおそらく演劇を学んでいるようで、声の出し方がとても良いのよね。素人だから専門的なことは分からないけれど、板の上に存在しているよという
主張がこちらに伝わってくるような?うーん、なかなか上手く言えないのだけど、そういうところが
彼の魅力なのかなと思います。


◆藤戸佑飛as寿
最初のビジュアルより本番で更にインパクトを残しました。まさかの葉加瀬太郎タイプのウィッグがやたら似合っていた。
単なるイロモノキャラに終わらず爪痕残していく佑飛くんはただ者ではない。
末満さんが磯ミュで藤戸には飛び道具的な役をやらせると言ってそれがサヤーテだったのですが、その時はさすがキャラ得部門で入った子だけあるなあと思ったものでした。
でも寿はそれだけじゃない、ちゃんと役者としての佑飛くんを確立させたキャラクターだったんじゃないかなあ。
ルックスは阿修羅様の病状が悪化すると言われるくらいなのだから、決して美人ではないよね。
でも段々可愛く且つ妖艶に見えてくるから不思議。
あと佑飛くんは顔立ちからして女装が似合う。
丸顔だし。顎が少々二重気味なのはあれですが、
ふっくらした感じはより女性ぽくてよき。
公演中の自撮りの鬼盛りは詐欺写か!ってくらい
女の子だったよ…
ところで私、マジにゃあにゃって言葉が存在するか知らないんですが、所謂今時の若者言葉なんです?
マジ卍~みたいな~?(笑)
でもマジにゃあにゃから今日のハッシュタグが始まったのでマジにゃあにゃの功績は大きい(笑)


◇田中亨as達磨
ハブレンで一気にファンを増やし、夏の某テーマパークでの海賊王のショーで新規ファンを掴みジャー忍に連れてきて、さすがオーディショングランプリと思わせるだけのことはあるのですが、役柄からくるのかまだそこまで成長は見えないのか、若干棒読みチックな台詞回しが気になりました。
でもそれも自分を決して見せない能力の高い忍を
表現しての演技なのかなとも思うので、やはり彼には期待しかありません。
私は「チッ(舌打ち)…どうなっても知らないよ」にズッキューーーンとなりました。
あとね、私が骨の髄までオタク女だから言うんですけど、達磨の喋り方がめちゃくちゃオタク女のツボを突いてきます。はっきりとは書きませんが伝われこの気持ち!笑
今のところはかつての井上拓哉くんポジションだった陰のあるもしくは謎めいた実年齢に近い少年役が定番ぽいですが、あと何年かしたらどんな役が出来るようになっているのだろうな。想像するだけで
ワクワクできる役者だよね!


以上です!やはり日記はちゃんと記憶が新鮮な内に書かないとダメですね。消化不良です。
人様の素晴らしい感想ブログを読むと自分の感想が
カス過ぎて泣きたくなります。
でも少しでもジャー忍楽しかったよという気持ちが
伝わるといいなと思い書きました。
大阪東京合わせて20公演本当に楽しかったです。