後悔は少なめのMY LIFE

労力と金銭は惜しまないstyle

2019年6月

COCOON 月の翳り星ひとつ」の単独感想をあげたかったのですが例によって時間がなく(泣)
ていうか自分の時間の使い方が下手くそ過ぎるのですが。2019年も半分過ぎてしまい上半期まとめ書きたいし今月は観劇予定いっぱいなので、大変心苦しいのですがまとめさせて頂きます。


6月4、5日 「COCOON 月の翳り 星ひとつ」(サンケイホールブリーゼ)
月→星のスタンダードな順番で観ましたがもし逆なら感想変わっていただろうか?自分ではよく分かりませんが、星はTRUMPの補完版という感じの作りだったので、これまでのTRUMPサーガ履修している身にはグサグサ刺さりました。開始数分後ダリちゃんの台詞で泣いたし最後もヤバいくらい涙が止まらなかった。なので星が最初だとそれはそれでヤバかったのでは。月はだいたいのオタクが好きな感じの少年漫画の世界でした。そしてそれはパンフレットの末満さんの挨拶文を読んで更に納得。友情、親友、友達、身近なテーマをこんなにも美しく時に残酷に描いているのに少年漫画。(一応世代的にジャンプ漫画履修済のはずですがCOCOONはジャンプよりサンデーマガジン寄り、個人的には白泉社掲載の少女向けではない少女漫画です伝われ)
殴りあいのシーンは外せないよね。クランの耽美にな舞台美術とヒラヒラ衣装でやるのがまたよき。
月ではティーチャードナテルロが大人気でしたね。
あれはあかん。反則が過ぎる。ていうかSPECTER
のパンフレットに掲載された短編小説読んでドナテルロがあのビジュアルとか誰が想像出来るねん笑。
変態繭期おじさんの名称は一生忘れません笑。
ところで私のTRUMPシリーズにおける推しは臥萬里なんですよね。なので星の萬里にはずっとキュンキュンでした。SPECTER観た後だと思うところ多過ぎて。また私はテニミュ1stBBAなので歴代テニミュキャストが今回たくさん居たこと、また彼らが末満さん演出の他作品にも出ていたことがやはり嬉しいのでした。
あ、それと地味に嬉しかったのはあの豪華で高価なパンフレットのスタッフクレジットの中に推しくんの名前があったことです。(小道具協力)


6月7日 MNOP「旅立ちの詩」(芸術創造館)
鵜飼主水さんと萩原成哉さんのユニットもんどなるやオリジナルプロジェクトの大阪初進出作品。
推しくんがアフターイベントのゲストに出るというのでチケットとりました。
お2人共、別口で何度か拝見していますが大阪公演でも遠くから来られたと思われる人がたくさんいらしてなかなか盛況でした。
ゲストに秋葉友佑くんを迎えて3人での朗読劇。
COCOON 観劇直後の身に血の繋がらない親子の話はあかん…身体的に子供が作れない夫婦が赤ちゃんポストを使って養子をとるのですが死にネタもダメ絶対!といいつつ暗い終わり方ではなかったので
そこは救いでした。
アフターはマチネがインスタ映えスポットを段ボール等使って手作りするイベント、ソワレが大阪の誰もが知る有名スポットを東京人(もちろん知らない前提)がプレゼンするイベントでした。
推しくんはリクエストされたフグ(くいだおれと言われていたけど多分くいだおれビルの近くのづぼらやのフグだと思われる)とバイソンをものの15分で作ってしまい、メインキャスト3人のファンを唸らせていました。
朗読劇じたい初めて見るという推しくん、自分もやってみたいと言ったのでもしかしたらMNOPの次回作にお声がかかるかもしれないので期待してます。


6月15日 ばぶれるりぐる「ほたえる人ら」(アイホール)
去年の中之島春の文化祭でオール全く聞き取れない高知県のある地方の方言で演じる芝居をやってとても面白かったユニットの本公演。
去年、文化祭の後で旗揚げ公演があり、今回のはその再演でした。去年の旗揚げには行けなかったのですよ。文化祭でのパフォーマンスが方言の分かりにくさから起こる勘違いあるあるで可笑しかったので
コメディを期待していたらコメディではなかった。
笑えるところもあるのですが、決してコメディ作品ではなかったです。良くも悪くも過疎地の本質を描いた会話劇でした。
横浜から来た区長さんが実は山形の田舎出身で横浜に居たのはほんの一瞬で、区長を引き受けたのは狭いコミュニティの中であれば自分が高い位置で居られるからというのをカミングアウトしたところは
何だか分かる気がした…
劇中使われていたのは高知の幡多弁という方言ですが、皆さんきっちり使いこなされていました。
(主宰の方のみ高知出身)
分からない単語や言い回しも多かったのですが、
芝居の中で話が進んでいくのを観ていると何となく理解出来るのが面白かったです。
それから役場の出張所?区長さんの駐在所みたいなところが舞台セットだったのですが、とてもリアルで見応えありました。現代劇における現実に近い舞台美術が大好物なんです。村の総人口、戸数、死亡者が黒板に書かれていて、死亡者の累計数がやけに生々しかった。それだけ高齢者が多いってことだもんね。



6月は他に映画パタリロ!を観に行きました。
実は7日にあったオールナイト上映会当たったので
「旅立ちの詩」をマチネだけ観て新幹線乗ったら余裕で間に合うんじゃ?と本気で考えましたが、
冷静なったら交通費を捻出する余裕がなかった←
同じ理由で先日あった推しくんゲストの殺陣イベントも(こっちは先約でチケットとっていた舞台と被ったことも理由ですが)行かなかったです。
そこだけは後悔したくなかったので物販(チェキ)をフォロワッサンに代購頼みました。


開催1ヶ月切ってから発表されるイベントや日替わりゲストは最近は縁がなかったと諦めの方向です。
推しくんは東京拠点だから今後も公演の合間にこういうお呼ばれあると思いますが、こちらは地方住まいの時点でハンデ背負っているので、これからも出来るだけ自分が後悔しない方法を選択していきたい所存です。
行けなくて病み散らかすのだけは避けたい。
だから自身で後悔しないようにするしかないんですね!と、こうやって自分に言い聞かせるstyle