後悔は少なめのMY LIFE

労力と金銭は惜しまないstyle

★ENG 第9回公演「Second You Sleep」感想

3年前同様2チームに分かれてのダブルキャスト
そして推しくんの為に組んだと思われる日程、
何より推しくん前日までホームでの公演やって
翌日から本番という前代未聞と思われるスケジュールでもって始まりました。


4/17~4/28 (日暮里d-倉庫)
前半翠チーム、後半碧チームで後半日程に翠チームを2公演入れてくるという変則スケジュール。

普通ダブルキャストでやるならマチネA、ソワレB
みたいに交互にやりますよね。
再演の日程は割と早い内から分かっていたのですが
その後でSPECTER東京公演の日程が出て、あーこれは推しくん出ないかなーとかね、思っていたわけですよ。そしたら出る言うじゃないですか。しかも自分とこの公演終わった翌日に!推しくんがそれだけ思い入れている作品だし主宰と事務所双方で了承得たのであれば多少無茶であろうともうオタクとしては推しくんの覚悟を観に行くしかないのですよ。
あと推しくんは既に何年もかけて実績を作っているから自分の意見希望はある程度通せるポジションなのではないかと私は思っています。
私は地方住まいだから全部は行けないし後半の日程で半分の5公演観劇が精一杯でした。
休みは1ヶ月くらい前に言えば何とかなりますが、東京に滞在するにはチケット代の他にもお金がかかります。3年くらい前だったかの推し活で10日滞在した時は月収の半分以上が飛んでいきました。
少しでも足しにしようと空いた日に1日限りの派遣行きましたからね!まあ私のそんな事情はどうでもよくてですね。

SPECTER東京公演中に翠チームを観ました。あと1つ増やしたかったのですが、そこの日程に成大くんの舞台入れたので泣く泣く諦め。


4/21 翠チーム 1ステージ
4/26~28 碧チーム 5ステージ


翠のカイマを演じた田中宏輝くんは去年、男子はつらくないよ?に出ていたのがお初ですが、あの時は男子高校生だったけどカイマも含め他のビジュアル見たらすごく中性的なんですよね。可愛い。
失礼を承知の上で言わせて貰うとクイナ、トキと身長差あまりないこともあって姉妹に見える。
でも演じている姿はちゃんと男の子だった。
設定年齢が多分15歳くらいなんだけど(トキだけ少しお姉さんとPに聞いた)、年相応で世間から蔑まれ記憶力だけが恐ろしく優れている頭でっかちの子供、みたいな。

対して碧チーム、推しくんのカイマはやはり一度演じているからか安定かつそこからの発展があって私の推しスゲーーー!ってなりました(語彙力)
カイマは士農工商より更に下の身分の出自で周囲から人間扱いされてこなかった子で、藤澤先生のお父さんから先生と同じ教育を受けたとはいえ(ここら辺は背景が語られるだけなのでお父さんがカイマを引き取った経緯は不明ですが)、普通の子供が経験することを何も出来ず記憶力だけが抜きん出た「化け物」なのですよ。何も出来なかった故に純粋な「化け物」、そんな怖さと美しさをあわせ持つ推しくんのカイマでした。(語彙力ゼロからリカバリーするも例えが盛りすぎ事案発生)
ちょっとしたことなのですが、冒頭シーンでカイマが医術の本を読んでいて官軍の気配に慌てて隠れるところ、推しくんの動きが毎回絶妙に上手かった。
足を縺れさせながら隠れるのですが、絶対こけないのね。あれは殺陣やアクションの鍛練で培ったものなんだろうなあ。


両チームともに良さがあるので優劣というものは全くありませんが、違いとしては碧の方がアドリブきいていたかなという感じ。キャストの中に普段はコメディ中心の方がいてそのせいもあると思いますが、決してそれがやりすぎていないところが良かったですね。
そして話分かっているのに毎回同じところで泣いてしまう。泣くの我慢しようと思っても出来ないので諦めて毎回泣いていました。


セカスリの好きなところは主人公に対立する立場のキャラクターであっても決して悪役ではないところです。お話としては子供達がキラキラした綺麗な世界を求めるロードムービーですが、大人の立場になると決してそうではない。私が大人側の年齢だから余計に大人側寄りの気持ちになってしまうんですよね。好きなキャラクターは三好と恵ちゃんです。
死んでいった仲間を思って自分達も死ぬ覚悟でいるよりは生きたい三好、いい子の七瀬と比較されるのが嫌でつい可愛くない言動をとってしまう恵、どっちも人間らしくて魅力的で大好き。


席のことを少し。ENGさんは毎回最前列(会場によって3列目までの時もある)をS席にして特典として選択したキャストのサイン入りポストカードが付くのですが頑張っていくつか最前列ゲットしたものの近すぎてマジで風吹いたしチビ椅子のせいで尻が死にました。でも最前センターで観る景色は格別でしたね!ちなみに千秋楽も最前だったのですが、マチネに成大くんの舞台観に行って上演時間長かったので最悪遅刻もありえるからと、当日券並ぶ予定の友人に譲り、代わりに当日券を私の分とって貰いました。運良く開演に間に合って、千秋楽は最後列でしたがドセン通路の補助椅子で観れました。高い位置からの景色は最高でした。素晴らしかった。

そして推しくんにおかれましては直前まで金髪だったのを公演当日に黒に戻しそのままキープしているのでくれぐれも頭皮のケアには気をつけて頂きたい次第であります。