後悔は少なめのMY LIFE

労力と金銭は惜しまないstyle

ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!東京の陣」感想

令和一発めの日記です。
さよなら平成、明けまして令和!
何だか正月のカウントダウンみたいな騒ぎっぷりでしたが私は普通に夜勤していました。
GWは前半遠征(推し活)、中盤仕事、後半観劇&遠征(推し活)で過ごしました。
まだ3~4月で観たもののいくつか残しているので順次あげていきます。


先ずは先日大千秋楽を終えたハイステ東京の陣、
大阪公演を観てきました。
4/6 ソワレ
4/12 ソワレ(近藤頌利バースデー)
4/13 マチネ&ソワレ
計4公演。本当なら平日の公演があと2つあったのですが、14日アルターボーイズ合同公演千秋楽に行く為に泣く泣く手放しました。おかげで給料日直前の日帰り東京行きをクリア出来ました。
ホントに申し訳ない気持ちで一杯だしやっぱり観たかったって思うしだからといって分身の術は使えないし。いっそパーマンになりたい…


私の初日は2日めソワレだったのですが、初日感想がラップバトルやらヒプノシスマイクやらミュージカルやらが溢れていて、正直TLを賑わせているからふわっと知っているだけで門外漢のヒプマイと私のフィールドであるミュージカルと演劇ハイキュー!!が勝手にコラボしてるんか?和田さんどうした?等頭の中ぐるぐるしていたのですが、観たら本当にラップバトルでバレーしてました。トーキョーディビジョンでした。リリックが完全にラップでした。和田さんはやはり神でした。
またヒプノシスマイクとかいう人気コンテンツがどういうものか何となく分かりました(そこ!?)
そして、ミュージカルと言われたらそういう要素もありつつやっぱりこれはハイステもとい演劇ハイキュー!!以外の何物でもないなと思いました。


オープニング

衣装が!すごいことになっていました。
音駒はカラーギャングぽいイメージ?研磨ベースボールキャップ似合わないけどまあ可愛いのでよし。皆デザインが違っていて女の子もちゃんとストリート風アウター着ていて可愛かったけど黒尾の衣装がほぼメサイアコートだった(笑)
梟谷は木兎赤葦が襟ファー付ロングコートでジャニーズぽい。他のメンバーは白法被で袖と裾のトリミングがチェッカーフラッグ柄、前の合わせが梟谷カラーのゴールド。ちょっと阪神タイガースの応援団ぽく見えなくもない。中はパーカーでそこがシティボーイ風?(適当に言ってます)
戸美は大将が迷彩柄のエポレット付ジャケット、他メンバーはミリタリーカラーでストールをアフガン巻きにしていて、私の貧困なイメージですが進撃の巨人サバゲーみたいな感じかなあ。(適当です)
なんにせよオープニングの為だけの衣装というのがカッコいい。そしてハンズアップ(所謂プチャヘンザ)の振付からのバレーのトス上げるいつもの振りはダサいといえばそうなんだけどなんかもうあの振りがなきゃハイキュー!!じゃないってくらい馴染んでいるから気になりませんでした。


音駒

俺たちは血液だの文言がラップになると倒置法使うんですね。酸素を回せ脳へ、とか。
こういう言い方は大袈裟かなと思うのですが、
私は劇団Patchのファンなので近藤頌利がPatchに
入らなければハイステ観に行くことはなかったし
原作ファンになることもなかったので、近ちゃんの
黒尾は推しキャラでなくても好きなんですよね。
顔は全然黒尾じゃないけど厨二ぽいところ上手いし(きっちり自分のものにしてると思う)、当たり役だと思うんですよ。誉めすぎですかね?笑
音駒キャストは観ていて安定感あるなー初登場の時棒だったリエーフが上手くなっていて意外といっては悪いけど驚いてしまったわ。
福永くんは新キャストになって(メサイアのアクションチームの人ですよね)アクロバットが更にすごいことになっていたな。重力無視かってくらい。
こちらも新キャストの芝山くん、可愛かった!
子役のキャリアある子と知り演技上手いの納得。
戸美戦で夜久さん負傷からの芝山くんとリエーフの一連のシーンは今回は泣かないだろうと思っていたらあそこでしっかり泣かせてきてズルい。
音駒ガールズは2人ともイメージ通りでした。アリサさんのフワフワ具合が良かったしあかねちゃんめちゃくちゃ動ける子でビックリ!スカートで側転まで見せてくれる。山本屋と灰羽ファミリーの名乗りがお気に入りです。
研磨がロシア語話せる設定は当然捏造ですが、あそこはギャグパートも含んでいると思っているのでそのつもりで観たら解釈違いではないかな。
福永の牽制書けるよのところは日替わりフリータイム(メタ的なネタも許される)だと思っていました。
研磨の約束のあれも原作にないのだけど私はそこまで原作無視してるとか捏造が過ぎるという気がしないんだよなあ…何でだろう。原作もちゃんと好きで読んでいるけど嫌悪感ないの。
んー、色々書いても結局は感じ方は人それぞれってことになっちゃうし、このブログは自分の観劇の記録なので演出についてあれこれ書きすぎて自分でまとめられないのも不本意なのでこの辺で。
このキャストだから見せられる音駒のチームワーク
やっぱり素敵です。


梟谷

メインはお子ちゃま木兎を宥めるオカン赤葦の図でした。
試合ははじ巨の時に2対2でやったあれの再構築なのですが、赤葦は同じ髙﨑くんなのに演じ方が全く別物でこういうのも舞台の楽しいところだなと思ったわたくしでした。
勝負服のくだりはひたすら笑っていましたねー。
まあ確かに木兎は音駒との試合をたかが呼ばわりしないだろうからあれは完全に解釈違いなんですが、私はそこまで嫌な感じはしなかったかな。
赤葦が木兎ファースト(猿くんのこの表現ナイス)
であることを強調する為の演出なのかなって。
アイスの回想シーンも楽しく観れたしね。
梟メンは初登場の時よりグッとキャラクターの個性が立っていて、梟谷の女としては嬉しかったです。
Mr.器用貧乏木葉秋紀の小見やんのマイクパフォーマンスはとっても良かった!紫音くん出来る子!
木葉といえば東の拓海くん、ウインクやバキューン!かましたりイキイキしてたな~
個人的に「繋ぎは」「そっちの専売特許じゃねぇぞー!」のところ、鷲尾と共に舞台に背を向けているのですがどんな表情なのか気になって仕方なかったわ!鷲尾さんも原作より台詞あって、こういうところで補完されるのは有難いですね。
トーキョーショータイム、パーリィタイム等のリリックはいかにもウェイな感じですが、梟谷があるのは東京郊外(23区外?)です。まあそこら辺は気にしない方がいいかもね。お祭り騒ぎなのは梟谷のサンバ調にピッタリなので。
そして私、らばくんの木兎かなり好きです。


戸美

今回のダークホース(スネーク)。
ヒールポジションであっても描かれ方ひとつで
好感度がグッと上がる良い例ですね。
ハイキュー!!の良いところは悪役的に描かれていてもちゃんと皆普通の高校生の片鱗をきっちり見せてくれているところなので、それが舞台で更に上がるというね。
戸美は全員動けてダンスが上手いところもよき。
あのヌルヌルした蛇っぽい振付、段々進化していっていたようで。ホントに皆すごい。
大将の福澤侑くん、キャリア知れば知るほどすごい人だった…元ジャニーズJr.とかダンス甲子園とかライオンキングのヤングシンバとかアイドルの振付とかまだ若いのにポテンシャル高過ぎだろ。
確実に戸美の女を増やしたけど今後また.5舞台に出ることあるのかしら。本人何がやりたいのかイマイチよくわからないけどまた舞台は観てみたいな。
ラップのリリックは戸美が一番カッコいい。
韻の踏み方とかね。
そして一番観たかった美華ちゃんとのシーンをやってくれたの嬉しかった~!
やるとしたらアリサさんの人が兼役だなと思っていたけどちゃんと演じ分け出来ていて良かった。
身長少し高かったけど可愛かったので問題なし。
美華ちゃん去って行った後の大将の「っしゃ!」と戸美メンバーの「勝ち組許さない」のところ、
微笑ましい…(о´∀`о)


エンディング

宝塚でいうところのレビュー。
そしてテニミュのような客席降り。
ハイステにテニミュのようなファンサを求めているわけではないのですが、キャストが近くまで来てくれるとテンション爆上がりますよね!
大阪の会場は宮城、TDCと比べると小さくて
マッピング観るならもう少し大きい方が合っているのですがこの小ささ(キャパ800くらいなのでそれなり大きな会場なんですよ)は新鮮でした。
後方でも全然近いんですよ!そりゃ控えめだけど
思わずプチャヘンザしちゃいますよ。
終わった時の多幸感はこれまでより断然上でした。
本当に本当に楽しい東京の陣でありました。


永田座長、楽しい公演を届けてくれてありがとう。
近藤座長(今回ダブル座長のつもりです)、誕生日を
会場でお祝い出来て良かったです。
ああ~早くDVDが見たい!!