後悔は少なめのMY LIFE

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ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!! 最強の場所」兵庫&大阪公演感想①

11/15~18 (あましんアルカイックホール)
11/23~25 (梅田芸術劇場メインホール)

私が参戦したのは兵庫が17~18日、大阪は3日間全てソワレのみの全部で5公演でした。
3時間10分と長丁場なので2試合分だと多分大楽までに書き終えられそうにないです。
なのでまずは準決勝から書きます。


一幕:才能とセンス

梟谷の女を自称しているわたくしですが今回ばかりは青城の女でした。いや何なら兼任で!
(宝塚ではNGのやつ=FCかけもちはダメ)
東京公演の時から一幕であちこちですすり泣きの声が聞こえてきたらしいのできっと泣くだろうなあと予想していてまんまと泣きました。

私のハイステデビューは勝者と敗者なんです。
当時は原作ほぼ知らなかったけど、烏野が負けたところは何となくしんどくて悲しかった。
今回の為に改めてDVDで観たらやっぱりめちゃくちゃしんどかった。当時もし烏野推しで観ていたら
きっとボロボロ泣いていただろうなあ。
そんなだから勝敗が逆になった今回、青城観て泣かないはずがなかったのでした。

負けたチームの横断幕を落とす演出については色々言われていますが、私自身あの演出が嫌いという気持ちはないかな。ただ悲しい。それだけ。
悲しい=嫌いではないので。
幕が落ちる位置が微妙に変わるのでそれによってキャストの演技も少しずつ変化があって、私はそれを観るのが辛かったな。
特にその場にしゃがみこんだ矢巾と国見のことを松川がそっと手を差しのべたり立たせたりね。
あそこは松川一静の半分以上は優しさで出来ているって感じでホントに悲しかったんだけど、優しい松川パイセンだいすき!ってなったよね。

一番泣けたのはなんといっても
岩泉「前に落とされたらもう俺がとる」→渡
花巻「油断すんなよ」→京谷
松川「目の前の一点な」→金田一
ヤバかった。もう毎回涙腺ボロボロでした。
これねー原作で読んだ時は特に思うところはなかったのです。それが舞台だとめちゃくちゃ泣ける。
それまでの過程と演出と舞台ならではの見せ方で、
全く印象が変わるのはハイステの醍醐味だと思うのですよ。
それから17巻番外編を試合終了後の会場にアレンジしてやってやってくれたのは嬉しかった。
あそこは削るべきではないと思っていたから、場面違いでも問題なし。

ところで私、この公演でめちゃくちゃ松川株右肩上がり状態なんですが。
泣いた場面ばかり挙げてもあれなので書きますが、
前半の分析官松川とか日向への「こっちには打たないよね?」のシーンが好き過ぎて!
(群ゼリ)「青城の分析官松川一静、好物は…」
(花巻)「チーズインハンバーグ(イケボ)」
からのセンターでのダンスに毎回ニヨニヨしていました。最アンド高。
前述の横断幕のところとか、捌けていくところでの「早くしないと(ラーメン屋)締まっちゃうよ」の言い方がもうもう!優しすぎるよ松川パイセン…
ちょっとだけ松川夢女になりたいと思いました←
何せ松川一静の半分以上は優しさで出来ていますから!大事なことなので2回言いますね。
あ、でもあくまでちょっとだけね。私がハイキュー!!キャラで一番夢願望あるのは岩ちゃんなので。
いやお前の夢願望とかどうでもええねん。
中の人(白柏くん)がまた素顔の造形がまんま松川なのも良いですね…

松川株右肩上がり言うといてあれですが、今回の一番の視線泥棒は花巻くんでした(笑)
動きや仕草や表情が見ていて飽きなかったので。
烏野スターティングオーダーの際、花巻くんがヤバい腰ふりダンスをしていたのをガン見していたおかげで、私はほぼ烏野メンバーとマッピングを観ていませんでした(すみません)
彼の台詞もいちいち心動かされたなあ。
「頼む及川ーーーーーっ!」「言わんこっちゃねえよ…」成大くんの表情がどれも絶品なんだよ…
それとね、山口くんから槍奪っての「ジャンフロはオーバーで捕まえる!」がバリくそカッコいいです。マッキー結婚して…(えっ?)
槍の演出は16巻カバーイラストからですがこういう比喩表現大好き。物理的に板の上でバレーは出来ないからこその表現方法?私は好きですね。
たまにやり過ぎと思わなくもないけど概ね肯定的に観ています。

それから、試合後の及川と牛島のやりとりで、及川の台詞で「とるに足らないプライド…」のところから口調がガラッと変わるのが鳥肌ものでした。
遊馬くんの及川さんは唯一無二の及川徹だと思っているので。
彼は本当に及川さんを演じる為に生まれてきたといっても過言ではないと思っています。

青城っ子が全員愛しかった今回でした。
京谷くんが岩ちゃん「何がエースだ!」と自分を責めるところで首をぶんぶん!するところめちゃくちゃ可愛かった…なんやあのワンコ。
岩ちゃんは私の夢願望No.1(もうええわ)なので、小波津くんが例え違う星の生き物みたいな顔の造形でも体型が岩ちゃんだから何の問題もありません。
渡くんはね、京谷くんへの接し方が良かった。
同じ2年で強く当たってもちゃんとフォローが見えるしすごく好い人。
金田一くんは観ていてとても楽しい。今回に限って言えば花巻くんの次に(笑)。一番大きいから目立つし若干暑苦しいところも私は好きです。日向とのラップバトルで毎回彼のパートが覚えられなかったのが心残りです。
国見ちゃんはあまり目立たないのだけどとっても良い表情で笑うんだよね。そこは解釈違いとは思わない都合の良い私です(笑)
矢巾くんについては京谷への当たりが違うっていう声もあるけど、頼む、と土下座せんばかりなのはそこまで変とは思わないのだけど。どうですかね。


感想というより自分の好きなところの羅列になってしまいましたが、感想なんてそんなものだと思っているので(オイ)まあいいや←これ
青葉城西は絶対勝たなきゃいけない、成大くんのブログにあった文言ですがとてもよき。
そりゃあ原作に沿っているから負けは避けられない事実だけど、皆が勝つんだ!という気持ちで戦っているのがビシバシ伝わってきました。

次は二幕「コンセプトの戦い」の感想です。
ほぼ青城っこのことで終わったのでちゃんと烏野のことも書く予定です、はい、予定です…ええ
大楽過ぎることはないはずなのでもう暫くお待ち下さいませ~!