後悔は少なめのMY LIFE

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8/1「男子はつらくないよ?」感想

ハイステで超絶理想の赤葦京治を演じた高崎俊吾くんのハイステ以外の芝居が観たくてチケットとりました。ちょうど東京滞在時期と被っているしアフタートークあるしハイキュー!!のフォロワッサンとも会えるということでこの日のソワレ公演狙いです。

これの前に感想上げた宝塚BOYSもですが、ハイステキャストの他の現場って圧倒的に東京が多くて、気になるキャストが出来てもなかなか追いきれません。なので観れるチャンスがある時は出来るだけ観たいのでした。


会場の三越劇場は初めて行きましたが、由緒ある劇場で内装がめちゃくちゃ格調高くて、壁や天井の装飾がレトロクラシックな意匠で、とにかく素敵。
劇場の側がまた宝石や時計等の装飾品売場と高そうな絵画や壺があるギャラリーで、こんなところで若俳舞台やるんや…と若干ミスマッチと思わなくもなかったですが、キャパが500ちょっとでいい感じ。
後方席でも割と見易いし良い劇場です。

最近よく見る小劇場劇団の作家さんによる若俳舞台でしたが、テニミュキャスト、ハイステキャスト、ライダー俳優とかなり豪華。目当ての高崎俊吾くんはメインどころとは違うけど、チャラ男設定で割と目立っていました。後半の軸になる殺陣のショーの発案者だしね。
当たり前だけど赤葦ではないのでハイステからは全く想像できないバカっぽい台詞や喋り方が新鮮でした。役者なんだから当然やん!ですけど、高崎くんの他の作品を見たことないので頭の悪い感想は許されたい。
私は初めての作演さんでしたが、コメディを沢山手がけられているらしく、キャストのイメージだけで若い男子がわちゃわちゃする話という予想は見事に裏切られました。
もちろん、わちゃわちゃはしているのですが、なんというか台詞の掛け合いとかじわじわ後からきいてくるような面白さ?みたいなのがありました。
主人公直樹のサブカル気取りの寒い独白がまたアラサー↑の年代にはグサグサ来る感じでした。
何年も更新されていないmixiとか!あるあるすぎて!笑(まさに自分もそれなので)


単なる若い男子の青春ギャグ話にならなかったのは、この話が現在のアラサーになった生徒と10年前の彼らの話が平行して進み、物語の核になる文化祭の殺陣ショーに現在のアラサー達が時空を越えて乱入しての立ち回りが時間軸めちゃくちゃなのに
納得できてしまうところにありました。それぞれの子供とアラサー同士の会話がおかしいのにじんわり響いてくる感じ。
キャストは半分以上は知っている人でしたが、先生チームがテニミュキャストとライダーである意味最強でした。兼ちゃんの健三郎先生、3本くらい線が飛んでいました。こんな兼ちゃん見たことない笑。
ゴリラの北先生の番長はずっとウホウホ言ってたし、村上幸平さんは毒吐きだったし、戸谷の公ちゃんは弱々で可愛く、ここに演出白柳さんの劇団こちうさのメンバーの西田さんと免出さんが加わって濃すぎた~!笑


高崎くん目当てで行ったけど、最終的に皆可愛く愛しくなりました。
ハイステキャストは他に次に白鳥沢の白布役で出る佐藤信長くん、2代め澤村の秋沢けんちゃん、二口くんの木村あっちゃんが出ていました。
けんちゃんとあっちゃんがそれぞれ大人と高校生で対の役だったのですが、惰弱ヤンキーヤスシ似合ってたし何ならわたし的に一番美味しい役だった。
それとメインの1人であるジュンを演じていたのがPatchの1期生上仁樹くんでした。(対の高校生が今度リボステに出る竹中凌平くん)
彼の演技を観るのは初めてなのですが、人気あるのは分かるなーと思いました。
(トレーディングのレートが高いのがこの2人だったらしい)

またまた余談ですが、この日は有田賢二くんと東拓海くんが観に来ていて、入ってくるところに居合わせました。
遭遇厨では決してありませんが、たまたまハイステキャストの舞台観に来てキャストとニアミスって東京だとよくあることですよね?
有田くん、大きかった…


グッズは若俳舞台によくあるトレーディングものは今回はスルーしましたが、白柳さんのサイン入り台本が買えたのが嬉しかったです♪
白柳さん自ら手売りして下さったのですが、「台本売るって小劇場みたいで嬉しいです」「はい、うち下北沢なんかでバンバンやってますからねー」
白柳さんのコメディセンスが大変気になったのでこちうさ、観に行きたくなりました。
こうやって演劇沼に沈んでいくんですね…笑