後悔は少なめのMY LIFE

労力と金銭は惜しまないstyle

Patchメンバーの外部を観に行った

4月は同じような時期にメンバーの外部出演が重なりました。やはり推し活最優先なのでどうしても観る回数は最低限か行けて2回になってしまいます。
とりあえず義くんの5DAYSと勇歩くんのくろステ以外は観に行きました。


4月14日 ホットポットクッキング「GJ」(赤坂REDシアター)
考志くん東京進出おめでとうというわけで、推し活で東京滞在中、泊まっているところから地下鉄1本で行けるからという安易さで行って来ました。義くんごめんなさい。横浜遠いんだよ~(泣)
ホットポットクッキングは初めてですがこれまでにポップンの吹原さんが作演されたりしていて何となくコメディ路線のイメージでいたら全然違っていた(笑)。
客入れのBGMが80年代のシンディ・ローパーだったから余計にもっとポップな感じだと思ったんだけどなー。
何年も会っていない父親が亡くなり、遺産相続の為に別荘に訪れた主人公の心の葛藤を描いた話?
上手く言えないけどそんな話だったので、考志くんの出番を目当てに行った者としてはあれ?って感じで拍子抜けしてしまいました。
だって弁護士役の考志くんと深澤大河くんの出番、最初と最後だけなんだもん!
主人公が友達2人を連れて別荘にやって来て3人であれこれ相続の話するんだけど、友達2人がそれ友達って言わへんやろってくらい嫌味で辛辣できっつい娘達で(しかも3人ともめちゃかわなんだよー)、正直わたし、何を観に来たのかな??と思ったのですが、実は友達2人は実在する友達ではなく、主人公の内なる人格みたいな?あーこれは好きな人はすごい刺さるかもな設定だった。オープニングで3人が椅子の上に座り込んでいて上からビニール袋を被せられているのは繭に包まれている象徴だった…ぽい。ほらほら刺さるでしょ~(笑)
うーん時間とお金に余裕があればもう1回くらい観たかったかな。
あと当たり前だけどメイン3人目当ての男性客ばかりでした。
お父さん役の川口さんは素敵でした、そして同じ事務所とはいえあゆっちの無駄使い(今や大箱の商業メインの元トップ娘役)、メイン女の子は3人とも可愛いし、まあそれ考えたらお値段てきには妥当なのかもなー


4月20日 TAAC「正義姦」(浄土宗應典院 本堂)
老々介護、男尊女卑、パワハラモラハラ、偽装ありとあらゆる地雷踏みまくったファンタジー作品でした。
あんまりな表現ですが間違ってないと思います。
地雷踏み過ぎた内容でリピートはしんどかったので、上演台本が掲載されたパンフレットを購入しました。
枯れない植物園を作ることが可能という時点で既に現実的ではないんだよね。だからファンタジー。
花を枯らさない為に必要なのが人間が流した涙。
それを採取する為にお涙頂戴の映画のDVDを見せて涙をスポイトで吸いとるって…なーんやそれ!
とつっこんではいけないのは分かってるんです!
でも心のどこかでつっこまずにいられなかった。
激辛麻婆豆腐食べさせて出た涙はNGらしい。
丹下さん演じるアイミがヒステリックに皆の涙を集めるシーンは最高にイライラしました。
また丹下さんが上手いんだよそういう演技…
現代日本に蔓延る様々な問題を演劇を通して浮き彫りにして、決して目を背けてはいけないというコンセプトは分かるのだけど、わざわざ枯れない植物園にする必要はあったのかしら?
大々的に報道されている描写があるけど、実際植物園ってそこまで話題になるようなスポットか?
上演台本の初期設定にアイミのモデルは少し前に話題になった某リケジョのあの人とはっきりあったので、劇中の小◯方さんを思わせる会見シーンは最初からやるつもりだったんだろうな。でも個人的にはあそこは観ていてとても不快でした。全く笑えない。笑わせるつもりで作られたのではなくてもあのシーンいらんやろ。お話が重いものでなければパロディとして面白いと思えたのかもしれないけど、申し訳ないですがこの内容では全く笑えないし蛇足としか。実際に起こった事件を取り入れるのも良し悪しです。
散々書きましたが、キャストは皆さん素晴らしかったです。逆にあのキャストじゃないと無理でしょ。
中国人オーナーは民度の違いを見せつける為かな?
大塚さんはさすがの上手さでした。胡散臭い中国人が超ハマっていました。
ゆとり新人三好くんも女バッシングのモラハラ野郎田渕さんも、嫌味な役がハマり過ぎていてあて書きじゃないのと思いました。
あわさん立花さんの老夫婦はいずれ誰もがぶつかる問題が過ぎて本当にしんどかったし最後の自殺未遂は悲しいシーンなのに何故かとても美しかった。
キャストはともかく内容については割と否定的な感じにしか書いていないけど、お金払って良かったと思えないものには触れませんので。


4月20、22日 劇団ショウダウン「レインメーカー
ここのところ映像仕事中心だった竹下健人くんの久しぶりの外部舞台。
ショウダウンさん得意分野らしいファンタジーもの。
舞台は子供しかいないセルカ村。村の子供達は朝起きたらご飯が用意されていて、ご飯を食べたら年かさの子の指示でそれぞれ仕事をし、昼からは遊び、そしてまた寝て起きて…という生活をしている。
子供達は誰がご飯を用意してくれているのかということに全く疑問を持たずに生きている。
ここまでの設定だと、これまで当たり前だったことがそうでなくなる、ご飯が黙っていても出てくるのは子供だからで、大人になったら自分でやらなきゃいけない、みたいな?子供が大人になる過程を描いたお話のようですが、そういう要素もなくはないのだけど、そんな単純な話ではなかったorz
かつてセルカ村にいて、ある年齢になって村から居なくなったミラとテオ。大人になる為に村を出た二人だけど、テオは自分の居る世界に疑問を持ちミラは追随する。
村を出たというか強制的に連れて行かれた感じなのだけど、リピートしてもミラが付き従う大人側の目的(チャンピオンズゲームって結局何やってん)は私の残念な頭では分かりませんでした。
セルカ村の子供達はいずれそちらの世界に行くことになるけれど、そこに残ることも出来るらしい。
でもどちらを選んでも彼らがずっと幸せで居られることはないんだよなあ…いや大人になるってのはそういうことも含まれているんだけどさ。
ナツメさんの作品、私てきにかなり難解です(泣)。去年観たドラゴンカルトはファンタジーではなく現代もので難解ではなかったけど、東京で観た時は色々引っ掛かりがあって、大阪公演で漸くスッキリした感じだったからな~言ってはアレですが私には合わないのかもしれないです…
竹下くんが演じたのは大人のテオ。大人といいつつセルカ村の子供と対等というか俺は大人やぞとドヤる感じが子供っぽくて可愛かった。そして竹下くんといえばイケボ健在。彼の特に芝居をしている時の声が大好きなので、久しぶりに聞けて良かった♪


あといっこ、ミュージカル薄桜鬼も観に行ったのですがこれは別記事にて。
推し以外まとめるくせに納谷健だけ単独かよ!と思われそうですが違います。
中河内雅貴と納谷健の共演だから単独で書きたいだけです、ていうか本音としては新しい記事早くあげたい←