後悔は少なめのMY LIFE

労力と金銭は惜しまないstyle

Patch stage vol11「JOURNEY-浪花忍法帖-」無事に感想書き終えるまでがJOURNEYです其の①

大阪 9/29~10/8 全16公演
東京 10/20~10/22 全6公演
計22公演無事閉幕おめでとうございました!!

新生Patchの一発めを飾る記念すべき作品は、
原案劇団Patch、役替わり2Ver、そして念願だった
東京公演(あと推しが殺陣付け)と、初めてづくしのものでした。
演出が末満さんじゃないとか客演なしの劇団員のみはこれまでもあったので初めての中には入りませんが、末満さんがPatchから退いたり出演者の半分が4期生というのは特筆すべきかと思います。

いろいろありすぎた東京遠征の芝居以外のあれやこれやは1つ前の日記で語っていますのでそちらをご覧下さい。
でもまあ、大阪公演もいろいろありました。
以下、Twitterでは大っぴらには言えなかったことを
書いています。
出来るだけ人様を不快にさせないよう言葉を選んで書くつもりですが、言葉足らずならすみません。
(と先に謝るある意味ズルい女)


とにかく3日めくらいまでめっちゃくちゃミスが
多くて頭を抱えました。
台詞を噛む、飛ぶ、キャスト紹介の巻物テレコにする、タイトルの巻物逆さに見せる、刀を客席に飛ばす…これは初物のプレッシャーといって通用するレベルではないのでは。まがりなりにも5年間やってきてこれはない…
加えてスタッフの仕事もグダグダで、SEが合わないとかいきなり客電点灯させるとか、貴方達が
足引っ張ってどーすんの!!ってね。

お話じたいはツッコミどころ満載だけど(こちらについては後述します)、それを上回って面白いと
感じたので、度重なるミスは本当に残念でなりませんでした。
これまでも磯ミュ(初演)の初日に面白いけど期待していたのとちょっと違う??と思っても3日目から
見違えるように面白くなったので、今回もきっと
回を重ねるごとに良くなっていくパターンだと思いたい!でも!それってリピート前提だから言えるのであって、誰もがリピーターではないですよね。
同じチケット代払って公開ゲネプロレベルなのは
あんまりです。ミスって怖いですね。連鎖反応的に起こるんですよマジで。

芝居以外の話になりますが、今回スタッフも一新でした。大阪での誘導、案内はとてもスムーズで感じが良かったのですが、やはり東京での制作経験がないんだなあと思わざるを得ない部分があり、ここら辺は次回への課題かと。
シアターモリエール、大阪のインディぺ2ndと同じくらいのキャパでしたが、入口は2ndより狭く
ロビーらしき待てる場所はなく、また物販列と
入場列の区別があまり明確にされていなかったようで、一旦列を離れて並び直した友達がパンフレット
売り切れで買えなかったとか。スタンダード特典
ブロマイドの引換だけなのに延々グッズ列に並ばされるとか、ただでさえ雨の中大変なのだからアナウンスは分かりやすくお願いしたかった。
それと会場内の座席の組み方がかなり気になりました。椅子をぎちぎちに並べて下手の最端席を壁にピッタリくっつけて通路潰していたのはどうなの。
パーソナルスペースが削られるのってかなりしんどいと思うんだけどなあ。
一度後列に座りましたが後の壁から雨音が聞こえてくるのもめっちゃ気になった。アイアの如く屋外の
音が聞こえるのはちょっと勘弁してほしい。
(ちなみに2ndも2面舞台にした場合、通常舞台を組むところの奥だと壁越しに外の音が聞こえます)
あとドアがある列は出入口になるのでそこの2席に
座る人は直前まで外に出されます。(私は千秋楽がその席でした) イケメンスタッフ(勁剛マネージャー)が案内してくれるとはいえ、ちょっと何だかなあって感じでした。お客にストレス感じさせるのはイクナイ。それを感じさせない制作さんがいる現場は、間違いなく良い座組です。
グッズにしたって、ランダムものはともかく、東京しか観れない人がパンフレットすら買えないのは どうなんでしょう。もちろん初めてだらけで発注数が読めなかったのは分かりますが、パンフレットは余るくらい作る方がいいと思うのですが。
後日通販するといっても、グッズってその場で買えるからつい財布の紐緩めてお金落とすものなので
通販より当日に確実に買う方がいいですよね。
そりゃ予算とかいろいろ考慮しなければいけない
ことがあるのは分かるんですけどねー。

(´-`).。oO (SPECTERパンフレットの再版で学んだんとちゃうんかい!)

ここまで書いてみて、こんなことは演じている彼らが一番よく分かっていることだし、自分ごときが
いちいち書くことではないとも思いました。
でも一応、公演期間中に感じた正直な気持ちは
残しておきたかったので敢えて書きました。
決して偉そうに語っているのではないので、
その辺はご理解頂きたい。
段々良くなっていくのを毎日観ていたので、やっぱり期待通りだと感じたし、アフターイベントは
どれも楽しかったし、本日のハッシュタグを毎日共有出来たのは嬉しかったなあ。
メンバーが後日あげたブログを読むと、決して良い雰囲気だけの打ち上げではなかったとあって、
当たり前だけど皆ちゃーんと分かっているんだなと思いました。たくさん反省してぶつかって、これからより良いものを作っていけるよう、劇団Patchがこれからも輝き続けられるよう、今回のジャー忍が
その礎となればいいな。


作品の内容についてなのですが、未だにいくつかの
事項について解釈が??な部分がありまして。
伏線が完全に回収されていないのが気になりましたが、子供の頃からジャンプっ子だったので、力技で
捩じ伏せるような荒唐無稽な展開大好きな私にしてみたらまあそんなもんかなーって感じでした。
でもさー、友だちとも言ってたけど、浪花忍法帖の中身が「笑う門には福来たる」ってwww
釈天様はピンチの時にこれを開けと言うてはったけど開いた中身がこれだと確実に敵にやられるわ!!
(笑)
原案というのがどこまでを指すのかは分かりませんが、少年ジャンプ漫画のような展開だなと思ったのは彼らが日常的にジャンプ読んでる層なので納得かなあと。
最強忍術と謳っておいて中身は結局それかーい!とか恵比三と毘沙丸が実は兄弟設定とか(初日のシルエット=走馬灯見たとき既に予測できていたw)、
二人のクナイが合わさって光が差すとか絶対どこかの漫画であったパターンよね?ね?笑
何よりメンバーがめっちゃ頑張って面白く見せてくれたと思います。


キャスト語りもしたいのですが、だいぶ長くなるので一旦切ります。また後日改めて其の②をあげますのでお待ち下さい。