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Patch stage vol10 「羽生蓮太郎」感想

4月20日~24日 全8公演 インディペンデントシアター2nd

やはり思い入れのある作品は個別で感想書きたくなるよね!というわけでハブレン感想です。
8公演全通しました。全通は作品にもよるけどけっこう苦行だったりするのですが、ハブレンはそんなこと全くなくて、舞台終わって友だちと別れる時に 「また明日」と言うことがとても嬉しくて、それだけに終わってからじわじわ寂しさが込み上げてきました。「また明日」劇中で何度も出てきたキーワードですが、何気ないけどずしっと心に響く言葉です。期間中パブロフの犬のごとく泣きそうになっていた私でした。
※ちなみに苦行と言うてますが全通すると決めたからには後悔はしておりません。これまでもずっとそうでした。誤解のないよう一応。
そんで末満さんが手がける最後のPatch stage。
末満さんあっての集客というのは否めないけど、いつまでも末満さん頼りでは劇団としての成長はないので、いつかはこの時が来ると思って思っていたからさほどショックはなかったのですが、やはりいざ最後となるとやっぱり寂しいなぁ。願わくば末満さん演出だからと観に来てくれていた客層がPatchなら観たいと思ってこれからも観に来て欲しい。
そういう意味では多少身内の贔屓目もありますが、ハブレンはこれからの彼らの行く道をはっきり示してくれた作品になったと思っています。

話はハムレットを下敷きにした昭和45年の大阪を舞台にした人情もの。ピースピットのれみぜやんを観た方ならすんなり入れたかと思います。
デンマークの王子さまはホルモン屋の息子になっておりました笑。
ハムレットは悲劇だしきっと明るい感じではないんだろうな、めっちゃ死人出るんだろうなとあれこれ予想しておりましたが幕が開くとそれらはスコーンと飛んで行きました笑。
あちこちにちりばめられた新喜劇テイストに末満さんやりよる…となりました。
シリアスな話にギャグを入れるタイミングが絶妙で、とかく批判されがちな中の人ネタも全く不快とは思えなかった。何よりキャラ名をもじってストーリーも原作をなぞっているのにちゃんと別の結末で終わらせるという手法が素晴らしかった。
己のことをハムレットだと自嘲した蓮太郎の明日はまだ続く。自らをホレイショーだと言った昌吾と蓮太郎の友情も。また明日が来るということが、今のPatchに対して言っているみたいでじわじわきました…ホント末満さんズルい…

月面を模した円形の舞台で11人のキャストが本役からモブまであらゆる役を演じ、暗転で小道具を運び、またいつものことではあるけど小道具製作も仕込みも自分達で出来ることは自分達でという本当にPatchらしい作品でした。規模の大小は関係ないです。今の彼らに相応しい彼らにしか出来ない作品、それが今回の「羽生蓮太郎」でした。

オープニングのキャスト紹介は群唱大好きマンな私にはたまらんかったし(一部のメンバーが毎回アドリブ入れてくるのも良かった)、皆、発声良くなったなあと思いました。あれだけ初っぱなから大声出していたのにちゃんと千秋楽までもってくれた!
ホルモン屋のシーンは電子タバコだけ若干浮いていたけど(まあさすがにホンマもんのシケモク使うわけにはいかないので)、モブのおっさん感出ていたし、あ、これもね、旗揚げ公演のOLIVER BOYSではモブの歩き方すらまともに出来ていなかったこと思えばすごい成長だなあと。
らんくん曰く「三好ワンダーランド」のシーンはひたすら小道具運ぶ星璃くん見ていました。
スライディングからの飛び込み前転とかもう俺得でしかなかった…!
大掛かりなセットはなくてもちゃんとそこは昭和45年の浪花坂だったし、照明の使い方もBGMも効果的で…なんか絶賛しかしてないけど本当にそうだから仕方ないです笑。

これ書いている間に勇歩くんがブログ更新したのですが、今回の主役は消去法で決まったというの、何となく分かるなあと思いました。
他のメンバーでもありだったのかもしれないけど、でもやっぱり蓋を開けたら勇歩くんが一番しっくりくる、そんな感じ。他の役を演じたメンバーも同様。皆、それぞれ役を自分のものにしていたなあとしみじみ思うのでした。元々外部仕事が入っていたメンバーはともかく、後の1期の義くん健人くんは敢えて外したのかなと後から指摘されて納得したりしました。
日替りメンバーに声の出演、劇団員全員で作り上げた作品に胸アツです!

まだまだ語り足りませんが長くなりそうなのでキャスト語り他はまた別記事にて。

2017年3月

4演目17ステージ

3月1日 X-QUEST「ファントム・ビー」(下北沢駅前劇場)
2回は観たかったのですが日程がサンサーラとドン被りでこれ以上休めなかったので1回のみ。
ダークファンタジーぽい煽り文句だったのに、どっちか言えば笑っている割合の方が多かったような。
そして、正直なところ結局何だったんだ?みたいなお話だったので感想が難しい…
多分リピートしても全部は理解出来ないかも。
でも面白かったからまあいいかってなりました。
クエストさんらしい豪華な衣装と派手なアクション、狭い駅前劇場の最前から観る景色は素晴らしかったです。
ちょうどフランケンシュタインの舞台やっていたので、淳さま演じるFの本名がアンリだったり、ヴァンパイアハンターのコンビが出てきたり、主人公の大野さんが人間と吸血鬼のハーフでダンパーって名前だったり、遊びがいっぱいで面白かったです。
そして清水さんとトクナガさんにけも耳つける発想はなかったです…トクさん、素敵…!
Fと執事シャドウ…塩さまの衣装が萌えの塊でした。元々二人は親友同士だったとか、Fは血が足りなくなったらおバカになる設定とか狙い過ぎていていっそ潔かったw
アサヒとユウヒ…可愛くて綺麗で演技のクォリティ高い女優さんは文句なしに推します。
宮島小百合ちゃんと白井那奈ちゃんペアは俺得でしかなかった…。さゆりんははっちゃけている役とシリアスとのギャップがいいんだよなあ
ガブとメイ…天使のような悪魔(ガブリエル)と悪魔のような天使(メフィストフェレス)は身体能力ハンパなかった。門野くんは勿論のこと初めて観る渡辺くんもカッコ良かったなーまた観たいなー


3月1日~5日 「サンサーラ式葬送入門」(シアターKASSAI)
過去記事にて単独で感想あげていますのでそちらをご参照下さい。
クエストさんと被っていたせいで梯子観劇する関係者多かったですね。毎日誰かしら観ていました。


3月19日 HPMシアターカンパニー「アラビアの夜」(インディペンデントシアター1st)
連休なのに観劇予定がなくて寂しかったので入れてしまいました。
実は初めて観る団体さんです。キャストの中に澤田誠さんがいらしたので彼目当てでした。
私が観たのは澤田さん出演のアラビアチーム。
海外の戯曲は当たり前だけど日本人向けには作られていないなーというのが大雑把な感想かな。
現実と虚構の間がわざと分かりにくく作られているのだけど、それはそれで楽しめたのでよし。
ト書きも全てキャストが台詞として喋ってしまう演出もあまり観ないので新鮮だった。
あとけっこう表現がエロい!笑
勿論服を着てはいるのだけど全裸に近いかっこうとか言っていて、それでチャイム鳴ったらドア開けるってすげーな!さすが海外だな!といらんツッコミしつつ割とあっという間でした笑。
澤田さん演じる管理人さんが一番役得だった…
龍の羅針盤で澤田さんに落ちたBSPファンの方々とご一緒出来たのが嬉しかったなー


3月23日~26日 劇団ショウダウン「ドラゴンカルト」(芸術創造館)
1月末の東京公演から2ヶ月経っての大阪公演。
なんかめっちゃ見易くなっていた。
そらもう私が1月に東京で感じたあのモヤモヤは何だったんだってくらいに(笑)
まず、キャストの人数が増え、一部は東京とは違う人が演じていました。それと、香川の犯人の自殺を幇助したのが取り調べにあたった刑事だったという設定が増えていました。元からある設定だったのが分かりやすくされていたというのが正しいかな。
またキャストさんも台詞の言い回しを変えることによってより感情表現が分かりやすくなって響いてきました。キャスト変更で笑えるシーンが増えて、関西向けになったなあと思ったり。サイバー班の比良坂は東京もお笑い系の方でキャラ立っていたのですが、大阪は更に濃いキャラになっていました笑。
(お笑いではなく普通に役者さんです)
また海外からの助っ人トリオの1人もキャストが変わってバージョンアップしてました。助っ人トリオの自己紹介シーンは回を追う毎に面白くなっていた…。おかげで大阪初見の友達がアーロン(星璃くん)はお笑い枠だと思ったらしい笑。一番仕事してるっての!笑
何度も観ているとそこかしこにヒントが隠れていて、アイコンタクトしていたりモブシーンでキーになる人物が横切ったり。こういう気づきが出来たのも収穫でした。暁に死を唆され怯える財前、それを見放して仁科の方へ振り返る暁の表情の変化が絶品でした。林遊民さん、丸顔で幼い顔立ちなだけにサイコパスの演技とのギャップがすごいなと思いました。暁がドラゴンカルトのトップだと判明するクライマックスへの絞り込みは大阪公演でかなりブラッシュアップされていたなと思います。
といっても全てに満足というわけではなく。
やっぱりアーロンの起用なんかもっと上手く出来たんじゃないかなあとかね、言い出したらきりがないのですが。あと説明台詞を噛む人が何人かいたこととか。まあこれは説明台詞が多いから仕方ないといえばそうなんですが。
何だかんだ書きましたが、勿論これだけ書いているのだから観て良かったのは間違いないです。
東京大阪と見比べることが出来て楽しかったです。


演目の数と公演数が全く合っていませんが通常運転ですので気にしないで下さい(笑)

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客演感想③(2016年)

今回は2016年分一気にいきます。去年は何だかんだで上京回数も増えました。


【Second You Sleep】ENG
20160518~0523
会場:上野ストアハウ
DVD:有

東京での客演の機会が増えると私自身も向こうで観る方々で好きな人気になる人が増えます。
元々ボクラ団義さんは必ず本公演は観るようにしていて、ENGさんもラスマの頃から面白そうだし周囲の評判が良かったので、いつか出て欲しいと思っていました。(ラスマは生では観れてなくてENG公演は関ケ原~からですね)(というか私も本人にENGさん出て欲しいと言っていた)
なのでENG公演の主演決まってテンション無駄に上がりました。星璃くん初の座長です。
単独ではなくメインのキャストがWなので、上本真央くんとふたり座長ですが単独主演です。
当初は星璃くんの翠チーム全部行って、真央くんの碧チーム方は2つくらいにするつもりが、主役は片方のチームにもアンサンブルで出ることになったので気がついたら碧も増やしていました。(1公演だけ別の予定入れていて観れなかった)頑張った!笑
舞台は幕末。周囲から虐げられてきた青年と結核と脳腫瘍で余命いくばくもない二人の少女が出会い、
変わりゆく時代の波にのみ込まれそうになりながらも、彼らは美しい五色の沼を目指す…
はい、もうあらすじ思い出しただけで泣けます。
実際毎日泣いてました。何が良かったって本当の意味での悪人が誰もいなかった。一見憎まれ役に見えてもその人間臭さが私には共感するところが大きくて、どのキャラも大好きでした。見方を変えると悪役ではなくなるというよくあるパターンです。
主人公カイマ(星璃くん真央くん)は所謂身分カーストの最下層に位置する人間で、書物を暗記する能力に長けているが、それがまた彼が化け物呼ばわりされる原因となり、あちこちで蔑まれていたのですが、彼を決して下に見ることのない人達に出会い、彼と彼の周囲の人間が変わってゆく様は、美しくて悲しくそして何より優しい世界でした。キャッチコピーの「人はキレイなものを見ただけ寿命がのびるんだ」はまさにその通りで、私もきっと何年かは寿命がのびたはずです。
初の座長ということで考えることも多く悩んだのだろうなと思われますが、演出の福地さんが星璃くんの可能性を広げてくれたと思います。ここでの共演者と星璃くんが仲良くしているのを見ると嬉しくなります。特にWヒロインの大友歩さん@くいなと水崎綾ちゃん@トキ、主従関係だった門野翔くん@藤沢先生。当時のことを思い出すだけで泣きそうになるのに、DVD見たら更に泣いてしまうのは目に見えているので、未だにDVDを通して見れません←
でもENG次回公演メトロノウムへの出演が決まったので、ちゃんと見ようと思います。
ちなみにENGさんは毎回DVD発売イベントがあり、こちらも去年の12月にあったので行きました。
先に会場でBlu-ray予約したのですが、コメンタリーメンバーがキャスト違うということで、ついDVDもイベント時に買ってしまいました。(DVDは翠チームが担当だった)
布教用です(笑)


【The Fiend with Twenty Faces 幻燈の獏】A-CRAFT
20160608~0612
会場:シアターKASSAI
DVD:有

セカスリ後すぐの発表でした。紅蓮~の前田さんのご縁でバンタムクラスステージ細川博司さん演出作品へお呼ばれです。バンタムクラスステージさんは元々関西で活動されていて、私も名前だけは存じていたのですが、多分私が地元で小劇場観るようになったくらいに東京進出されたのかな。初めて観る方でしたが…超好みの話を作られる方でした。
映画を観るような感じというのか、私自身は映画館があまり好きではないので映画を好んで見に行くことはしませんが、細川さんが映画マニアの方なので、これを映像にしたらカッコいいだろうな~という見せ方が大変素敵でした。
李香蘭甘粕正彦大杉栄といった史実の人物と江戸川乱歩の作品に出てくる怪人二十面相、小林少年、明智小五郎を名乗る者達が交錯し、そこに絡む人の夢に侵入し食い尽くす機械「獏」という妖しくも耽美な世界観に一気に引き込まれ持っていかれました。(割とグロテスクな表現もありますがそんなに怖いものではありません)
時は戦前。星璃くんは満州に常駐する関東軍の野心に溢れる軍人栗田。甘粕と過去に何やらBLを連想させる関係があり、自身も部下の美少年半次を侍らせているという、まあ何といいますかわたしのオタク心を刺激する役でした。足を組むだけで十分エロス!というのが細川さんの手腕により認識させられました…
軍服はいいぞ!!笑
BLBL言うてますが、この作品の面白いのは一部の男役を女性が演じているところなんですね。
主人公のシャオリン、半次、撮影所の下働きの孤児達を女優さんが演じておりました。可愛くて綺麗な女優さんが男を演じて芝居の中でBL風な場面(顎クイシーンが6回もあった!)を見せるって倒錯的だけど素敵じゃないですか?
他にもキモオタ風男と少女の一歩間違うとヤバそうな関係(実際物語のクライマックスシーンはこの関係が胆になっていた)なんかもあって、背徳的な中にある種の美しさを感じずにはいられませんでした。乱歩らしいエログロと清純の見事なコラボレーション!私ももっともらしい表現をしていますが稚拙ゆえあまり伝わらないかと思うので、これは是非DVDでご覧頂きたい…
私が特に好きなのは戦前が舞台なので台詞回しが若干古典的というか現代ではあまり使わない言葉での会話と、オープニングのキャスパレです。
使用されていたのがピアソラの「Muerte del Angel」という曲でこれがまためちゃくちゃカッコいい!聴いてすぐピアソラだと分かりましたが、タイトルが分からない上にYouTubeで検索しても出てこず、翌日細川さんに聞きに行きました笑。


【THE SHORT CUTs SEVEN】バンタムクラスステージ短編集
20160910~0919
会場:高円寺アトリエファンファーレ
DVD:無

すっかり意気投合したほっそんのホームへの客演です。(同世代のオタク同士ということで親しみを込めて以降細川さんのことはほっそん呼びで)
パンフレット読んだら幻燈の獏の時にお話貰ったってあったから、すごいなあその場の勢いもあったとしてもよっぽどウマがあったんだろうなーと思いました。過去作品のリメイクと書き下ろし、ゲスト脚本の2本を含めた3チームによる7本の短編集。
星璃くんは2本の作品に出演。

A-1「わたしのラベル」
世間を騒がせたゴーストライター音楽家の事件をモデルにしたコメディ風にするつもりが予定が変わってシリアスで高尚で耽美になりましたな作品。音楽家(福地教光さん)、医者(星璃くん)、貴族の令嬢(宮島小百合ちゃん)の3人芝居。身を持ち崩して己の作品を売って金を作ろうとする音楽家、薬代を取り立てに来たと言いつつ実は音楽家が心配な医者、音楽家の作品を金で買い自分のものにしようとする貴族の令嬢。静寂な中に流れる緊張感がとても心地良かったです。
さゆりんの高貴な美しさに見え隠れする音楽家を見下すかのような冷たさがたまらんでした。若いのによくできた女優さん。教光さんは実年齢よりかなり上の老人役が違和感なかったし、二人と対等に渡り合っている星璃くんはとても素敵だった…

C-1「クリーク・ブロー」
所謂ヤンキーもの。私の引き出しにヤンキーものは存在しないと思っていたので、最初はあまり思い入れられなかったのですが、何度か観ていく内に段々皆が可愛く愛しくなってきました。ヒロキ(星璃くん)が働くことになった憧れの先輩の経営する自転車屋は実は犯罪に手を染めていた。軽い気持ちで強盗に加わったもののチームはやがて崩壊していく…というストーリーですが、短編なのでさほど重くなく、関西弁が飛び交っていたこともあり見易かったです。星璃くんの巻き舌ヤンキー口調は非常にハマっておりました笑。
ヒロキはヤンキーの浅はかさゆえに強盗をしてもちゃんと悪いことだと分かっていて、自転車屋の待遇がおそらく首都圏なのに時給が大阪の最低賃金より安いとか、19歳なのにアヤコに火貸してと言われ「もう止めたから持ってない」とか童貞かと聞かれてそんなわけないやろとか、ツッコミどころいっぱいなのも可愛く見えてくるというね笑。
わたし的見処は、黒幕マカベの女アヤコに迫られるシーンかな。後ろから抱きつかれるところで「いいぞもっとやれ」となりました笑。アヤコ役の福田真夕さんは年上の素敵なお姉さまでした。
短編だったので細かい設定はぼかしていたけれどいつか長編で観たいなと思う作品でした。

この他、星璃くんはA-2「黒豆」にもアンサンブルというか黒子的出演しています。黒豆はPMC野郎吹原さんのゲスト脚本で、とにかく場面転換が多くて1人何役も兼ねていたのですが、負担が大きいということで星璃くんが出ることに。ええーっ!となってしまう爆笑ものの使われ方である意味美味しかったです。本人はだいぶ疲れたと思いますが。

星璃くんが出演していないBチーム含め全て観ましたが、それぞれタイプの違う作品で楽しかったです。違う組み合わせで観れるからリピートしても飽きないところが良かったなあ。


ファウストの檻】BLACK★TIGHTS
20161103~1106
会場:インディペンデントシアター2nd
DVD:有(後日正式販売予定)

久々の大阪だけでの公演です。メンズオンリーで送るゲーテの「ファウスト」を元にしたアクション満載のミステリー&ファンタジー。2年前に見損ねたブラタイさんを漸く観ることが出来ました。PMC野郎の加藤さん主演で星璃くんはその弟役。悪魔メフィストが仕掛けたデスゲームとその参加者の愛憎入り乱れる物語は女子の好きな要素がいっぱい詰まっておりました。皆、好きでしょ?ある誤解から敵対するようになった親友同士とか、姉の未来の夫にツンデレかます義理の弟とか!笑
錬金術が用いられており心臓移植とかカニバリズムとか少々グロテスクな表現が多用されていましたが、そういうの苦手でなければエンタメ性高いし泣けるし満足出来るのではないかしら。
全10公演でしたが1日3公演の日が2日あり、インターバル短くて演者も大変だったと思います。
今回、キャストの体調管理の為のトレーナーを雇う為のクラウドファンディングがありました。かなりハードな舞台だったので皆さんが怪我なく過ごせるならと参加しましたよ。
稽古期間中は充実してるねんな~と感じられ、日々ツイートをチェックするのが楽しみでした。京都大阪神戸で1日チケット手売りとか、ハロウィーン日本橋で衣装つけたフルメイクで宣伝からのツイキャスとか、事前の企画も楽しかったです。


初等教育ロイヤル】爆走おとな小学生
20161123~1127
会場:新宿村LIVE
DVD:有(販売予定)

11月に2本というハードスケジュールの中、奇しくもどちらもバトルロワイヤルな作品でした。
あらすじを聞いたとき、西田シャトナーさんの「熱闘!飛龍小学校アワード」みたいな感じ?と思いました。いや私は飛龍~は観ていないのですがね。
飛龍~と違うのは大人が存在していること。
若いキャストが多いし、初めて観る団体さんだからどんな感じか観たことのある友達にリサーチしました。凝った演出はなくて分かりやすいけどアイドルが多く出演するからイベントも多いよとのこと。
演技のクォリティ的に心配な面は正直ありましたが、実際観ても確かに稚拙な面はあっても一生懸命さが伝わってきて、彼らにしか出せない良さがあったかなと思いました。校長室への入室を巡って各学年がバトルロワイヤルというなかなかエグい話で、目的の為には手段を選ばない小学生は怖かったけど、世間にありがちな不条理を子供の世界で表現する手法は新鮮でした。苛めのシーンなんかは観ていて辛かったけど。星璃くんは最強の小学1年生鈴木くん。黄色い制帽に短パンソックスランドセルという今後まず見られない姿でした。ていうか体型からして1年とか無理だろ!!笑 しかも何で体操服の袖ないねん!笑 共演者からもツッコまれていました。金と権力とルックスに恵まれた最強の1年なのに同級生の女子達の奴隷でパシらされてました…子供の頃は女子の方が強いという皮肉ですね。
オリバー以来の素手でのアクション、カッコ良かったなー。それとアイドル女優やグラビアの子が沢山で、毎日可愛い女の子が観れて目の保養でした。
チケット代まあまあ高かったし、アイドル出演舞台にありがちなS席特典リピーター特典とありお財布には厳しかったですが、楽しかったのでよし。


【カエルエカ】ツツシニウム
20161220~1224
会場:両国門天ホール
DVD:無

Twitterで12月予定ない!一緒に何かやる?是非!というやりとりを福地さんとしていて、それが実現した企画でした。ありがとうございます。
幽霊が出るという噂の廃墟で胆だめしという名目で目当ての女の子と仲良くなる為に合コンを画策する軽薄な大学生達。そこに現れた女の子は先の震災で亡くなった娘の幽霊だった…
1時間ほどの会話劇でしたがテーマがテーマなので軽い芝居に見えてけっこう深かったです。
登場人物名は全てキャストの名前でした。ショウリくんはナナミちゃん(七海とろろちゃん)に片想いで全く相手にされていませんでした笑。しかもエンディングでナナミちゃんのおっぱい触ってアッパーカット食らっていた笑。結果的にデフォルトなオタク口調とファッションのシンタロウくん(福地さん)が一番美味しい想いをしたので作者の特権いいなーとなりました笑。

以上、2016年分でした。読んで下さりありがとうございましたm(__)m

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客演感想②(2015年)

1記事につき4作品のつもりでしたが、サンサーラ式はこの前単独で感想あげたし、ドラゴンカルト大阪公演はまた3月分の感想の時に一緒にあげるので、今回は2015年残り4つについて。

新選組オブ・ザ・デッド】VAP PRESENTS
20150502~0504(大阪)、20150513~0518(東京)
会場:HEP HALL(大阪)、CBGK シブゲキ‼(東京)
DVD:有

ボク団久保田さん演出に二度めのお呼ばれです。
バナナマン日村勇紀主演映画の連動企画な舞台化。
映画観てなくても舞台で映像解説あるので話は分かりますが、やはりより楽しみたいし舞台キャストのメインどころが出ていたので映画も観に行きました。東京では上映中何度もキャスト登壇があり、星璃くんもちゃっかり混じってました笑。
映画は新選組の下級隊士がばらまいたゾンビウィルス感染で京都の街にゾンビが大量発生する物語。
舞台はそれの後日談。星璃くんは藤堂平助役でした。一応、組長役ですがメインは沖田総司の真山くん、原田左之助の榊原徹ちゃん(キュウレンジャーのスパーダですね)、山崎烝の川岡さん、見習隊士勘助の悟朗さん辺りでしたので、さほど出番は多くなかったのでした。大阪公演あったけど、やっぱり東京でも観たくてどちらも行きました。星璃くん観たいのと何よりこの頃既にボクラ団義の皆さんがもっと観たいと思うようになっていたので笑。
小劇場の役者さんに映像メインの俳優さん、アイドル、お笑い芸人が混じって楽しい作品でした。ゾンビ人間いっぱい出てきたけどホラーではありませんでしたよ!笑
星璃くんの出番で一番美味しくて面白かったのは、土方副長にウィルスに感染していないか確認するから脱げと言われて皆で上半身裸になって肩やら胸を平手打ちリレーするというコントみたいなシーンでした。星璃くんの体つきが素晴らしかったです。
それと、平助は長髪設定でして、ロン毛ヅラがとてもお似合いでした。2015年に入ってから髪を伸ばしていて、この年は私も彼の長髪にとても愛着がありました。


【倫敦影奇譚シャーロック・ホームズ~銀髪の使者と七人の容疑者】タンバリン・ステージ
20150617~0621
会場:六行会ホール
DVD:無

新選組OTD終わってすぐに解禁されました。
公演情報は既に出ていたのですが追加キャストとして連続で久保田さん演出作品への出演です。
安宅十也さんの漫画原作のオリジナル脚本。
一旦大阪帰ってラジオ収録からのソッコー東京戻って稽古というハードスケジュールをこの後何回かやっています。
この公演、何と直前に主演が降板しキャストが急きょ変更というそうそう例を見ないハプニングがありました。小屋入りしてからだったかその前かは思い出せないのですが、本番まで数日でした。
主人公ホームズが容疑者オールデイカー役の竹石悟朗さん、オールデイカー役が星璃くんに変更されまして。星璃くんが演じるはずだった街の情報屋のリーダーウィギンスには山崎大輝くん(キュウレンジャーのナーガですね)が呼ばれました。
そもそも久保田さんの話ってめちゃくちゃ情報量多くて台詞も長いのです。話の性質上、主人公ホームズの説明台詞が多いので、いくら自劇団の作演でも3日やそこらで台詞を覚えるのは相当難しい。
そこで悟朗さんには台詞が書いてある手帳を見ながら話すという演出がつけられました。
カンペだけど推理を披露しながらなので不自然に見えなかったのは幸いでした。
台詞覚えが早い星璃くんが、今回に限っては悟朗さんが稽古で作り上げてきたものを自分で一から作り直すという大変な作業でしたが、幕が開いたらそこにはちゃんとオールデイカーな星璃くんがいました。オールデイカーは頭が切れそれでいて超イカれたキャラクターなのですが、狂気的な高笑いをする星璃くんはめちゃくちゃカッコ良かった…
降板事情を知らない人が後から「オールデイカー役の人が代役なの知らなかった!交代してあの出来ってすごい!」と一様に言っていて嬉しかったなあ。
千秋楽ではついに悟朗さんが手帳を持たずに演じて胸アツでした。そして星璃くんがここまでやってくれたこと、久保田さんが2人を信じて任せてくれたことが本当に嬉しくて、終演後はボロボロ泣きました。この人を応援することが出来て幸せだー!と声を大にして言いたくなる、そんな舞台でした。
しかし、急きょ変更の弊害はあれこれありまして、パンフレットは写真差し替えで他キャストは衣装写真なのに悟朗さんと星璃くんと大輝くんはオフショットのみ。テキストは元の役のまま。グッズのブロマイドも衣装写真はなし。元役のブロマイドはお蔵入りとなりました。DVDも当初は出る予定が結局はなくなりました。星璃くんのオールデイカー、生で観れなかった人にめちゃくちゃ観て欲しかったのになあ…大人の事情には逆らえません。
最悪の事態を乗り越えられたので、今後何があっても星璃くんならやりきってくれる、という確信が持てるようになりましたが、こんなハプニング経験しないで済むならその方がいいに決まってる…
私もめったにない経験が出来ましたが、出来ることなら予告通りのものが観たいです。
DVDにならなかったのは残念ですが、素晴らしい作品を生で観ることが出来たのはちょっとした自慢ですねてへ←


炎のストッパー津田恒美物語「バイバイ」】演劇集団よろずや

20150715~0717(東京)、20150801(広島)
会場:座・高円寺2(東京)、広島県民文化センター(広島)
DVD:有

子供の頃カープファンだった時期があり、津田投手が好きだったので、こんなん絶対泣くやんってなってやっぱり泣いてしまいました。
星璃くんは当時若手の期待選手だった現監督の緒方孝市。試合や練習のシーンもあるので、サッカーばかりだった星璃くんが野球の動きをマスターしなきゃいけなくて、稽古はなかなか大変だったようです。おかげで腕とかすごいムキムキになっておりましたよ。実在の選手のフォームに似せて演じるというのがよりリアルを追求していました。津田投手役の寺田夢粋さんのお顔がだんだん本人に見えてきたくらいでした。あと早川丈二さんが北別府投手役で、顔は似てなくてもちゃんと頬を赤くしていたことや、達川さん役の方のコンタクトレンズ落とした仕草とか、拘っていたなー。東京公演ではカープのレプリカユニフォームを着た人が沢山居た!広島では更に増えていました。当たり前か。でも広島では観劇経験がないお客が多く、マナー違反する人がかなりいて、そこが残念でした。
あとやっぱり寺田さんの作品は幽霊出すんですね←


【十七人の侍】企画演劇集団ボクラ団義
20151120~1129
会場:CBGK シブゲキ‼
DVD:有

久保田さん演出作品への出演が続き、そろそろボクラ団義本公演へ呼ばれないかなと期待していたのでこれはめちゃくちゃ嬉しかった!
あまりに嬉しくてついに全通してしまいました。
ボク団さんは観劇回数に応じてスタンプラリーの個数毎に景品が貰えるのです。全通で貰えるフォトブックがどうしても欲しかったのと、やっぱり好きなカンパニーで観れるのが嬉しかったからホント勢いだけでやっちゃいました。
お話は砂にまみれた架空の世界で繰り広げられる東軍と西軍の侍と呼ばれる者達の達の争いに新興勢力が加わって、更に争いが広がるという、実はそれはあるクリエイターが作ったゲームの世界での出来事で、キャラクターを自分や周りの人々に当てはめ、彼の妹がゲーム世界に入り込んで…というもの。星璃くんはゲーム制作会社にいた若手社員がモデルのキャラ「ヨキチ」、相方の同僚を模したキャラと姉御肌の先輩と3個いちでした。ブロマイドやパンフレット用のビジュアルがロン毛をくるくる巻いていてとても良かったのですが、舞台ではチークと眉毛が異常に濃い個性的な(…)ビジュアルでした。多分、どんくさい感じを出したかったのかなあと。強い敵を見たらさっさと逃げるちゃっかりものでいつも姉御に怒られているような可愛い奴でした。Patchのホームではまず観られない役でしたねー。
全通したことは後悔していませんが、何せ疲れました。久保田さんのボクラ団義本公演は2時間半以上あるし、それがマチソワ続くと体力も消耗します。なかなかの苦行でした。


2015年は以上です。夏以降は幽悲伝の稽古や小道具制作も同時進行でかなり大変だったようですね。

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客演感想①(2013~2015年)

推しメンこと星璃くんの客演作品の数が増えてきたのでTwitterだけでなく感想を改めてまとめておきたいなあと思ったりしたので書いてみました。

とはいえ、もう3年以上前のツイートを引っ張ってくるのも面倒なので、改めて当時のことを思い出しつつまとめます。あくまで自分用とあと少しは布教目的もありますが、詳しく親切な感想にはならないと思いますのでその点ご了承下さい。

DVDの有無も入れてみましたが現在販売可能かどうかは各団体様にお問い合わせ下さい。

【Evergreen Online/EDIT】ALTERNAIT produce
20130705~0708
会場:インディペンデントシアター2nd
DVD:有

記念すべき最初の客演ていうかPatchで初めて客演として他団体さんに呼ばれたのが彼なのでした。
といっても私はこの頃まだPatchを応援していこうとふんわり思い始めていた頃で、まだ星璃くんのことは松井さんと並んで喋りが巧いメンバーくらいの認識で、興味はあるけど単独で小劇場に乗り込む勇気がなく、仕事の都合もあったけど行けなくはないけど無理はしたくないというスタンスだったので、結局行かずに終わりました。
で、数ヵ月後にどうしても観たくなって(というかもうこの頃には既に推していた)DVDがブラック★タイツさんの「桜×心中」で販売されるというのを聞きつけて、当日券で入ろうと思い世界館まで行ったのですが…当日券求める人が多過ぎて開演時間も迫っているのに列は全く進まなくて、もう観劇は諦めて列を抜けて物販コーナーに突撃し、DVDだけ買って帰りました。このおかげで私は後述予定の「ファウストの檻」初日を初めてのおタイツ半額にて観れたのでした(という後から判明するエピソード)
トーリーはオンラインゲームのプレイヤー達のオフの世界と彼らがゲーム内で演じるキャラ(アバター)の世界が交錯する群像劇。
星璃くんの役は主人公のサラリーマンのアバター「ギド」。いかにもRPGのキャラな派手でひらひらした衣装なのですがお馴染みウェンディーさんでした。アバターの衣装はどれもステキだったなー。
ギドがレベル1のへっぽこから段々上がっていくと顔つきも精悍になり、殺陣も上手くなって成長していくのが見応えありました。仲間の女の子に告白されても答えられないところ、主人公が病んでいくのにリンクするところもまたよし。
共演者が関西小劇場で活躍している面々で、私は早川丈二さんをこれで初めて拝見したし、先日終わった「ドラゴンカルト」で共演した林遊民さん、和田雄太郎さんもここで知り合っているのね。
星璃くん、主人公のアバター役でDVDパッケージに映っているのに、クレジットはまだ下の方。
まだまだ発声も下手だし、殺陣はこの後の白浪で本格的に学んだみたいです。発展途上のまだ手前な星璃くんですが、初々しいのは間違いないです。
でもパンフレットの紹介写真見るとちょっと老けて、違う、何となく垢抜けてないように見える。
この後急速に可愛い系になります(笑)


【盆がえり】演劇集団よろずや
20140808~0810
会場:シアトリカル應典院
DVD:有

客演2作めにして主演です。Wですが主演です。
主人公が若夫婦ということでWなんですね。
広島の山間部にある古い家の三女が婿養子をとり家を継ぐ為に実家に戻って初めてのお盆を迎えるある日のお話。
星璃くんは婿養子の若旦那ですが東京で働いていたので広島弁ではありません。
天然ぽい奥さんを見守る優しい旦那さん。ちょっと尻に敷かれてなくもない(笑)。
平和そうに見える義実家だけど、長女は仕事を抱えて帰省し、次女は彼氏との別れに悩み、三女は流産した過去に囚われ、田舎の1日が過ぎて行く。
淡々とした地味な話ですが、独り暮しをしている自分には割と刺さるところもあり泣いてしまいましたねー。特に長女は家督を継ぐのも三女に任せて仕事一筋な人で、電話越しに苛々をぶつけているのが観ていてつらかったなあ。彼女のように仕事が出来るわけではないけど、設定上は一番年齢が近いからやはり一番感情移入出来た。
浴衣姿で亮治くん(星璃くんの役名)がここを終の棲家にしたいと言うラストシーンは毎回じーんとなっていました。
実は台風直撃がありまして、大阪市内はさほど影響はなく普通に電車で行けたのですが、遠方から来る予定の人は電車不通で来れなかったりと大変でした。


【紅蓮、ふたたび】A-CRAFT
20141008~1019
会場:笹塚ファクトリー
DVD:有

初の東京進出作品です。二十歳やそこらのキャリア浅い若手が劇団結成2年で東京で客演するってすごくないですか?!私はすごいと思います!
まだまだ客演するメンバーがいない中、星璃くんひとり抜きん出ているなという印象。
今でこそ2.5舞台に引く手あまたなメンバーも増えましたけどねー。
さて、この「紅蓮、ふたたび」を語る前に私とこの作品の演出の久保田唱さん主宰の「企画演劇集団ボクラ団義」について書かせて下さい。
2013年12月、たまたまあるきっかけで芸創館に東京の劇団の公演を観に行きました。それがボク団さんだったのですが、今まで観たことないタイプで面白かったのでまた機会があれば観たいなーと思っていたのです。そして星璃くんの初めて東京で客演が決まり、スタッフや共演者の名前を見たら「えーーーっ!去年観たあそこの人らやん!!!」…ここで私の運命は決まりました。
さすがに全部は行けなかったのですが、12日間の公演期間中、4回上京しました。トータル金額としては全通したくらいのお金がかかりました後悔はしていません(アホです)
元々第1作がありその続編なのですが、前作観てなくても独立した話なので理解できたし、何より私が大好きな日本刀が拳銃より強いB級風アクションだったので楽しめました。
星璃くんの役は、復讐に生きる殺し屋桜花の部下の1人「雷火(ライカ)」。他に2人いる部下達とは一線を画している風で、ヒロイン紅蓮(めちゃくちゃ強い)に横恋慕して桜花にボコられる。得意方面のキャラですね。
毎回アフターイベントがあり星璃くんはMCを努め、めちゃくちゃ馴染んでいました。コミュ王本領発揮です。松井さんと当時ドラマで東京にいた山田くんが観に来て、松井さんがアフタートークのゲストに出てくれたのですが、借りてきた猫のように大人しかったです笑。そんな松井さんも今やすっかり東京で活躍するようになりましたね。
キャスト降板→交代が何度かあって大変でしたが、この後も共演するボク団さん他、木本夕貴ちゃん、吉田宗洋さん、鈴木聖奈ちゃん、秋吉織江ちゃん、小川大悟さんを観れたし、笹塚ファクトリーも今は閉館になったので、この「紅蓮、ふたたび」は本当に私にとっては思い入れのある大切な作品なのです。この縁を大事にしていきたいと思っています。
ちなみに初めて観たボク団さんの「虹色の涙、鋼色の月」のイセ、「紅蓮、ふたたび」の村雨は竹石悟朗さんの役の中でも大好きなキャラです。


【Take me out to the moon】太子堂事務所
20150327~0329
会場:シアトリカル應典院
DVD:無

よろずやの寺田夢粋氏の教え子達の発表の場ということらしいです。今回は卒業公演みたいなものだったようです。SPECTER終わってすぐでしたが、稽古は2014年から行っていたみたいで星璃くんも本公演の合間を縫って参加していました。
公演は完全Wキャストで、ムーンチームとルーナチームに分かれ、星璃くんはムーン。同じチーム内に納谷健くんがいたことを補足しておきます。
お話は病弱で空想好きなヒロインの家族や友人や元カレとの交流、月に執着することと彼女自身の成長を描いたもの、なのですが、若干分かりづらいというかおそらくわざと現実世界の話をふんわりとしたファンタジー風に演出しているのかなあと。
星璃くんはヒロインの元カレ、納谷くんはヒロインの同僚で「○○っすねー」と軽い感じの人物でしたが、可愛い系なのに声が渋かったです笑。
演出の特徴なのか(盆がえりも同じ方)、割と死んだ家族の幽霊を出してくるんですよね。盆がえりはお母さんで、今回はお父さんでした。とりあえずグリーングリーンの歌は反則やわ←


まずはここまで。2015年続きはまた近日中に上げます。

「サンサーラ式葬送入門」感想

3月1日~5日 シアターKASSAI 全8公演

Twitterでけっこう沢山ツイートしたこともあり、思い入れ強い作品になりましたゆえ、月毎の記事に入れるのは勿体なくて個別の日記にしました。

えっと、このブログで何度か推し、推しくんと表現しているのは劇団Patch星璃くんのことです。
ご存知の方多いかと思います。中河内雅貴くんも推し役者で他にもおりますが、一応そういうことでよろしくお願いします。
基本、彼の出演舞台は可能な限り観ると決めているので今回も全8公演観劇です。

初見では分かりにくかったけど、3公演め、サイドの下手席で見た時、あーそういうことか!と理解できたことが多かったです。
KASSAIプロデュースではお馴染みの、正面と下手が選べる自由席。演者のスペースに更に四角い台を作って主にそこで演じているので、下手サイド特有の見え方が楽しかった。半分は下手サイドで観ました。

多くの方が同様に仰っていたのですが、殺人のシーンを何とも思わず時には笑いながら観ていて、ふと我に返るとぞっとしたというのが主たる感想でしょうか。笑いが起こるのはキャストの演技力がすごいからそこまで引き込まれるわけですが、やっぱり普通に考えたら怖すぎます。それがお芝居の中の出来事であっても。そこまで考えて作られたほっそん(演出の細川博司さん)すごい…

細川作品に触れてまだ1年未満なのですが、私の考える彼の作品の最大の魅力は「背徳の中にかいま見える清純」だと思うのです。
今回の象徴は藍川くんでした。藍川くんが星璃くんでなかったらあんな神々しいオーラ出なかったかもしれない。ブレザーでなく詰襟をチョイスしたのもGJでした。18歳の少年が親くらい年上のおじさんにタメ口で喋り、おじさんも敬語で話すという俗っぽい言い方をすれば「萌え」がそこにありました。
ほっそんは星璃くんの可能性を無限大に引き出してくれると思っております。
自分でもすごいこと書いてるなと思いますが、推しだから仕方ないですはい(笑)

さてここから各キャラクターについて語ります。
長くなりますがお付き合い下さい。

男(仮名:工藤清顕)
小沢さんのイケボが大好きなのですが、今回自分を売って金を作るという衝撃的な役で、初っぱなから巨大オカマに前立腺弄られるシーンで固まってしまいました。しょぼくれた中年のおじさんが虐められるのにキュンとなってごめんなさい。
他人の戸籍を与えられ、工藤として殺し屋の仕事をこなしていく内に表情も良くなって声にも自信が溢れていて、そういうところがまた感覚を麻痺させていたんですね。ラストの黒船との会話が全てを物語っていました。あの「あれっ…」という台詞ね。
ほっそん曰くあて書きだそうです。確かにこんな悲惨な役は他の人には難しいかもな~

篠塚岳達
後でちょこんと結んだヘアスタイルといいスーツにサングラスとか教光さん反則だわ!笑
のらりくらりと適当にヤクザやって生きてきて結局サンサーラのことは何一つ信じてなくて、いつもご飯食べ損ねて(この演出は秀逸でした)、相反する潮田とは別な意味で人間くさいキャラでした。
でもフィリピンで遊んで暮らしている内にうっかり何かの紛争に巻き込まれて殺されそうよね。

潮田源治
武闘派ヤクザって時点であれだけど、組守るため極道の看板背負うためにヤクザを全うしているのだから篠塚よりまともなのかな。この話の人物は皆、欠陥だらけなのに視点変えたら普通になるのでそこがまた面白いところでした。演じる小川さんなりの設定で爪をヤスリで研ぐとか娘がいるとか(小川さんのスピンオフ設定ツイートより)繊細な演出もよき。ラフな黒スエットとスリーピースのギャップも素敵でした。

せりちゃん
藍川くんの中の人推しですが、物語の中で一番好きなキャラ聞かれたら彼を挙げます。飄々とした物言いゆるいファッション(ロングカーディガンと素足にスリッポンサイコー!)、全てが好き!でも殺し屋!あんな軽々しく人を殺すんだもん。カッコいいのに怖い。一推しキャラなのに悩ましいです。
せめて人を殺すことに嫌気がさしてもう人間にはなりたくない、とんびがいいなと空を見上げて言った彼の来世がそうでありますように。

甲斐
二推しキャラです笑。竹石悟朗さんをかれこれ3年ちょっと観てきたのですが、こんなにおバカで役立たずでカッコ悪い悟朗さん観たことないです。
そもそも自分のところでこの立ち位置にはキャスティングされないでしょう。いきなりキレたり言われたことがちゃんと出来ないアホさすら愛しい。
殺され方が悲惨過ぎて、泣く話ではないけどここだけちょっと悲しかった。

幸村満月
冒頭のホームレスが幸村先生だと確信したのは千秋楽でした。分からなかったというより違う次元に飛ばされてるってサンサーラ違うやん!と思っていたからなんですが。ホームレスが着けている時計が証明でした。結局サンサーラ失敗してたってことなんですね。きっと生きている間に信者からお布施ぼったくりまくったバチかしら笑。
先にも書いたけどバケツの水で溺死させられるシーンが一番の笑いどころだったことが恐ろしい。
でもあそこの笑いは物語が良いバランスに保たれている証拠なので、やっぱり奇妙な話ですよね。

黒船晃一郎
前回観た聡ちゃんの役が(バンタム7のクリーク・ブロー)とんでもないワルだったので、正反対の役キター!ってなって、また刑事3人の中で一番若手なのに実年齢が一番上というのが面白かったです。
藍川くんを殺した工藤を取り調べるシーン、最後の「あんた何言ってんだよ?!」が日に日に力入っていくのが観ていてよく分かりました。あそこで皆、正気に戻るんだから重要な役どころですよね。

境英則
推しキャラではないけど共感度一番高いです。
ヤクザから足洗って無農薬野菜作っていても人身売買の仲介でバックマージンで儲けているからアカン。そしてきっと篠塚の金をあわよくば…って気持ちあったはず。私が共感できるのは彼のそんな小市民でセコいところです。あと、結束さんの作業着姿が大好きです♪

狭間玲一
ネットリテラシーについて学ばなかったが為に殺されてしまった可哀想な人。
殺される直前の「僕は何処に行くんですか?」という台詞が達観していたし、撃たれた直後せりちゃんが軽く「もう一発」と言うのがまた怖かった~!
スレ立てて書き込みするところ、実は地味に好きなシーンです。ネット民のレスがリアル笑。

露口、松虫
蜂巣さんの20代には見えない貫禄が二つの全く違ったキャラを立たせていて見応えたっぷり。
オカマ露口は妙に可愛かった。性奴隷のいるお店の描写語るのリアルすぎィー!くたびれた中年男の見た目を申し分ないとかゴム手袋とか!笑
暗殺者松虫は甲斐くんの殺し方めちゃ怖かったけど、せりちゃんの死に際の願いを聞き入れてちゃんと死体を山に捨てた辺り割といい奴なのかも。
少ない出番でここまで考察させてくれて有難い。

常盤宗佑
有賀さんは初めて観る方なのですが、真面目な後輩黒船と対照的に口調とかいかにも軽くて実際そんな風に演じられていてリアルだなと思いました。見た目が刑事ぽくないので今度は真逆の役どころで観たいかも。
ネット民の台詞もあるある!って思って観てました。お前のスペック晒せやとか2ちゃんねるまとめサイトでよく見る笑。

唐戸利光
これまではほぼ星璃くんが最年少だったのですが、今回一番若手の方でした。役どころは今風の若者って感じかなと。多分やけど黒船が真面目にやってるのが何となく気に入らなくて、そろそろ暴力団との癒着に関わり始めた頃かも。演じる石見さんはアフタートークで○毛カットする教光さんを暴露したことが頭から離れませんすみません

藍川誠也
弟ポジションや従者、ライバルが似合う星璃くんがまさかのラスボスとは。私はこんな清らかで美しいオーラに包まれたラスボスは観たことがない。出番は少なかったけどインパクトは大きすぎました。
ほっそんには感謝しかないです本当にありがとうございます。藍川くんはサンサーラしたら次は昭和45年の大阪ですかね。時系列的にはFBIのプロファイラーかも?笑

今回の照明と音響もとても効果的で好きでした。
パチパチ鳴る音や裸電球や使用されたクラシック曲etc
細川作品でよく見る暗転の際にキャストが小道具運ぶ一連の仕草も計算されたスマートさだなぁ好きだなぁと思いましたね。
派手な殺陣やダンスは一切なくて、会話劇といっても一風変わった作風でしたが、全部観れて本当に良かったです。例え推しの出番は少なくても(笑)

2017年2月②

長くなってしまったので分けました。

2月18日 「暁!三國学園」(芸術創造館)
劇団ZTON河瀬仁志さん作の三國志パロディ学園バトルコメディ(と勝手に呼ぶ)。
どうやら再演らしい。三國志の人物を現代に当てはめて学園ものに仕立て上げた。
キャラの名前は三國志の人物名、魏呉蜀はカーストで分けられたクラス名でした。
Patchから有馬純くんが初客演でそれを目当てに観に行ったのですが、純くん殺陣頑張ってました。
掃除用具使った殺陣、斬新!
生徒会長曹孟子様の凛とした美しさにやられました。アイドル諸葛亮子ちゃんも可愛かったです。
しかし何故ラストで純くん演じる関羽くんがクラスメイトの趙雲くんとBL展開になるのか謎のままでした。まあ面白かったからいいか←
急遽、当日券で入ったので受付で有馬くんの扱いにして下さいと言ったのですが、お知り合いですかと聞かれました。有馬くんがいるPatchのファンですと主張するのもめんどくさかったので知り合いということにしておきました。ただのファンです!笑


2月25日 石原正一ショー「筋肉少女17」(コモンカフェ)
2014年にPatch8番勝負で「筋肉少年」を観ただけなのでオリジナルはもちろん初めて。
モンカフェという狭いハコでギャラリー30人くらいだったこともありめちゃくちゃ熱量高かった!
筋肉少年は少し削っているのだけどそれでも台詞とかまんまの場面がたくさんでした。
私はジャンプを初めとする少年漫画で青春を過ごした女なので、石原さんの繰り出す昭和生まれ限定の小ネタもほぼ分かったし、元カレがプオタだったのでプロレスネタもだいたい理解できました。
東さん演じるウォーズマンの娘がそらもうカッコ良くてですね…少年ではマイ推しくんの役でもあったので必然的に一番観てました。黒いライダース+インナーもボトムも黒というstyleがあんなにも似合うのは彼女の体型が素晴らしくバランスとれているからだと思うの。悪役のあわさん、さすがの存在感。
クラスタ的に面白かったのが、丹下さんの役が少年ではたっくんで、黒ぶち丸眼鏡おそろいのSPECTERのハリエットとノーム姉弟!
これはきっと狙ってのキャスティングですね…
山浦さん演じる用務員さんがお花育てていたし。
永津さんのロビン先生といい感じになっていたのですが、ティーチャークラウスとローザの道ならぬ恋やん!とオタク特有思考にまみれておりました。
帰りに牛丼かラーメンが食べたくなるお話でしたが、ちゃんと吉野屋に行きましたとさ。


2月26日 舞台「弱虫ペダル スタートライン」(オリックス劇場)
ついにペダステデビューしました!西田シャトナーさんだから前から興味はあったのですがなかなかチケットも取りにくくて。今回は新キャストということで割とすんなりチケットとれました。はい、林野たけちゃんの為です。だって御堂筋くんってたけちゃんが演じる為にあるような役じゃないですか!
村田さんが降りたならもうたけちゃんしかいないってくらいハマっていた…そしてトレブロあっさりコンプリート出来た←
原作未読だけど周囲にファンがそれなり多いのでキャラはほぼ分かるくらいの緩さですが、シャトナー演出馴染みありすぎてちゃんと話に入っていけました。破壊ランナーのおかげです(笑)
ていうかほぼ破壊ランナー観ている時の感覚でしたねパワーマイム!
キャラは手嶋くんが好きかなあ。鯨井くんが上手いからってこともあるけど。
兼ちゃんの銅橋くんすごくハマっていたのできっと4月の破壊ランナーでもソニックランナーだと思ったのに黒川役で驚いた。勿体ないな~
そうだ、意外だなと思ったのがけっこう歌唱シーンあるのに敢えて「ミュ」とは呼ばずあくまで「ペダステ」なんですね。シャトナーさんの拘りかー。
ペダステクラスタさんは是非破壊ランナーも観に行って欲しいです!(これが一番言いたかった)


イベント?というか今月はPatch現場が2つありましたのでそっちも残しておきます。

2月11日 「羽生蓮太郎」チケット&パチ合戦ブロマイド販売会 ( 森ノ宮ピロティホールロビー)
後の予定があったので早い時間に行きました。とりあえずブロマイドの販売数制限ありなので。
チケットは全て揃っていたので買うつもりはなかったのですが、元々キャパ少ないところの一般発売直前で用意した枚数も少なくてあっという間になくなってしまいました。
今年からスタッフになった勁剛くんが案内担当でスーツ姿が見れて嬉しかったな~
ブロマイド、最初は動きが良くなかったのか販売制限ないと言われて大人買いしたけど夕方には1セットに制限されていたと聞いて、この販売会だけの限定と煽らず売り方もうちょっと考えたら良かったのになーと思いました。だって年末あれだけお客入って地方から来た人多かったんですよ。ランダムでも需要あるに決まってるじゃん。そんで後から受注販売って。最初からそうしないことに何か意味でも?なんて思ってしまうやんごめん。


2月25日 タイトル忘れたけど仮装リレーマラソン大会 (森ノ宮キューズモール)
ごめんなさい、ホントにタイトル思い出せない。
キューズモール屋上のトラック使ってのチーム対向リレーマラソン(厳密には2時間でトラック何周出来るか競うもの)の司会進行と助っ人をPatchがやるというので夜勤明けに観に行ってきました。
事務所の決まりで写真撮影はだいたいNGがデフォですが、Patchの場合こういう一般人参加のイベントは撮影OKなことが多いです。宣伝の意味もあり運営側から拡散して下さいねと言われることもしばしば。素の彼らも観れて楽しいです。ただ直前告知が多いので予定が合わないこともあるかもですが、楽しい時間が過ごせます。舞台以外の彼らに触れたい人は機会があれば是非。

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